どうも先ほどから枕もとでアラームが鳴っているような気がしてならない・・・嗚呼私は糸魚川にいるんだっけか・・・ところで横を向いて目に入ったテーブルの時計は6時5分と表示されているのだが・・・そういえば始発って6時18分じゃなかったっけ・・・てかこれはまずいではないか! ということで慌てて起床となりましたww
列車は走る・・・姫川、頸城大野、根知、平野部から山奥に進んで行くに従って、フロントガラスに当たる雨粒が大きくなり、また少し明るくなってきた沿線には雪が吹雪いているのも見受けられるようになりました。小滝に着くと完全なる銀世界。未明に結構降ったのか、山の木々は見事に着雪しています。平岩では8分ほど停車時間があったので、少々写真を撮影。しかしながらなかなか凄まじい雪です・・・風が頻繁に吹いているというのが辛いですね。うっすらと明るくなってきた雪景色の中に佇む青+黄褐色の国鉄色。やはりこの塗り分けは新鮮ですが、重い雰囲気が良く合っているのではないでしょうか。まもなく発車時刻。このあたりはトンネルの連続で、真那板山トンネルを抜け、集落に差しかかってからしばらく走れば、北小谷。険しい山間を縫って走るだけあり、ここ北小谷周辺は俯瞰撮影地が充実していますが、この雪では残念ながら断念せざるを得ません。真に遺憾なのですが、今日は早く帰路に就くことにしましょう。中土を経て昨朝撮り歩いてきた撮影地を横目に通過して行くと、あっという間に南小谷。糸魚川からは1時間以上を要しているわけですが、不思議なものでまだ半時間ほどしか乗っていない気分。古豪キハ52の貫禄を存分に堪能した後は、大糸線は電化区間へ。今回は乗車中心となりましたが、それはそれでまた大変魅力的であります。またの機会に是非とも、再訪したいところです。
さて、立川から先は軽く済ませましょう。今日の5586レはロクヨン原色の1041号機が牽引とのことだったので、とりあえず府中本町の近くで撮ってました。がしかし・・・なんか、不覚にも、右端が切れてしまったのですよ・・・1本前のEF65で成功し調子に乗って望遠側で撮り過ぎたらこの結果・・・「萎え」の一言に尽きるといって良いでしょうorz まぁたまにはこういうこともありますよww
そして夕方頃帰宅となりました。
では、これにて旅行終了です(・∀・)
写真:大糸線キハ52形@南小谷
雪の中、発車を待つ。
2980文字
・糸魚川618→南小谷724目が覚めてから5分で着替えて顔洗って仕度して部屋を出ました。まぁ幸いにも旅行では荷物はあらかた前の晩にまとめてから寝るというくせがついてるんで仕度に関してはそう手間取らず、6時15分前には無事チェックアウト。ここで駅徒歩1分という立地が生きますね、ホテルを出ると遠目に改札口が見えるとは嬉しいですww さすがに辺りは真っ暗で人影は無く、ただ街灯が駅前を照らしているのみ。雨がそこそこ降っていて、路面では照らされた水溜りに幾度となく波紋が広がっているという光景。さて、18きっぷに班を捺してもらい入場すると、向かい側ホームの125号のエンジン音が構内に響き渡り、またこの始発の18分後に後を追って発車する平岩行の115号はまだ照明を落とされた状態で後ろで眠っていました。跨線橋を渡り、南小谷行の列車に乗り込みます。この時ちょうど発車ベル。ふとレンガ庫の方に目をやると、雨にうたれながら金沢の58がやはり停まっていました。まもなく、重々しい加速と共に列車は発進。去らば、糸魚川駅。さすがに一番列車だけあって車内は特別混んでいるわけではないものの、ボックスはほどよく埋まっています。とりあえず運転席後ろのロングシートに腰掛け、足元から伝わってくる心地よいエンジンの振動に身を揺られつつまだ暗い早朝の車窓をのんびりと眺めていました。
大糸線 キハ52 125
列車は走る・・・姫川、頸城大野、根知、平野部から山奥に進んで行くに従って、フロントガラスに当たる雨粒が大きくなり、また少し明るくなってきた沿線には雪が吹雪いているのも見受けられるようになりました。小滝に着くと完全なる銀世界。未明に結構降ったのか、山の木々は見事に着雪しています。平岩では8分ほど停車時間があったので、少々写真を撮影。しかしながらなかなか凄まじい雪です・・・風が頻繁に吹いているというのが辛いですね。うっすらと明るくなってきた雪景色の中に佇む青+黄褐色の国鉄色。やはりこの塗り分けは新鮮ですが、重い雰囲気が良く合っているのではないでしょうか。まもなく発車時刻。このあたりはトンネルの連続で、真那板山トンネルを抜け、集落に差しかかってからしばらく走れば、北小谷。険しい山間を縫って走るだけあり、ここ北小谷周辺は俯瞰撮影地が充実していますが、この雪では残念ながら断念せざるを得ません。真に遺憾なのですが、今日は早く帰路に就くことにしましょう。中土を経て昨朝撮り歩いてきた撮影地を横目に通過して行くと、あっという間に南小谷。糸魚川からは1時間以上を要しているわけですが、不思議なものでまだ半時間ほどしか乗っていない気分。古豪キハ52の貫禄を存分に堪能した後は、大糸線は電化区間へ。今回は乗車中心となりましたが、それはそれでまた大変魅力的であります。またの機会に是非とも、再訪したいところです。
・南小谷730→松本936ここからは新鋭E127系。昭和40年製のキハ52とは全く対照的ですねww また、車両の雰囲気からしてもなんとなく、東日本区間に入ったことを実感するのは気のせいでしょうか。さて、松本までは2時間あまりの道のり。発車してから千国あたりまではしばらく低速での運転が続きましたが、その後はかなり雪が舞っているものの次第に速度を増し、快調に運転。やがて白馬に到着。夜は明けて、ずいぶんと明るくなりました。信濃大町からは車掌が乗務し、また少々の停車時間。中線を見るとDD16の排雪列車が停まっていました。その後も列車は南下を続け、豊科を過ぎたあたりから乗客がにわかに増えてきて、終点の松本には結局5分ほど遅れて到着。
大糸線 クモハE127-108
・松本940→甲府1139松本では接続を取ってくれて、甲府行の普通列車に無事乗車。どこかでロクヨン重連の専用貨物列車とすれ違ったように思います。まぁこの界隈では0番台がまだまだ現役で活躍してますからね。塩尻では10分ほどの停車時間。駅弁(とり釜飯)を買ったり、小野回りのクモハ123などを撮ったりしてました。後続の特急が遅れていた関係で、こちらも5分ほど遅れて発車。みどり湖回りで岡谷まで短絡する新線を経由します。あとは駅弁を食べたり車窓を眺めたりしながらひたすらまったりと。ちょうど1年ほど前に訪れた小淵沢〜長坂の大カーブを見ているうちに眠りに誘われ、うつらうつらとしていると既に列車は甲府に到着しようとしていました。
篠ノ井線・中央本線 モハ114-1190
・甲府1141→高尾1313再び中央本線を乗り継ぎます。こちらもやはり接続をとり、3分ほどの遅れを引きずったまま発車。甲府からの車窓は盆地を見ながらの山越えでなかなか面白いものです。勝沼ぶどう郷、甲斐大和、笹子、初狩あたりなんかは特に。このあたりではまだ雪景色が見られましたが、大月を過ぎてくる頃になると次第に晴れ間が見えるようになってきました。予報では東京は晴れとのことです。実は神奈川県の藤野と相模湖を通過し、最後の山を越えると、終着の高尾。
中央本線 モハ114-366
・高尾1317→立川1334オレンジ色の201系、首都圏に戻ってきたなという心持ち。とりあえず南武線に乗るべく立川まで乗ります。そういえば中央快速線、ついこの間からE233系の投入が開始されたようですね。5日の晩に新宿でちらりと目にしたのみで、まだ乗ったことはありませんが、ずいぶんと進歩したようで。常磐線もいつの間にかE531系が数を増し、グリーン車までついたかと思いきや、今度は中央線にE233系。目まぐるしく状況が変わっていきますね。
中央本線 モハ201-202
さて、立川から先は軽く済ませましょう。今日の5586レはロクヨン原色の1041号機が牽引とのことだったので、とりあえず府中本町の近くで撮ってました。がしかし・・・なんか、不覚にも、右端が切れてしまったのですよ・・・1本前のEF65で成功し調子に乗って望遠側で撮り過ぎたらこの結果・・・「萎え」の一言に尽きるといって良いでしょうorz まぁたまにはこういうこともありますよww
そして夕方頃帰宅となりました。
では、これにて旅行終了です(・∀・)
写真:大糸線キハ52形@南小谷
雪の中、発車を待つ。
2980文字
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さて、午後は乗車です。糸魚川に着くとやはりありましたね、レンガ庫。80年以上もあるそうで、今なおこういうのが現役というのは全国でもなかなか珍しいようです。そばで金沢の国鉄色キハ58がアイドリングしてましたが、レンガ庫と相まってなかなか良い感じの風景でした。さて、北陸本線に乗りましょう。
写真:城端線貨物列車@高岡
牽引機はDE10 1035。エンジンをふかしつつ、発車を待ちます。
3412文字
・糸魚川1257→富山1409475系、かつては急行形電車として活躍した系式ですが、今では北陸本線の普通列車として運用されています。車端部が一部ロングシートになってたりするものの、やはりデッキがあるあたりなんかはさすが急行形といった感じ。ボックスシートのテーブルもそこそこ広く、あとは側面に整然と並んだ車窓なんかもただの近郊型電車とは一線を画したような感じがありますが、しかしながらやはり近郊型であるというのは事実で、特に朝なんかは2扉というのは結構な障害になっているような気がするものです。同じことは583系の生まれ変わり419系にも言えますね。さて、しばらくレンガ庫や52・58を撮ったらもう発車時刻。毎度のことですが、親不知とはなかなかの駅名。このあたりはトンネルの連続で、合間にはしけの日本海が車窓にのぞきます。のんびりしているうちに泊を過ぎ、生地のあたりで私は眠りに誘われ、気がつけば魚津。駅間は案外長いもので、平均して4分ほどかかってますね。で、富山到着。
北陸本線 クモハ475-50
・富山1423→高岡1443さて、氷見線を目指すべくもう少し足を伸ばして高岡へ。富山からは20分。糸魚川では雪まじりの雨でしたが、車窓を見てみるとどうやら降水は無く、西の空にかすんだ太陽が見えます。とりあえず天候は悪くは無いということでしょう。
北陸本線 サハ455-8
・@高岡さて、ホームに降り立ってみると、向かい側の城端線ホームに何やら長い貨物列車が停まっています。先頭へ回ってみると、機関車は原色DE10。いやぁ、いつかはじっくりと見てみたいものだと思ってましたよ、DE10。とりあえず向かい側から、ホームから、色々と撮影。この機関車は入換用のイメージが強いですが、こういった立派なコンテナ貨物の任にも就くんですね。それにしてもこの左右非対称の美しさがなんともいえない感じです。ボンネットは短い側と長い側があり、それぞれ2軸・3軸が配されているという独特な姿。ちなみに3軸の方は1軸ずつ台車が分かれているようです。近くで見てみると、前々から聞いていた通り運転台は線路に平行。機関士は横を向いて運転するということですねww 入換用という本来の使命を重視した結果でしょうか。とはいえども、貨物などを牽引して低規格路線にも入線できるように軸重を考慮されているようで、いわば万能な機関車です。DE10は機関音を唸らせ、コキを連ねて停車中。ちょうど薄い夕陽が前面に当たって何となく「郷愁」といった感じの雰囲気でした。まぁDD51にしろDE10にしろ、ディーゼル機関車というのは個人的にはなかなか新鮮な感動を覚えると言って良いでしょう。
・高岡1459→氷見1527さて、DE10を撮り終えた後は氷見線のホームへ。2両のキハ47が停まっていました。豊岡のよりは幾分か濃いワインレッドの下地に、白帯を巻いた塗装。乗り込んでまったりしていると、先ほどの貨物列車がゆっくりと動き出していました。後で調べてみるとこの列車、城端線で一駅の二塚まで運転されるコンテナ列車1454レとのこと。また同線はこれを含め1日2往復の貨物輸送があるようです。さて、氷見線。一度も乗ったことはなかったので、この機会に乗っておこうということです。駅数8駅、全長16.5kmと結構短い路線です。とはいえ渋谷〜たまプラーザが17.1kmですから、そう考えると駅間の差がよく分かるような気がww まもなく列車は発車。家々の間をすり抜けるようにゴトゴトと走行。やがて能町という駅に到着。氷見線も貨物輸送があり、この能町から伏木の間は実は工業地帯が広がっています。所々コンテナ列車が停まっている様子が見受けられたり、工場の立ち並ぶ間を旅客列車が行くのは鶴見線を彷彿させますww 水路を挟んだ対岸には高岡貨物駅があるようです。伏木を過ぎてしばらくすると風景は一変。やがて有名な雨晴駅に到着。このあたりは氷見線と富山湾が最も接近する所で、松林や砂浜や奇岩が車窓に見られます。雨晴といえば例の「義経」でも紹介されたことがありましたね。で、よくよく水平線のあたりを見てみるとおぼろげに立山連峰が見えます。そして雨晴を過ぎれば、まもなく終点の氷見。
氷見線 キハ47 138
・氷見1534→高岡1605折り返し時間は7分と短く、とりあえずスタンプを捺して再び乗車。来た同じ道をまた戻って行く・・・盲腸線乗り潰しの醍醐味でしょうか。30分ほど走れば高岡に戻って来ます。地方交通線としては列車本数も多く、高岡近郊を走っているだけあり賑わっている感じです、氷見線。さてホームに降りて歩いていると、くるみ氏らの顔が前に見えるではありませんかww これはなかなか驚きましたね、彼らも旅行のようで。それにしても高岡で会うとはww この後氷見線に乗るようです、それではお気をつけて。
氷見線 キハ47 138
・高岡1618→富山1636本来高岡で待避する予定だったトワイライトエクスプレスは遅れている模様。富山で抜かされるとのことで先に発車。城端線のホームにはいつの間にか先ほどのコンテナ列車が戻ってきていました。ローカル線の貨物輸送、なかなか魅力的です。次第に空は明るさを失い始める中、列車は高岡を後にし北陸本線を東進します。
北陸本線 クハ412-2
・富山1652→糸魚川1808富山にて間もなく入線してきたトワイライトエクスプレスを向かい側から撮影。深緑の機関車と車体が高級感を醸し出してますね。そして行先は札幌、恐らく日本最長距離を走破する列車でしょうか。わずかの停車時間の後、列車は黄昏の中へと去って行きました。さて、再び北陸本線を乗り継ぎます。残念ながら今回は419系に乗ることは無かったですね。直江津行に乗り込み、乗車すること1時間あまり。色々な人が乗り降りしていきますが、黒部あたりでは既に辺りは真っ暗。その後はトンネルに入ったり抜けたりして、親不知を出ればもうまもなく今日の目的地、糸魚川に到着です。
北陸本線 モハ474-52
・@糸魚川ゑびやというホテルです。何よりも立地が素晴らしい。駅から歩いて1分かかってません、たぶん。駅前のロータリーを横切り、アーケードを行けばすぐそこです。夕食は駅前のあおい食堂という所でとんかつ定食などを。量が多かったww さて、部屋に戻り天気予報を。明日の天気・・・北日本に抜けた低気圧はいわゆる「爆弾低気圧」で、明日の日本海側は凄まじい風雪になる見込みとのこと・・・嗚呼orz これではどうやら撮影が厳しそうですね・・・それよりもむしろ、列車が止まって身動きがとれなくなってしまう可能性も無くは無いわけで、早めに帰った方が賢明かもしれません。とりあえず明朝は始発の大糸線に乗ることにし、「風林火山」や「白虎隊」の予告などを見たりしつつ、9時半頃眠りに就きました。
写真:城端線貨物列車@高岡
牽引機はDE10 1035。エンジンをふかしつつ、発車を待ちます。
3412文字
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厳冬の大糸線 Part 2
2007年1月6日 鉄道と旅行
やはり俯瞰撮影とは面白いものですね。ハマりだすと案外止められないものかもしれませんww 被写体があんまり小さすぎても微妙なんですが、高く登るほどそれを補う分だけ良い景色が展開しているということでもあるので。また長編成だと迫力がありますが、単行というのもそれはそれで絵になるものです。
キハ52はゴトゴトとすぐそばを通過し、やがて去って行きました。無事撮影を終え、また中土方面へ。並走する国道は大きなトンネルが山々を一直線に貫いていて、地上に出てくるのは中土を過ぎてしばらくしたあたりなので、とりあえず川に沿って曲がりくねった旧道の方を行きます。山間部だけありシェルターが多く、やがて右手から大糸線の橋が表れました。ここもなかなか良い感じの撮影地でしたが、予定している地点はまだ先なので中土駅を通り過ぎ、国道との交差点へ。
やって来たのはやはり125号。雪の崖を背景に、ゴトゴトと鉄橋を渡る姿を側面から収めました。初めて見ましたが、いや、なかなか貫禄があるのではないでしょうか。赤い方とはまた一味違った魅力を感じます。そして折り返しの方も待つことしばらく。今度はトンネルを抜けてきて鉄橋を渡るところをインカーブ気味に1枚撮影。2枚目は流しに無事成功して、一息といったところです。さて、戻ることにしましょう。だんだんと雪が激しくなって来ました・・・
写真:大糸線キハ52形@中土〜北小谷
雪の姫川を渡る国鉄色。
2474文字
・@南小谷〜中土さて、420Dを撮影後は山を降り、中土方面へと再び歩き始めます。15分ほど行くとやがて姫川へ注ぐ小さな沢を渡り、工事現場が見えてきて、すると奥の方にある少し小高くなった場所から線路を小俯瞰することができるので、南小谷で折り返してきた423Dはここにて撮影することにします。雪の積もった山をを背景に据えて、高い杉に挟まれた線路を狙うことができるポイントです。そういえばちらついていた雪が少し多くなってきたような気がします・・・ここで自作のレンズフードが活躍。自作というのも、紙コップの底を抜いて縁にテープを巻いただけのかなり簡単なものなんですが、これが上手い具合に合うんですよww 丁度良い角度でコップが外に開いているので広角側でも画面に映り込むことは無く、小程度の雪や雨は防いでくれます。そして待つこと10分弱、国鉄色がやって来ました。縦構図が生きる場所です。
キハ52はゴトゴトとすぐそばを通過し、やがて去って行きました。無事撮影を終え、また中土方面へ。並走する国道は大きなトンネルが山々を一直線に貫いていて、地上に出てくるのは中土を過ぎてしばらくしたあたりなので、とりあえず川に沿って曲がりくねった旧道の方を行きます。山間部だけありシェルターが多く、やがて右手から大糸線の橋が表れました。ここもなかなか良い感じの撮影地でしたが、予定している地点はまだ先なので中土駅を通り過ぎ、国道との交差点へ。
・@中土〜北小谷さらに、不気味な暗いトンネルを抜けると、今度は左手にまた橋が見えてくるので、ここが撮影地です。対岸の崖から狙います。最初は上りの424D、そして次は折り返してきた下りの425Dですが、運転計画によればこのA1運用はついこの間デビューした青+黄褐色の国鉄色キハ52 125が走るようです。先ほどの赤い国鉄色はもちろんのことですが、この青い国鉄色は個人的にはより斬新な印象があります。ということで、期待しつつカメラを準備。
やって来たのはやはり125号。雪の崖を背景に、ゴトゴトと鉄橋を渡る姿を側面から収めました。初めて見ましたが、いや、なかなか貫禄があるのではないでしょうか。赤い方とはまた一味違った魅力を感じます。そして折り返しの方も待つことしばらく。今度はトンネルを抜けてきて鉄橋を渡るところをインカーブ気味に1枚撮影。2枚目は流しに無事成功して、一息といったところです。さて、戻ることにしましょう。だんだんと雪が激しくなって来ました・・・
・川尻953→北小谷1003北小谷まではバスに乗ります。先ほどの交差点のそばに川尻というバス停があり、そこから北小谷駅までは10分ほど。まもなくマイクロバスがやって来て、乗車。乗客は私含め2人。そういえば少し前に来た別の方面へ向かう村営バスは大型にもかかわらず誰も乗ってませんでした・・・雪の中去って行く空のバスはなんとなく寂しげ。乗車した平岩方面のバスは、交差点を曲がるとまもなく平倉トンネル・外沢トンネルに入り、そして長い道のりを抜けると北小谷の一帯を一望しながら坂道を下って行きます。そして北小谷に到着。バスを降りると天気は雪まじりの雨。結構降っていたのでひとまず駅の待合室へ。
小谷村営バス
・@北小谷さて、とうとう天気が崩れ雨が降り出してしまいました・・・とりあえず様子を見ることに。無人の待合室でしばしまったりとしつつ、外を見るも、収まるどころかむしろだんだん激しくなっているようにさえ思えます。北小谷到着後は俯瞰撮影地を回って3本ほど列車を撮る予定だったのですが、どうやらこれでは無理な予感orz 強行すればなんとかなるのかと考えるも、第一、俯瞰撮影に求められるのはまず良好な視界ですから、これはかなり厳しいわけです。天気回復の見込みが無いことや今後の撮影の難しさも鑑みて色々と考えた結果、結局12時7分発の427Dで糸魚川へ出て、北陸本線と氷見線に乗るという乗車旅行へ切り替えることにしました。天候が悪く残念な限りなんですが、ここは止むを得ません。雨足は一層強くなり、南小谷行の426Dを辛うじてホームで撮影。同じく撮りに来たという方がいてしばらく話をしましたが、やはりこの天候ではどうにも無理で残念とのこと。やがて、青い国鉄色の糸魚川行がやって来ました。
・北小谷1207→糸魚川1248さて、キハ52に乗車です。まぁ撮るのも良いですが乗るのも良いものです。撮れない時は諦めて乗ることにしましょう(・∀・) 特に車両が40年物のキハ52ともなるとなかなか感慨深いものですよ。車内は案外混んでいます。床下から伝わってくるDMH17の機関音、ほっとするような暖房、窓の結露と雪景色の車窓。改めて思いますが、撮るにしろ乗るにしろ、極めて魅力的な路線であります、大糸線。根知では赤い国鉄色と交換し、列車は一路糸魚川へ。頸城大野からは平野部を走り、まもなく終点の糸魚川に到着となりました。
大糸線 キハ52 125
写真:大糸線キハ52形@中土〜北小谷
雪の姫川を渡る国鉄色。
2474文字
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厳冬の大糸線 Part 1
2007年1月6日 鉄道と旅行 コメント (4)
いやもう、正に「厳冬」ですよ・・・予報が芳しくないのにはやや懸念があったものの、天候がここまで厳しいとは。さて、大糸線を撮りに行って来ました、と言っても撮ったのは6日午前のみ・・・同日晩は糸魚川に宿をとり連日で撮影に臨むという予定でしたが、想定外の天候で旅程をずいぶん変更となりました。
画面の中をトコトコ駆けて行く国鉄色キハ52・・・ここまで高い所まで登ると列車もかなりゆっくりと見えるものなんですね。2枚ほどシャッターを切りました。雪に染まった景色の中を走って行く単行列車、美しい風景です(・∀・)
写真:大糸線キハ52形@中土〜南小谷
赤とクリームを纏った115号が早朝を行く・・・
1540文字
・新宿2354→白馬545新宿には23時前に着き、Sasa氏と共にえちごとか583系ゲレンデ蔵王とかを撮ってました。まぁ583系、いつ見ても美しいものです。仙台車は特に整備が行き届いている感じですね。そういえば未だ検査入場中の秋田車の方は気になりますが。さて、撮影を終えたところで旅立ちの夜行列車へ。大糸線へのアプローチはムーンライト信州です。懐かしいですね、この列車・・・乗るのは約2年ぶりといったところでしょうか。あさま色183系での運用。とここで、Sasa氏の友人がどうやら出発日を勘違いしていた模様で、とりあえず大糸線までは彼と共に向かうことになりました。乗り込む・・・残念ながら簡易リクライニングシートorz ガクンと背もたれが倒れ、力を抜くと戻ってきてしまうという、アレですww そして列車は定刻に新宿を発車、夜の中央本線を下り始めたのでした・・・さすがは臨時列車、ノロノロと走行。1時半頃まで雑談し、眠りに就いたのはおそらく大月を過ぎた辺り。途中で微妙に目が覚めた気がしないでもなかったですが、起きたら松本に着いてました。松本からは特急列車とほぼ同じ速度でいきなり飛ばし始め、1時間あまりで終着の白馬に到着となりました。
快速ムーンライト信州 クハ183-1528
・白馬600→南小谷620粉雪が舞い、結構寒い・・・そんな中やって来たのはE127系の快速。まだ夜の明けぬ大糸線を列車は北上、そして間もなく終着の南小谷に到着。いよいよここまで来ましたね、東日本と西日本の境界駅。ここから先は非電化区間、そして国鉄色の聖地ということです。
大糸線快速 クハE126-111
・@南小谷〜中土さて、暗い中を中土方面へ向け歩き始めます。途中からわずかずつ空が青くなってきました・・・夜明けがそろそろなのでしょう。そしてとりあえず2年前に来たことのある宮本踏切に到着しました。雪は思ったほど積もってはおらず、まだ枕木が見えていて、また辺りも完全に覆われているといったわけではありませんでしたが、とはいえやはり冬の景色です。Sasa氏は少し撮った後に中央西線経由で名古屋に出るとのことだったので、彼とはここで別れ、私はこの辺りを俯瞰できる地点を目指し再び移動しました。つづら折の坂道を登っていくと小さな集落があり、眼下には姫川と、それに並行して走る大糸線の線路を見渡すことができます。最初の南小谷行の420Dはここで狙うことにしましょう。空は結構明るくなりました。しかしながら天気は曇り。雪もわずかにちらついています。あれこれしているうちに、まもなく時刻となりました。
画面の中をトコトコ駆けて行く国鉄色キハ52・・・ここまで高い所まで登ると列車もかなりゆっくりと見えるものなんですね。2枚ほどシャッターを切りました。雪に染まった景色の中を走って行く単行列車、美しい風景です(・∀・)
写真:大糸線キハ52形@中土〜南小谷
赤とクリームを纏った115号が早朝を行く・・・
1540文字
・急行銀河
今日は鉄研旅行の出発日のようだったので見送りに行って来たんですが、とりあえずその前に東京駅へ。というのも、急行銀河を撮っておこうと。まぁ夜遅い夜行列車というのはこういう時でないとなかなか撮る機会が無いですからね・・・ホームに上がってみると乗車口付近にはまばらに列車を待つ人の列が。やがて定刻よりちょっと早めに、神田側からEF65 1112を先頭に列車が入線してきました。後ろに連なるのはもちろん青い寝台客車、ブルートレイン。この深い青を目にしたのは結構久々のように思います。それにしてもなかなか感慨深いものですよ、荘重に滑り込んでくるこの姿は。そしてゆっくりと停車し、扉を開いてしばしの停車時間。ホームの灯りを反射する青い車体とか、「銀河」のテールマークとかが何とも言えない哀愁を醸し出してます。山手線や京浜東北線が頻繁に行き交う中で掲げる「大阪」の行先、今となってはある種異様な存在。まぁよく今まで走り続けてますね。機関車にヘッドマークこそは無いものの、歴史も長いこの列車、東京大阪を結ぶ伝統の列車として今後も永く存続してほしいものです。で、列車は23時ちょうどに発車していきました・・・
・見送り
さて、銀河の後は鉄研旅行の見送りのために品川へ。ムーンライトながら91号で出発とのこと。どうやら2年前の私の時の四国旅行を逆回りに進むという行程のようで。ところで、もうあれから2年なんですか・・・早いもので。あの時は確か私含め3人という、ボックス1つも埋まらない人数での旅行でした、懐かしやww 今回は盛況で見たところ10人ほどいたようです。皆さん、頑張って下さい。さて、旅行前のこの雰囲気というのは、当事者はもちろんのこと、見送る側にとってみてもなんとなく独特の興奮感ですね。特に夜行というのも相まって期待が膨らむところでありましょう。ながら91号は30分ほど臨時ホームに停車。入線から出発までが長い列車というのはなかなか良いものです。とはいえ、やて・海芝各氏と雑談しつつその半時間ほどはすぐに過ぎ、発車時刻です。それでは、お気をつけて(・∀・)ノシ
・帰路
それからすぐに家路へ・・・ギリギリで長津田行の終電に間に合うので。それにしても今日は駅も列車もかなり混んでますね・・・まぁ忘年会シーズンということでしょう。
そして一日もお終い。
写真:急行銀河@東京
発車を待つ。
1079文字
今日は鉄研旅行の出発日のようだったので見送りに行って来たんですが、とりあえずその前に東京駅へ。というのも、急行銀河を撮っておこうと。まぁ夜遅い夜行列車というのはこういう時でないとなかなか撮る機会が無いですからね・・・ホームに上がってみると乗車口付近にはまばらに列車を待つ人の列が。やがて定刻よりちょっと早めに、神田側からEF65 1112を先頭に列車が入線してきました。後ろに連なるのはもちろん青い寝台客車、ブルートレイン。この深い青を目にしたのは結構久々のように思います。それにしてもなかなか感慨深いものですよ、荘重に滑り込んでくるこの姿は。そしてゆっくりと停車し、扉を開いてしばしの停車時間。ホームの灯りを反射する青い車体とか、「銀河」のテールマークとかが何とも言えない哀愁を醸し出してます。山手線や京浜東北線が頻繁に行き交う中で掲げる「大阪」の行先、今となってはある種異様な存在。まぁよく今まで走り続けてますね。機関車にヘッドマークこそは無いものの、歴史も長いこの列車、東京大阪を結ぶ伝統の列車として今後も永く存続してほしいものです。で、列車は23時ちょうどに発車していきました・・・
・見送り
さて、銀河の後は鉄研旅行の見送りのために品川へ。ムーンライトながら91号で出発とのこと。どうやら2年前の私の時の四国旅行を逆回りに進むという行程のようで。ところで、もうあれから2年なんですか・・・早いもので。あの時は確か私含め3人という、ボックス1つも埋まらない人数での旅行でした、懐かしやww 今回は盛況で見たところ10人ほどいたようです。皆さん、頑張って下さい。さて、旅行前のこの雰囲気というのは、当事者はもちろんのこと、見送る側にとってみてもなんとなく独特の興奮感ですね。特に夜行というのも相まって期待が膨らむところでありましょう。ながら91号は30分ほど臨時ホームに停車。入線から出発までが長い列車というのはなかなか良いものです。とはいえ、やて・海芝各氏と雑談しつつその半時間ほどはすぐに過ぎ、発車時刻です。それでは、お気をつけて(・∀・)ノシ
・帰路
それからすぐに家路へ・・・ギリギリで長津田行の終電に間に合うので。それにしても今日は駅も列車もかなり混んでますね・・・まぁ忘年会シーズンということでしょう。
そして一日もお終い。
写真:急行銀河@東京
発車を待つ。
1079文字
っていう名前なのかは定かでは無いんですがね。要は、今朝は田園都市線を撮ってました。まぁもちつきの集合が10時20分にもかかわらずほぼ普段通りに起きて、そのまま何もしないのも萎え、ということで、それとあと昨日復活したS2ISを試すという目的も兼ねて、主としてその二子橋近くの河川敷上でマッタリ撮ってました。
・@二子新地
下りホームに突如現れたのは31K運用の8606F。一応メモってあったにもかかわらずボーッとしてたらいきなり来てしまいましたが、肝心のインカーブこそは逃したもののとりあえずホームにて流し撮りっぽい出来のは撮れました。まぁ微妙と言えば微妙なんですが、右半分にぴったり収まった幕搭載車の姿と、左半分で流れる後景との調和は案外良いものかもしれません。
・@二子玉川〜二子新地
その後多摩川に架かる橋へ。ロードレース会場の駐車場を見下ろしつつ、河川敷の上方から橋にカメラを向けて上り列車を色々と撮影。さすがに平日の朝だけあって運転間隔も極めて短く、小一時間ほど撮っててもそう飽きるものではありませんね。まぁ運転間隔はもとより、走ってる車両の種類が多彩なのもこの路線ならではの特色か。ところで今日は曇天だったわけですが、途中で上手い具合に朝日の斜光線が差した時間があり、ちょうど東武50050系がそれに映えてなかなか良い感じでした。すっきりと晴れた日に再び訪れたい場所であります。背景に高く聳えるビルの構図処理が難点なんですがね。
・@梶が谷〜宮崎台
流し撮りの練習をするべく、7月に末長隧道飛び出しを撮った付近へ。まぁ一つ分かるのは、やはり流しは難しい・・・一応被写体の速度に合わせてカメラを振ってるつもりでも後で確認するとなかなか止まってくれるものではないので。まぁ上下方向のブレはほぼ無いゆえ、あとは思い通りの位置に確実に速度を合わせると、そういうことでしょうか。正面を止めたつもりでも実は側面が止まってた、とか、色々ありますww
そしてもちつきへ赴きました。
写真:田園都市線8500系@二子新地
急行列車快走。
947文字
・@二子新地
下りホームに突如現れたのは31K運用の8606F。一応メモってあったにもかかわらずボーッとしてたらいきなり来てしまいましたが、肝心のインカーブこそは逃したもののとりあえずホームにて流し撮りっぽい出来のは撮れました。まぁ微妙と言えば微妙なんですが、右半分にぴったり収まった幕搭載車の姿と、左半分で流れる後景との調和は案外良いものかもしれません。
・@二子玉川〜二子新地
その後多摩川に架かる橋へ。ロードレース会場の駐車場を見下ろしつつ、河川敷の上方から橋にカメラを向けて上り列車を色々と撮影。さすがに平日の朝だけあって運転間隔も極めて短く、小一時間ほど撮っててもそう飽きるものではありませんね。まぁ運転間隔はもとより、走ってる車両の種類が多彩なのもこの路線ならではの特色か。ところで今日は曇天だったわけですが、途中で上手い具合に朝日の斜光線が差した時間があり、ちょうど東武50050系がそれに映えてなかなか良い感じでした。すっきりと晴れた日に再び訪れたい場所であります。背景に高く聳えるビルの構図処理が難点なんですがね。
・@梶が谷〜宮崎台
流し撮りの練習をするべく、7月に末長隧道飛び出しを撮った付近へ。まぁ一つ分かるのは、やはり流しは難しい・・・一応被写体の速度に合わせてカメラを振ってるつもりでも後で確認するとなかなか止まってくれるものではないので。まぁ上下方向のブレはほぼ無いゆえ、あとは思い通りの位置に確実に速度を合わせると、そういうことでしょうか。正面を止めたつもりでも実は側面が止まってた、とか、色々ありますww
そしてもちつきへ赴きました。
写真:田園都市線8500系@二子新地
急行列車快走。
947文字
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秩父鉄道 Part 4
2006年11月12日 鉄道と旅行
撮影もいよいよ終盤に近づいてきました。影森付近での貨物列車を撮影し終えた後は、浦山口あたりでのんびりと撮り歩くことにしました。のんびり、とはいえもうすぐ三峰口からSLが帰ってくる時間ですね。木々はまだ紅葉が今ひとつといった感じですが、秋の風景を行く姿をしっかりと収めたいものです。
・@浦山口〜武州中川
しばらく曲がりくねった国道を歩くと浦山口駅が見えてきます。ほとんどが交換駅という秩父鉄道では珍しく、1面1線の小ぢんまりとした駅。駅の下をくぐり、武州中川方面へ向けてしばらく歩いて行くと浦山川という川が下に見えてきます。列車はここに架かる短い鉄橋を渡って行くわけですが、少し先に進んで河原に降りてみると良い感じでこの橋を見上げられる場所があったので、SLはここで撮影することにしました。川は水を湛えてゆっくりと流れて行きます。で、よくよく見てみると水鏡が出来ているんですね。赤い鉄橋の姿が川面に映し出されています。ここでSLが撮れるとはなかなかの光景ではないですか。
ということで期待は高まり、しばらくまったりと普通列車を数本撮影します。しかし、こうしているうちに期待とは裏腹に不安も募ってきました・・・というのも少しでも風が吹くと波が立って水鏡が崩れてしまうんですね。それも何故か列車が通過する直前になっていきなり風が吹いたりして、とりあえずまともに写ったのは1枚のみ。完全な無風だと安心して撮影できるのですが、今日はそうもいかなさそうです。こういった部分は完全に運まかせということですね。
さて、いよいよSLの通過時刻が近づいてきました。水面には先ほどから細波が立っていて、風が止むことを願いつつ、緊張の時は過ぎます。そして3分ほどするとなんとか風が感じられない程度になり、波も収まってきました。次第に鉄橋の姿を取り戻し始める水鏡、このまま無事回復してくれると良い感じです。やがて響いた汽笛、遂にやって来ました。ふと水面を見ると鏡は元通り、そしてまもなく左手からSLが姿を現し、青空を背に煙を吐きながら鉄橋を渡って行きます。一瞬でした。水鏡も無事成功。空には雲も無く、絶好のタイミングだったといえましょう(・∀・)
そして通過した直後くらいに再び風が吹き始め、みるみるうちに鏡が崩れていきました。SL通過の時だけ風が止んだとは、運が良かったですね、本当に。
SLを無事撮影後は周辺をロケハン。南側の山には浦山ダムも見えましたが、あの高さまで道を登って行く気力はあまり残っていなかったので近辺を適当にぶらつくも、なかなか適したポイントは見つかりません。とりあえず鉄橋を渡る三峰口行の普通列車を正面から狙った後、山側へ大回りし、そして最後は上りの秩父路の後追いを仰角で撮影して終了となりました。後半はハイキングみたいな感じでしたww
・浦山口→御花畑
さて、去る時がやって来たようです。浦山口を16時に発車する列車に乗ります。列車がホームに入って来た頃、ちょうど向こう側の山に太陽が隠れ辺りが暗くなってきました。黄昏が迫って来ています。来たのは5000系、銀色の元地下鉄車両。夕暮れの近づく中列車は走り、まもなく御花畑に到着。秩父鉄道ともお別れです。
・西武秩父→池袋
帰りは疲れたこともあり、レッドアローに乗って帰ることにしました。専用の改札口から入り、乗車。車内はなかなか快適で良い感じ。やがて発車し、秩父線内は横瀬に停車した後は飯能まで通過します。この頃にはすっかり日も暮れて、その後はさすがは特急といった感じで池袋線を飛ばしていきました。そこそこ速く快適、620円の価値はあるのでは。
そんな感じの一日、そして誕生日でありました。
写真:SLパレオエクスプレス@武州中川〜浦山口
水鏡に姿を写し、秋の秩父路を行く。
1642文字
・@浦山口〜武州中川
しばらく曲がりくねった国道を歩くと浦山口駅が見えてきます。ほとんどが交換駅という秩父鉄道では珍しく、1面1線の小ぢんまりとした駅。駅の下をくぐり、武州中川方面へ向けてしばらく歩いて行くと浦山川という川が下に見えてきます。列車はここに架かる短い鉄橋を渡って行くわけですが、少し先に進んで河原に降りてみると良い感じでこの橋を見上げられる場所があったので、SLはここで撮影することにしました。川は水を湛えてゆっくりと流れて行きます。で、よくよく見てみると水鏡が出来ているんですね。赤い鉄橋の姿が川面に映し出されています。ここでSLが撮れるとはなかなかの光景ではないですか。
ということで期待は高まり、しばらくまったりと普通列車を数本撮影します。しかし、こうしているうちに期待とは裏腹に不安も募ってきました・・・というのも少しでも風が吹くと波が立って水鏡が崩れてしまうんですね。それも何故か列車が通過する直前になっていきなり風が吹いたりして、とりあえずまともに写ったのは1枚のみ。完全な無風だと安心して撮影できるのですが、今日はそうもいかなさそうです。こういった部分は完全に運まかせということですね。
さて、いよいよSLの通過時刻が近づいてきました。水面には先ほどから細波が立っていて、風が止むことを願いつつ、緊張の時は過ぎます。そして3分ほどするとなんとか風が感じられない程度になり、波も収まってきました。次第に鉄橋の姿を取り戻し始める水鏡、このまま無事回復してくれると良い感じです。やがて響いた汽笛、遂にやって来ました。ふと水面を見ると鏡は元通り、そしてまもなく左手からSLが姿を現し、青空を背に煙を吐きながら鉄橋を渡って行きます。一瞬でした。水鏡も無事成功。空には雲も無く、絶好のタイミングだったといえましょう(・∀・)
そして通過した直後くらいに再び風が吹き始め、みるみるうちに鏡が崩れていきました。SL通過の時だけ風が止んだとは、運が良かったですね、本当に。
SLを無事撮影後は周辺をロケハン。南側の山には浦山ダムも見えましたが、あの高さまで道を登って行く気力はあまり残っていなかったので近辺を適当にぶらつくも、なかなか適したポイントは見つかりません。とりあえず鉄橋を渡る三峰口行の普通列車を正面から狙った後、山側へ大回りし、そして最後は上りの秩父路の後追いを仰角で撮影して終了となりました。後半はハイキングみたいな感じでしたww
・浦山口→御花畑
さて、去る時がやって来たようです。浦山口を16時に発車する列車に乗ります。列車がホームに入って来た頃、ちょうど向こう側の山に太陽が隠れ辺りが暗くなってきました。黄昏が迫って来ています。来たのは5000系、銀色の元地下鉄車両。夕暮れの近づく中列車は走り、まもなく御花畑に到着。秩父鉄道ともお別れです。
・西武秩父→池袋
帰りは疲れたこともあり、レッドアローに乗って帰ることにしました。専用の改札口から入り、乗車。車内はなかなか快適で良い感じ。やがて発車し、秩父線内は横瀬に停車した後は飯能まで通過します。この頃にはすっかり日も暮れて、その後はさすがは特急といった感じで池袋線を飛ばしていきました。そこそこ速く快適、620円の価値はあるのでは。
そんな感じの一日、そして誕生日でありました。
写真:SLパレオエクスプレス@武州中川〜浦山口
水鏡に姿を写し、秋の秩父路を行く。
1642文字
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秩父鉄道 Part 3
2006年11月12日 鉄道と旅行
荒川橋梁での撮影はこれにて終了。河原からも、山に登っての俯瞰も、どちらも無事成功といったところです。さて、午後の撮影ですが、ここを後にして、浦山口あたりの山奥の方へと向かうことにします。秩父鉄道は沿線のロケーションに恵まれていて良い感じですね。普通列車もSLも貨物も、充実した撮影が楽しめます。
・親鼻→影森
やってきたのは再び1000形。列車は快調に走り、御花畑を通り越してその次の影森にて下車しました。ホームの改札を通ると一旦地下道に入り、そこから再び地上に出るという構造。この地下道はなんとなく薄暗い陰気な感じで、趣があります。
・@影森→三ノ輪鉱業所
影森で降りたのは、再び貨物を撮ってみようということです。13時10分頃到着する列車があるようなので、駅構内から伸びている秩父太平洋セメント三ノ輪鉱業所への引込線付近で列車を待つことにしました。この線路、少しの間は旅客線と並行して走りますが、やがて旅客線と別れながら勾配をつけていき、大きくカーブを描いて山の方へと伸びています。さて、しばらくするとはるか遠くに青い車体が目に入りました。おそらくデキでしょう。まもなくゆっくりと列車は近づいてきました。そして緩いカーブに差し掛かったあたりで撮影。それから踏切を通り越し、やがてゆっくりと停車。カーブの線路には20両の空のヲキが横たわっていて、先頭の方を見てみると入換用と見られるディーゼル機関車に付け替えられているところ。まもなく連結器の牽かれる音がしたかと思うと、ゆっくりと編成は奥の方へと引き込まれていきました。これから石灰石を積むのでしょう。
それにしても貨物輸送が盛んな私鉄というのも珍しいのではないでしょうか。セメント輸送こそ無くなってしまったものの、未だ多くの鉱石列車が行き来するというのはなかなかのものだと思われます。青い電気機関車のデキや、貨車のヲキの末永い活躍に期待しましょう。
写真:鉱石列車@影森〜三ノ輪鉱業所
白昼の日差しを浴びて、デキを先頭に引込線を行く。
906文字
・親鼻→影森
やってきたのは再び1000形。列車は快調に走り、御花畑を通り越してその次の影森にて下車しました。ホームの改札を通ると一旦地下道に入り、そこから再び地上に出るという構造。この地下道はなんとなく薄暗い陰気な感じで、趣があります。
・@影森→三ノ輪鉱業所
影森で降りたのは、再び貨物を撮ってみようということです。13時10分頃到着する列車があるようなので、駅構内から伸びている秩父太平洋セメント三ノ輪鉱業所への引込線付近で列車を待つことにしました。この線路、少しの間は旅客線と並行して走りますが、やがて旅客線と別れながら勾配をつけていき、大きくカーブを描いて山の方へと伸びています。さて、しばらくするとはるか遠くに青い車体が目に入りました。おそらくデキでしょう。まもなくゆっくりと列車は近づいてきました。そして緩いカーブに差し掛かったあたりで撮影。それから踏切を通り越し、やがてゆっくりと停車。カーブの線路には20両の空のヲキが横たわっていて、先頭の方を見てみると入換用と見られるディーゼル機関車に付け替えられているところ。まもなく連結器の牽かれる音がしたかと思うと、ゆっくりと編成は奥の方へと引き込まれていきました。これから石灰石を積むのでしょう。
それにしても貨物輸送が盛んな私鉄というのも珍しいのではないでしょうか。セメント輸送こそ無くなってしまったものの、未だ多くの鉱石列車が行き来するというのはなかなかのものだと思われます。青い電気機関車のデキや、貨車のヲキの末永い活躍に期待しましょう。
写真:鉱石列車@影森〜三ノ輪鉱業所
白昼の日差しを浴びて、デキを先頭に引込線を行く。
906文字
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秩父鉄道 Part 2
2006年11月12日 鉄道と旅行 コメント (3)
あっという間に時間は過ぎ、今日の目玉であるSLの通過まであと1時間ほどを残す頃となりました。このまま同じ場所でSLを撮っても良いのですが、そういえば1年前の打ち上げの時もこの付近の河原から撮ったので、今回は本格的に俯瞰で攻めてみることにします。ということで河原での撮影はこれにて終了、引き上げ。
・@荒川橋梁
荒川沿いに長瀞方面へ歩くこと10分ほど。山に入る獣道のようなものを見つけたのでとりあえずそこを登ります。がしかし、道の方角からしてどう見ても橋から南側へ遠ざかっていたので、10分ほど歩いたところで断念し引き返すことに。再び戻ってきてみれば通過時刻まであと30分弱ではありませんか。やや焦り始めましたが、もう少し長瀞寄りに歩いたところに同じくかすかな道があったので、一か八かここを登り始めました、途中で鉄橋を渡るSLの汽笛が聞こえるなんてことは無いようにと願いつつ・・・。すぐに道は険しくなり、というかこれは道なのか、もはやそこはただの斜面。しかも相当急でまるで崖のよう。軍手持ってきたのは正解でしたね、木につかまりながらひたすら上の方へ向かいます。ようやく頂上らしきものが目に入り、なんとか頑張って到達。いや、それにしてもかなり疲れました。そして木々の間をしばらく歩いたところには俯瞰の光景が展開してました。報われましたね(・∀・)
何mほど登ったんでしょうか、眼下には結構小さく車道が見えます。そして手前に橋梁を据え、その奥に親鼻橋、さらに遠くには山々の姿も一望することができるというなかなかの構図。さて、一息ついたところで大きく鳴り響く汽笛。離れてても聞こえるものなんですね。右の方に煙が見え始めましたが、おそらくあの辺りが上長瀞駅なのでしょう。そしてまもなく橋にSLがやって来ました。煙を吐きながら荒川を渡って行きます。シャッターを切り、無事撮影は終了。列車は煙を残して、再び汽笛を吹鳴、終着の三峰口を目指し去りました。
今日は風がやや強く、煙が手前に流されたのは少々残念といったところですが、しかしながらこの俯瞰には満足(・∀・) 帰り道、斜面を降りる時に不覚にも滑り落ちてしまいましたけどww
写真:SLオレンジエクスプレス@上長瀞〜親鼻
秩父路ののどかな風景の中、SLが荒川を渡る。
991文字
・@荒川橋梁
荒川沿いに長瀞方面へ歩くこと10分ほど。山に入る獣道のようなものを見つけたのでとりあえずそこを登ります。がしかし、道の方角からしてどう見ても橋から南側へ遠ざかっていたので、10分ほど歩いたところで断念し引き返すことに。再び戻ってきてみれば通過時刻まであと30分弱ではありませんか。やや焦り始めましたが、もう少し長瀞寄りに歩いたところに同じくかすかな道があったので、一か八かここを登り始めました、途中で鉄橋を渡るSLの汽笛が聞こえるなんてことは無いようにと願いつつ・・・。すぐに道は険しくなり、というかこれは道なのか、もはやそこはただの斜面。しかも相当急でまるで崖のよう。軍手持ってきたのは正解でしたね、木につかまりながらひたすら上の方へ向かいます。ようやく頂上らしきものが目に入り、なんとか頑張って到達。いや、それにしてもかなり疲れました。そして木々の間をしばらく歩いたところには俯瞰の光景が展開してました。報われましたね(・∀・)
何mほど登ったんでしょうか、眼下には結構小さく車道が見えます。そして手前に橋梁を据え、その奥に親鼻橋、さらに遠くには山々の姿も一望することができるというなかなかの構図。さて、一息ついたところで大きく鳴り響く汽笛。離れてても聞こえるものなんですね。右の方に煙が見え始めましたが、おそらくあの辺りが上長瀞駅なのでしょう。そしてまもなく橋にSLがやって来ました。煙を吐きながら荒川を渡って行きます。シャッターを切り、無事撮影は終了。列車は煙を残して、再び汽笛を吹鳴、終着の三峰口を目指し去りました。
今日は風がやや強く、煙が手前に流されたのは少々残念といったところですが、しかしながらこの俯瞰には満足(・∀・) 帰り道、斜面を降りる時に不覚にも滑り落ちてしまいましたけどww
写真:SLオレンジエクスプレス@上長瀞〜親鼻
秩父路ののどかな風景の中、SLが荒川を渡る。
991文字
秩父鉄道 Part 1
2006年11月12日 鉄道と旅行
さて、いよいよ11月も中旬であります。文化祭も終わり、しばしまったりとした秋のこの時期、ふと小旅行に出かけてみたくなったので今日は秩父鉄道に行ってきました。首都圏から2時間弱という近さですが、SLが走り、そして自然豊かなローカル線の雰囲気を存分に堪能できる恰好の場所といえますね(・∀・)
・池袋→西武秩父
早起きして池袋7時6分発の快速急行に乗車。そういえばちょうど1年前、鉄研の打ち上げ旅行で乗った時は秩父鉄道直通の寄居行きだったので4000系という快適な車両でしたが、今日は黄色い301系。終点の西武秩父までの所要は1時間40分ほど。まぁずっとロングシートですね。池袋線内は快調に飛ばし、そして飯能で方転。ここからは秩父線なわけですが、それまでとは一変して駅間も長くなり、沿線の風景も変わってきます。山肌に沿うようにくねくねと進み、正丸という駅を過ぎると長いトンネルへ。地図で見ると一直線に山を貫く形になってます。トンネル内に信号場らしきものがあり、ここでレッドアローと交換。再び動き出ししばらくするとようやくトンネルを抜け、芦ヶ久保。山を一つ越えたということですね。で、それからまもなく西武秩父に到着です。
・@影森〜御花畑
さて、早速ですが御花畑駅の踏切脇から鉱石列車を撮影します。影森を8時50分過ぎに発車する列車で、デキ100形が石灰石を満載した貨車を引っ張り通過していきました。
・御花畑→親鼻
その後長瀞近くの荒川橋梁へと向かうべく、親鼻まで移動します。1000形でした。車内はくたびれた青いモケットなどがなかなか良い感じです。大野原を過ぎるとまもなく左手に貨物取扱の武州原谷駅が見えてきます。ところで秩父鉄道のセメント輸送は残念ながらこの春をもって終了となったらしく、同駅構内には余剰となった大量のセメント貨車が留置されてました。途中黒谷で下り貨物と交換、同時に先ほど撮った上り貨物を抜かし、その後親鼻に到着。
・@荒川橋梁
親鼻駅から歩くこと10分弱、荒川が見えてきました。そして河原へ。ここからもう少し下流へ向かうと景勝地の長瀞があります。さて、有名撮影地であるこの荒川橋梁ですが、とりあえずしばらくここでのんびりと撮影することにします。普通列車は5000形、1000形、西武から直通の4000形、あとは急行秩父路として活躍する3000形も通過していきました。元165系の3000形ですが、今月25日をもって引退するようです。後継は6000形、西武の新101系だったとのこと。とはいえ、未だ譲渡された旧国鉄101系である1000形が現役で活躍しているというのは嬉しいですね。ところで河原に着いた直後、先ほど黒谷で抜かした貨物が通過してしまいこれを逃したものの、その後運良くもう一本、上りの鉱石列車が渡ってくれました(・∀・) 小ぢんまりしたデキが石灰石を積んだヲキの長大編成を牽いていく・・・なかなか良い感じの風景です。
写真:鉱石列車@親鼻〜上長瀞
青空の下、荒川橋梁を長編成が渡る。
1360文字
・池袋→西武秩父
早起きして池袋7時6分発の快速急行に乗車。そういえばちょうど1年前、鉄研の打ち上げ旅行で乗った時は秩父鉄道直通の寄居行きだったので4000系という快適な車両でしたが、今日は黄色い301系。終点の西武秩父までの所要は1時間40分ほど。まぁずっとロングシートですね。池袋線内は快調に飛ばし、そして飯能で方転。ここからは秩父線なわけですが、それまでとは一変して駅間も長くなり、沿線の風景も変わってきます。山肌に沿うようにくねくねと進み、正丸という駅を過ぎると長いトンネルへ。地図で見ると一直線に山を貫く形になってます。トンネル内に信号場らしきものがあり、ここでレッドアローと交換。再び動き出ししばらくするとようやくトンネルを抜け、芦ヶ久保。山を一つ越えたということですね。で、それからまもなく西武秩父に到着です。
・@影森〜御花畑
さて、早速ですが御花畑駅の踏切脇から鉱石列車を撮影します。影森を8時50分過ぎに発車する列車で、デキ100形が石灰石を満載した貨車を引っ張り通過していきました。
・御花畑→親鼻
その後長瀞近くの荒川橋梁へと向かうべく、親鼻まで移動します。1000形でした。車内はくたびれた青いモケットなどがなかなか良い感じです。大野原を過ぎるとまもなく左手に貨物取扱の武州原谷駅が見えてきます。ところで秩父鉄道のセメント輸送は残念ながらこの春をもって終了となったらしく、同駅構内には余剰となった大量のセメント貨車が留置されてました。途中黒谷で下り貨物と交換、同時に先ほど撮った上り貨物を抜かし、その後親鼻に到着。
・@荒川橋梁
親鼻駅から歩くこと10分弱、荒川が見えてきました。そして河原へ。ここからもう少し下流へ向かうと景勝地の長瀞があります。さて、有名撮影地であるこの荒川橋梁ですが、とりあえずしばらくここでのんびりと撮影することにします。普通列車は5000形、1000形、西武から直通の4000形、あとは急行秩父路として活躍する3000形も通過していきました。元165系の3000形ですが、今月25日をもって引退するようです。後継は6000形、西武の新101系だったとのこと。とはいえ、未だ譲渡された旧国鉄101系である1000形が現役で活躍しているというのは嬉しいですね。ところで河原に着いた直後、先ほど黒谷で抜かした貨物が通過してしまいこれを逃したものの、その後運良くもう一本、上りの鉱石列車が渡ってくれました(・∀・) 小ぢんまりしたデキが石灰石を積んだヲキの長大編成を牽いていく・・・なかなか良い感じの風景です。
写真:鉱石列車@親鼻〜上長瀞
青空の下、荒川橋梁を長編成が渡る。
1360文字
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さてさて代休2日目、折角の平日の休みなので今日は撮影に行ってきました(・∀・) というのも昨日の1455レ→72レという鹿島貨物の仕業にEF65 501(いわゆるPトップですね)が充当されたようなので、今日はその流れの73レを撮ろうということです。特急色のP型に憧れる部分は結構大きいですし。
・朝
家を出たのは5時50分頃、ちょうど日の出の直前くらいだったんですが、それにしても寒いこと。息が白くなるということは10度あたりだったんでしょうか。まぁ冬の朝といった感じでこれはこれでそこそこの趣。もっとも、日の出前というのは一番気温下がる時間ですけどね。
・@八丁畷
まずは1本目、東京貨物ターミナルを発車した73レを南武支線八丁畷にて狙います。73レは昼頃に鹿島に到着する高速貨物列車ですが、初めはエチレンのコキを数両連ねる編成です。さて、到着してみると凄まじい逆光。朝だけあって光線の角度も低く黄味がかってます。逆光というのは上手く生かせばなかなかの写真になるとは思うところですが、編成を写すのはなんとなく微妙だったので、思い切って機関車だけをクローズアップした縦構図にて撮影しました。左右の空きにやや悔いが残りましたが、わりと良かったのでは。列車は粛々と通過していきました。
・@東川口
今度は東川口にて。新鶴見信号場でしばらく停車するので武蔵野線へ先回りすることができます。そういえば確か前回、7月に同じく501号機を撮りに来た時は想定していた時刻よりも早く通過してしまってましたが、なんか今日は別にそういうわけでは無く。まぁ色々と難しいものです。そしてやって来た73レ、なかなかの高速でした。編成は変わることなくエチレンのコキが6両。それにしてもやはり美しい機関車です、EF65 501・・・日差しに映える特急色が貫禄を醸し出していますね。直流電気機関車の花形といった印象があります、個人的には。撮影は無事終了。
・@市川
最後は市川にて。総武本線を行く73レの姿を収めます。新小岩を発車して間もない列車は、しかしながら相当なスピードで飛ばしてきました。本領発揮といったところなんでしょうか、こちらも日を浴びながら鹿島を目指して快走していきました。荷は先ほどまでのに加えコキが何両か連結されていましたが、コンテナはほとんど載っておらず。貨物列車、荷を満載した姿に越したことはありませんが、まぁ空のコキというのもそれはそれで良いものです。ところで後続の1091レには国鉄色の1041号機が充当されることになっていたものの、どうやら同列車は大幅に遅れている模様、というかウヤだったのかもしれませんが、しばらく待っても残念ながら来なかったので、これにて午前中の撮影は終了となりました。
さて、午後は原宿の中央図書館へ。ふと気が付いてみればシャーペンを忘れていて、やむを得ず買うとかいうのはまったく萎える話ですww そして夕方からは●岡という一日でした。
写真:73レ@東川口
EF65 501を先頭に武蔵野線を行く。
1364文字
・朝
家を出たのは5時50分頃、ちょうど日の出の直前くらいだったんですが、それにしても寒いこと。息が白くなるということは10度あたりだったんでしょうか。まぁ冬の朝といった感じでこれはこれでそこそこの趣。もっとも、日の出前というのは一番気温下がる時間ですけどね。
・@八丁畷
まずは1本目、東京貨物ターミナルを発車した73レを南武支線八丁畷にて狙います。73レは昼頃に鹿島に到着する高速貨物列車ですが、初めはエチレンのコキを数両連ねる編成です。さて、到着してみると凄まじい逆光。朝だけあって光線の角度も低く黄味がかってます。逆光というのは上手く生かせばなかなかの写真になるとは思うところですが、編成を写すのはなんとなく微妙だったので、思い切って機関車だけをクローズアップした縦構図にて撮影しました。左右の空きにやや悔いが残りましたが、わりと良かったのでは。列車は粛々と通過していきました。
・@東川口
今度は東川口にて。新鶴見信号場でしばらく停車するので武蔵野線へ先回りすることができます。そういえば確か前回、7月に同じく501号機を撮りに来た時は想定していた時刻よりも早く通過してしまってましたが、なんか今日は別にそういうわけでは無く。まぁ色々と難しいものです。そしてやって来た73レ、なかなかの高速でした。編成は変わることなくエチレンのコキが6両。それにしてもやはり美しい機関車です、EF65 501・・・日差しに映える特急色が貫禄を醸し出していますね。直流電気機関車の花形といった印象があります、個人的には。撮影は無事終了。
・@市川
最後は市川にて。総武本線を行く73レの姿を収めます。新小岩を発車して間もない列車は、しかしながら相当なスピードで飛ばしてきました。本領発揮といったところなんでしょうか、こちらも日を浴びながら鹿島を目指して快走していきました。荷は先ほどまでのに加えコキが何両か連結されていましたが、コンテナはほとんど載っておらず。貨物列車、荷を満載した姿に越したことはありませんが、まぁ空のコキというのもそれはそれで良いものです。ところで後続の1091レには国鉄色の1041号機が充当されることになっていたものの、どうやら同列車は大幅に遅れている模様、というかウヤだったのかもしれませんが、しばらく待っても残念ながら来なかったので、これにて午前中の撮影は終了となりました。
さて、午後は原宿の中央図書館へ。ふと気が付いてみればシャーペンを忘れていて、やむを得ず買うとかいうのはまったく萎える話ですww そして夕方からは●岡という一日でした。
写真:73レ@東川口
EF65 501を先頭に武蔵野線を行く。
1364文字
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去らば餘部鉄橋 Part 6
2006年10月21日 鉄道と旅行
去らば餘部鉄橋。
F3.5 1/125sec.
終極は近い。
東側のコンクリートの海岸を歩いていくと、やがて突堤に行き着く。そばにあるごく小さな船着場から、残照を鈍く反射する鉄橋の姿と、いよいよ暗くなってきた空を映し出した日本海を見渡すことができた。
まもなく日は沈もうとしている。次に来るのは、姫路行の急行あまるべ。国鉄色キハ58が鉄橋を渡るのはこれが最後となるであろう。かつては当たり前のように山陰路を駆けていたキハ58、美しい国鉄色の塗装を纏って走っていたキハ58・・・いつしかその姿は失われていったようだ。機会を逸し後悔してやまなかったあの冬、しかし悔恨は今ここに晴れる。
餘部鉄橋・・・一世紀近い歴史を湛えたその橋は、これまでにどれほど多くの列車を見送ってきたことか。荒波の日本海に臨み、山陰本線の輸送を担ってきた鉄橋、静かに、しかし大胆にその貫禄と共に架かる鉄橋、20年前の大惨事の記憶も留めているに違い無い。その鉄橋が、まもなく終焉を迎える。この春には特急出雲を見送った。そして今日は故郷の山陰へ帰ってきたキハ58を見送る。しかしその鉄橋自身も、じきに見送られるようだ。その歴史に幕が下ろされる時はいよいよ近い。新たなコンクリート橋の建設が予定されているという。
訣別の時が来たのだ。
時刻はまもなく17時となる。駅とその脇の撮影ポイントに多くの人がいるのはここからでも目にすることが出来るが、遅れているのか、まだ列車は到着していないようである。刻一刻と空は昏くなってくる。やがて2灯のヘッドライトが現れた。
列車は、ゆっくりと鉄橋を渡って来る。太陽はもはや山の影に隠れ、黄昏が夜の帳へと変わってきている。エンジン音を響かせて、4両の国鉄色キハ58が鉄橋を行く。遂に、これが、最後であるか。次第に加速していった列車はまもなくトンネルに吸い込まれ、そして山の脇にのぞくシェルターから餘部を去り行くその最後の姿を見た。
終極である。
最後の撮影を終えて、駅へと戻る。再び坂を登り、まだ人の溢れている駅へ着いた時は辺りはかなり暗くなり、ちょうどホームの灯りが点いたところであった。またちょうどその頃、香住方面へ「ふれあいSUN-IN」なるジョイフルトレインの編成が回送されて行った。その後記念のオレンジカードを購入し、また嬉しいことに、今日はスタンプが用意されていたので捺すことに。さて、乗る予定の普通列車は17時29分発の豊岡行であるが、放送によると数分遅れている模様。しかしながら餘部を去る時が来たようだ。
去らば餘部鉄橋。
列車は走る。私は遂に餘部を去った。
完
3069文字
F3.5 1/125sec.
終極は近い。
東側のコンクリートの海岸を歩いていくと、やがて突堤に行き着く。そばにあるごく小さな船着場から、残照を鈍く反射する鉄橋の姿と、いよいよ暗くなってきた空を映し出した日本海を見渡すことができた。
まもなく日は沈もうとしている。次に来るのは、姫路行の急行あまるべ。国鉄色キハ58が鉄橋を渡るのはこれが最後となるであろう。かつては当たり前のように山陰路を駆けていたキハ58、美しい国鉄色の塗装を纏って走っていたキハ58・・・いつしかその姿は失われていったようだ。機会を逸し後悔してやまなかったあの冬、しかし悔恨は今ここに晴れる。
餘部鉄橋・・・一世紀近い歴史を湛えたその橋は、これまでにどれほど多くの列車を見送ってきたことか。荒波の日本海に臨み、山陰本線の輸送を担ってきた鉄橋、静かに、しかし大胆にその貫禄と共に架かる鉄橋、20年前の大惨事の記憶も留めているに違い無い。その鉄橋が、まもなく終焉を迎える。この春には特急出雲を見送った。そして今日は故郷の山陰へ帰ってきたキハ58を見送る。しかしその鉄橋自身も、じきに見送られるようだ。その歴史に幕が下ろされる時はいよいよ近い。新たなコンクリート橋の建設が予定されているという。
訣別の時が来たのだ。
時刻はまもなく17時となる。駅とその脇の撮影ポイントに多くの人がいるのはここからでも目にすることが出来るが、遅れているのか、まだ列車は到着していないようである。刻一刻と空は昏くなってくる。やがて2灯のヘッドライトが現れた。
列車は、ゆっくりと鉄橋を渡って来る。太陽はもはや山の影に隠れ、黄昏が夜の帳へと変わってきている。エンジン音を響かせて、4両の国鉄色キハ58が鉄橋を行く。遂に、これが、最後であるか。次第に加速していった列車はまもなくトンネルに吸い込まれ、そして山の脇にのぞくシェルターから餘部を去り行くその最後の姿を見た。
終極である。
最後の撮影を終えて、駅へと戻る。再び坂を登り、まだ人の溢れている駅へ着いた時は辺りはかなり暗くなり、ちょうどホームの灯りが点いたところであった。またちょうどその頃、香住方面へ「ふれあいSUN-IN」なるジョイフルトレインの編成が回送されて行った。その後記念のオレンジカードを購入し、また嬉しいことに、今日はスタンプが用意されていたので捺すことに。さて、乗る予定の普通列車は17時29分発の豊岡行であるが、放送によると数分遅れている模様。しかしながら餘部を去る時が来たようだ。
・餘部1729→城崎温泉18105分ほど遅れてやってきた列車は、さほど混んではいなかったものの、餘部からかなり多くの人が乗車。すぐさま車内は立ち客で溢れるような混雑ぶりとなった。しばらくして列車はゆっくりと動き出した。駅を出るとすぐに鉄橋に差し掛かる。窓の外はほぼ完全に暗くなったが、列車が鉄橋を渡っているのは分かる。そしてトンネルへ。単なる通過も含めるならば、餘部を訪れたのは今日で4回目。しかしもうお別れのようである。
山陰本線 キハ47 5
去らば餘部鉄橋。
列車は走る。私は遂に餘部を去った。
・城崎温泉1814→福知山1918これからは長い帰途に就く。今回の撮影行、北近畿ゾーンの周遊きっぷなのでゾーン内の特急列車の自由席は乗り放題である。餘部からの普通列車はやや遅れ気味だったものの、最終的にはほぼ遅れを回復し、城崎温泉にて無事北近畿20号へと接続することができた。まもなく特急は発車。そこそこ快調な加速と共に飛ばしていく。とりあえず福知山までは1時間ほどの所要である。そういえば今朝買った「かにずし」がまだそのままであった。昼食にしようと思っていたのであるが、まぁ良い、今食べることにする。豊岡や城崎などに来た時は毎回この弁当を食べてるような気がしてならないが、やはり美味いものである。食後は軽い眠りについた。
特急北近畿20号 モハ183−802
・福知山1920→園部2014北近畿は福知山線経由の大阪行なので、福知山で京都行のはしだてに乗り換え。同一ホームで相互に連絡が図られている。ここでふと気付いてみれば、先ほどの北近畿も、このはしだてもどちらも国鉄色。しかも乗車した車両の車番が802と801という1つ違いであった。しかしまぁそれは良いとして、列車はまもなく発車。沿線の表情をゆっくりと眺められる普通列車も良い一方、このように快調に飛ばしていく特急列車というのもまた良いものである。『宿命』などを聞きつつ、真っ暗な中ぽつぽつと灯りが流れ去っていく車窓に目をやり、時間を過ごす。
特急はしだて8号 モハ183−801
・園部2022→京都2116北近畿ゾーンの境界駅は園部なので、ここで特急を降りて普通列車に乗り換える。終点の京都までは小一時間。最初の方は空いていたものの、亀岡を過ぎたあたりからは各駅からわりと人が乗ってくる。都会に近づいてきているのが見て取れるようだ。
山陰本線 クハ111−7505
・京都2130→米原2222列車は無事京都に到着し、山陰本線の道のりは完結した。さて、京都からは新快速である。今晩のムーンライトながらへ辿り着くべく、米原まで一気に東進する。毎度のことであるが、やはり速い、新快速。そういえば今日はアーバンネットワークのダイヤ改正があって新快速が直流化された敦賀まで延びたようである。ということはあの新疋田近辺の撮影地も223系が颯爽と通過しているわけであるが、よくよく考えてみるとなかなか斬新な光景。
東海道本線新快速 サハ223−2012
・米原2233→大垣2304あとはただ大垣へ向かうのみ。米原からは西日本から東海へ管轄が移り、313系に揺られて30分あまりの道のりである。
東海道本線 クモハ313−314
・大垣2319→東京442そしておなじみのながら。もう乗るのは何回目なのか・・・と思って真面目に数えてみたら今回で13回目であった。「東京」と幕を掲げた373系が入線。そして指定席へ。18きっぷシーズン外ということでさすがに車内はかなり空いている。ながらを始めとした夜行快速列車といえば、大抵どれも混んでいるといった印象があるが、今回は例外。しかしながら、こういう空いた雰囲気もなかなか落ち着いて良いものである。眠りについたのは名古屋を発車した頃であるから0時前か、そして次に気がついた時にはもう横浜を発車したところであった。そして東京には定刻4時42分に到着である。
快速ムーンライトながら 車番失念
完
3069文字
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去らば餘部鉄橋 Part 5
2006年10月21日 鉄道と旅行
走り慣れた山陰の海岸を。
F3.5 1/200sec.
キハ58が鉄橋を渡るのも残すところあと2回となった。日は一層西に傾いてきたようである。香住行の快速あまるべを撮影した後、再び駅を降りて海の方へと向かう。最後の快速あまるべは海岸近くの岩場から撮影することにした。ここは3月、特急出雲を撮りに来たのと同じ場所であるが、見る限りその時よりも人は多い。まもなく鉄橋に別れを告げようとしているキハ58、手前に海を据え鉄橋を横から見渡すこの構図でその姿を収める。ロープをつたって崖を降りた岩場は、海がすぐそこにまで迫りなかなかのスリルがある。しぶきを立てて砕ける波、青い海、そして後ろを眺めてみれば彼方に広がる水平線、まさに風光明媚そのもの。鉄橋が斜陽に映えている。日はもうまもなく西側の山の向こう側へと回ってしまいそうである。そんな中、列車が来るのを待った。
接近が感じ取れる。というのも、左手から聞こえてくるかすかなエンジン音は次第に大きくなってきている。緊張が高まる中、列車は再び警笛と共に鉄橋へと姿を現した。空中に架かる地上40mの鉄橋、その上を4両の国鉄色がゆっくりと渡っていく。夕刻の空の下、光景の山々の中に列車は浮いているかのようである。国鉄色が美しい。列車は次第に減速し、右手に見える駅へと停車する。やがて、最後の快速あまるべは浜坂へ向けて発車していったようだ。
610文字
F3.5 1/200sec.
キハ58が鉄橋を渡るのも残すところあと2回となった。日は一層西に傾いてきたようである。香住行の快速あまるべを撮影した後、再び駅を降りて海の方へと向かう。最後の快速あまるべは海岸近くの岩場から撮影することにした。ここは3月、特急出雲を撮りに来たのと同じ場所であるが、見る限りその時よりも人は多い。まもなく鉄橋に別れを告げようとしているキハ58、手前に海を据え鉄橋を横から見渡すこの構図でその姿を収める。ロープをつたって崖を降りた岩場は、海がすぐそこにまで迫りなかなかのスリルがある。しぶきを立てて砕ける波、青い海、そして後ろを眺めてみれば彼方に広がる水平線、まさに風光明媚そのもの。鉄橋が斜陽に映えている。日はもうまもなく西側の山の向こう側へと回ってしまいそうである。そんな中、列車が来るのを待った。
接近が感じ取れる。というのも、左手から聞こえてくるかすかなエンジン音は次第に大きくなってきている。緊張が高まる中、列車は再び警笛と共に鉄橋へと姿を現した。空中に架かる地上40mの鉄橋、その上を4両の国鉄色がゆっくりと渡っていく。夕刻の空の下、光景の山々の中に列車は浮いているかのようである。国鉄色が美しい。列車は次第に減速し、右手に見える駅へと停車する。やがて、最後の快速あまるべは浜坂へ向けて発車していったようだ。
610文字
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去らば餘部鉄橋 Part 4
2006年10月21日 鉄道と旅行
キハ58、ここに復活。
F4.0 1/250sec.
いよいよ15時を回って西日が強くなり、夕刻の到来が感じられる頃となった。今までは遠くから風景と一緒に列車を撮影していたが、ふと西日に映えるキハ58の姿を大きく収めてみたく思ったので、3本目の香住行き快速あまるべは駅へ赴いて撮ることにした。西側の方の道から入って駅へと登る。案外道のりは長く、駅へ登るまでにはそこそこ苦労する。40mという鉄橋の高さを改めて実感するところである。さて、駅に着いてみれば相変わらず多くの人で賑わっていた。ホーム脇を上がった場所にある定番の撮影ポイントは、危険防止のために時間ごとの入替制となっていた。やがて、時刻となった。接近放送が流れ、遠くから2灯のヘッドライトがゆっくりとこちらへ進入してくる。香住方の2両は金沢のキハ58のようで、国鉄色の塗装もなかなか新しい。一方で浜坂方の2両は元鳥取の車両で、同じ国鉄色でもずいぶんとくたびれて見える。しかしながらそれだけに、かつて山陰を走り回ったその栄光が見て取れるようだ。一時は廃車にされかけていた車両であるが、この度ここ山陰へ奇跡的な復活を果たしたことになる。
ホームは人でごった返し、とりあえず乗降の終った列車は扉が閉まった。そしてまもなくゆっくりと動き出した。エンジンが力行を開始した途端に各車両の屋根から立ち昇った白い排煙、印象的である。4両の国鉄色が餘部のホームを去り、そして鉄橋を渡っていく。縦でその後追いを狙ってみる。夕陽に国鉄色が美しく映えていた。
キハ58、その貫禄は不朽である。
686文字
F4.0 1/250sec.
いよいよ15時を回って西日が強くなり、夕刻の到来が感じられる頃となった。今までは遠くから風景と一緒に列車を撮影していたが、ふと西日に映えるキハ58の姿を大きく収めてみたく思ったので、3本目の香住行き快速あまるべは駅へ赴いて撮ることにした。西側の方の道から入って駅へと登る。案外道のりは長く、駅へ登るまでにはそこそこ苦労する。40mという鉄橋の高さを改めて実感するところである。さて、駅に着いてみれば相変わらず多くの人で賑わっていた。ホーム脇を上がった場所にある定番の撮影ポイントは、危険防止のために時間ごとの入替制となっていた。やがて、時刻となった。接近放送が流れ、遠くから2灯のヘッドライトがゆっくりとこちらへ進入してくる。香住方の2両は金沢のキハ58のようで、国鉄色の塗装もなかなか新しい。一方で浜坂方の2両は元鳥取の車両で、同じ国鉄色でもずいぶんとくたびれて見える。しかしながらそれだけに、かつて山陰を走り回ったその栄光が見て取れるようだ。一時は廃車にされかけていた車両であるが、この度ここ山陰へ奇跡的な復活を果たしたことになる。
ホームは人でごった返し、とりあえず乗降の終った列車は扉が閉まった。そしてまもなくゆっくりと動き出した。エンジンが力行を開始した途端に各車両の屋根から立ち昇った白い排煙、印象的である。4両の国鉄色が餘部のホームを去り、そして鉄橋を渡っていく。縦でその後追いを狙ってみる。夕陽に国鉄色が美しく映えていた。
キハ58、その貫禄は不朽である。
686文字
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去らば餘部鉄橋 Part 3
2006年10月21日 鉄道と旅行
餘部の集落を渡る。
F4.0 1/320sec.
1本目の快速あまるべを撮影後、今までは山側にいたわけであるが今度は海側へと移動することにした。海岸からすぐ近くのところにはもう山が聳えているが、その中腹とまでは行かずとも、ある程度登った場所から撮影を試みる。最後に赤土の斜面を登り切ると、鉄橋と餘部の集落を小俯瞰できる場所に到着した。鉄橋の後ろ側には山が広がり、また左端にはわずかながらではあるものの青い日本海が入るという構図である。いかにも情趣豊かな山陰の風景といった感じで、赤い橋脚を連ねて集落にまたがる鉄橋は見事に調和しているといえるであろう。鉄橋の持つその壮大な姿はもとより、同時にその歴史的な重みというものもなんとなく感じさせられる眺めといっても過言ではないかもしれない。斜面に三脚を立て、カメラを構える。まだ時間はあるようだ。
列車がやってくるまでの何ともいえないこの緊張感、いよいよやってきてシャッターを切る時の絶妙な興奮感、そして最後に残るファインダーの残像と共に湧いてくるじわじわとした達成感、この全てが充実し凝縮しているように思われる、ここ餘部鉄橋には。
わずかにエンジン音が聞き取れた。列車は近づいてきている。まもなくトンネルを出て鉄橋にさしかかろうとしているようだ。警笛がこだましたと思えば、国鉄色4連の美しい編成が既に姿を現していた。列車は西日を受けて鉄橋を行き、餘部の集落を渡る。
この上ない風景である。
634文字
F4.0 1/320sec.
1本目の快速あまるべを撮影後、今までは山側にいたわけであるが今度は海側へと移動することにした。海岸からすぐ近くのところにはもう山が聳えているが、その中腹とまでは行かずとも、ある程度登った場所から撮影を試みる。最後に赤土の斜面を登り切ると、鉄橋と餘部の集落を小俯瞰できる場所に到着した。鉄橋の後ろ側には山が広がり、また左端にはわずかながらではあるものの青い日本海が入るという構図である。いかにも情趣豊かな山陰の風景といった感じで、赤い橋脚を連ねて集落にまたがる鉄橋は見事に調和しているといえるであろう。鉄橋の持つその壮大な姿はもとより、同時にその歴史的な重みというものもなんとなく感じさせられる眺めといっても過言ではないかもしれない。斜面に三脚を立て、カメラを構える。まだ時間はあるようだ。
列車がやってくるまでの何ともいえないこの緊張感、いよいよやってきてシャッターを切る時の絶妙な興奮感、そして最後に残るファインダーの残像と共に湧いてくるじわじわとした達成感、この全てが充実し凝縮しているように思われる、ここ餘部鉄橋には。
わずかにエンジン音が聞き取れた。列車は近づいてきている。まもなくトンネルを出て鉄橋にさしかかろうとしているようだ。警笛がこだましたと思えば、国鉄色4連の美しい編成が既に姿を現していた。列車は西日を受けて鉄橋を行き、餘部の集落を渡る。
この上ない風景である。
634文字
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去らば餘部鉄橋 Part 2
2006年10月21日 鉄道と旅行
空を駆ける。
F4.0 1/800sec.
サイドからの小俯瞰を終え、今度は平地から鉄橋を見上げて撮影することにした。急行あまるべとして浜坂へ向かった先ほどの国鉄色4連の編成は姫路へ戻るまでの間、浜坂〜香住を快速あまるべとして2往復するというダイヤが組まれている。それまでにはまかぜが2本通過するので、普通列車とも合わせて田んぼ脇のあぜ道などから色々と撮り歩いた。のどかな山陰の景色である。
さて、快速あまるべの方は山に登って大きな俯瞰写真を収めようと考えていたので、とりあえずいわゆる「漆尾根」と呼ばれる場所を登り始めてみる・・・しかしながら、倒木が多すぎて足元が危ないのと、傾斜が急で先の見通しがあまりにも悪かったので、やや残念なもののここは断念することとなった。やはりここはある程度の経験が必要ということであろうか。
他に「スーパー俯瞰」と通称のある壮大な俯瞰撮影地も存在する餘部であるが、こちらは登り下りにそこそこの時間を要するようで、短い運転間隔で往復する快速あまるべを全て撮ろうと思うならば時間的には不向きである。ここは選択の問題であるが、結局私は様々な撮影地を巡ってその姿を一つ一つ収めていくことにした。当然ながら俯瞰撮影というものは大変魅力的であるが、一方でその裏にある厳しさというのを感じたのかもしれない。
1本目の香住行快速あまるべは、学校裏の墓地から撮影。それにしても相当な人出である。やがてやってきたキハ58、青い海をバックにして高い鉄橋を駆ける姿を見せてくれた。
666文字
F4.0 1/800sec.
サイドからの小俯瞰を終え、今度は平地から鉄橋を見上げて撮影することにした。急行あまるべとして浜坂へ向かった先ほどの国鉄色4連の編成は姫路へ戻るまでの間、浜坂〜香住を快速あまるべとして2往復するというダイヤが組まれている。それまでにはまかぜが2本通過するので、普通列車とも合わせて田んぼ脇のあぜ道などから色々と撮り歩いた。のどかな山陰の景色である。
さて、快速あまるべの方は山に登って大きな俯瞰写真を収めようと考えていたので、とりあえずいわゆる「漆尾根」と呼ばれる場所を登り始めてみる・・・しかしながら、倒木が多すぎて足元が危ないのと、傾斜が急で先の見通しがあまりにも悪かったので、やや残念なもののここは断念することとなった。やはりここはある程度の経験が必要ということであろうか。
他に「スーパー俯瞰」と通称のある壮大な俯瞰撮影地も存在する餘部であるが、こちらは登り下りにそこそこの時間を要するようで、短い運転間隔で往復する快速あまるべを全て撮ろうと思うならば時間的には不向きである。ここは選択の問題であるが、結局私は様々な撮影地を巡ってその姿を一つ一つ収めていくことにした。当然ながら俯瞰撮影というものは大変魅力的であるが、一方でその裏にある厳しさというのを感じたのかもしれない。
1本目の香住行快速あまるべは、学校裏の墓地から撮影。それにしても相当な人出である。やがてやってきたキハ58、青い海をバックにして高い鉄橋を駆ける姿を見せてくれた。
666文字
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去らば餘部鉄橋 Part 1
2006年10月21日 鉄道と旅行
山陰の海と空、餘部鉄橋を国鉄色が渡る。
F4.0 1/640sec.
時は来た。餘部鉄橋を国鉄色キハ58が渡る。3年前のあの冬、私はついに山陰でキハ58に出会うことは無かった。翌春の急行白兎をも目にすることは無く、また山陰からキハ58は引退、鳥取の最後の2両は南福井に転属し波動用輸送へ。そしてもはや山陰のキハ58というのは私にとって夢でしか有り得なかった、はずであった。それゆえに大きな悔いを残したあの冬、しかし無念を晴らす時は来た。餘部鉄橋を国鉄色キハ58が渡る。架け替えの決断が下されほぼ一世紀にわたる歴史に幕を下ろそうとしている餘部鉄橋、そして金沢の2両と組んで堂々4連で再び山陰へ復活する元鳥取の国鉄色キハ58、どちらも最後の晴れの舞台となろう。
目が覚めてみると4時過ぎ。ふと車窓を見ると京都にさしかかっているところであった。5時間ほどの快適な睡眠である。目覚ましもかけてあったが、とりあえず無事に起きることができて何より。しばらく茫然とした時を過ごす。やがて到着約15分前となった5時10分頃、車掌氏がわざわざ来てくれたが、有り難い。列車は数分ほど遅れて走っているようで、姫路には5時半ごろの到着とのことである。うっすらと空が青みを帯び始めた頃、列車は減速を始め、ゆっくりと停車。そしてまだ夜の明けきらない早朝の姫路に降り立った。いよいよこの日が始まったわけである。
目まぐるしく動いていく雲の影。澄み渡る空。青い海。そして高らかに聳える鉄橋。遠方に警笛が鳴り響いた。
列車は来た。
クリームと赤の国鉄色が見て取れる。4両編成の列車はトコトコと鉄橋を走って来る。海に、山に、そして鉄橋に映える国鉄色。この上無い景色の中を列車がゆっくりと鉄橋を通過する。
至高の一瞬である。
3163文字
F4.0 1/640sec.
時は来た。餘部鉄橋を国鉄色キハ58が渡る。3年前のあの冬、私はついに山陰でキハ58に出会うことは無かった。翌春の急行白兎をも目にすることは無く、また山陰からキハ58は引退、鳥取の最後の2両は南福井に転属し波動用輸送へ。そしてもはや山陰のキハ58というのは私にとって夢でしか有り得なかった、はずであった。それゆえに大きな悔いを残したあの冬、しかし無念を晴らす時は来た。餘部鉄橋を国鉄色キハ58が渡る。架け替えの決断が下されほぼ一世紀にわたる歴史に幕を下ろそうとしている餘部鉄橋、そして金沢の2両と組んで堂々4連で再び山陰へ復活する元鳥取の国鉄色キハ58、どちらも最後の晴れの舞台となろう。
・東京2200→姫路524目指すは餘部。まずは特急サンライズ瀬戸に乗車。翌朝の姫路で下車し、播但線で山陰へ抜けるという行程である。サンライズといえば半年ほど前出雲を撮りに行った際にノビノビ座席に乗ったが、今回はそれは満席とのことなのでソロ個室へ。ノビノビの方はどうやら団体の乗車だった模様。さて、乗り込んでみるとさすが個室だけあり至って快適。寝台を始めとして、コンセントや空調なども細やかに備わっており、全く申し分の無い移動空間といえよう。22時、列車は定刻に東京を発車。背中を突くゆっくりとした振動を伴って滑り出す列車、まさに旅の始まりである。しばらくの間は室内照明を消し流れ行く車窓の灯りを見やる。情趣に富んだ夜行列車の旅立ちといったところか。まもなく検札が来て、そして翌朝の姫路は5時24分着なので念のため声をかけてもらうようお願いしておく。のんびりと過ごすうちにあっという間に時間は過ぎ、時計は23時を回り、列車は夜の東海道本線をひた走っていた。翌朝のことを考え、顔を洗い今晩は早めに寝ることに。そして規則的な列車の振動に揺られ、私は眠りの中へ・・・
特急サンライズ瀬戸 モハネ285−3002
目が覚めてみると4時過ぎ。ふと車窓を見ると京都にさしかかっているところであった。5時間ほどの快適な睡眠である。目覚ましもかけてあったが、とりあえず無事に起きることができて何より。しばらく茫然とした時を過ごす。やがて到着約15分前となった5時10分頃、車掌氏がわざわざ来てくれたが、有り難い。列車は数分ほど遅れて走っているようで、姫路には5時半ごろの到着とのことである。うっすらと空が青みを帯び始めた頃、列車は減速を始め、ゆっくりと停車。そしてまだ夜の明けきらない早朝の姫路に降り立った。いよいよこの日が始まったわけである。
・姫路551→寺前634確か半年ほど前に来た時は姫路は地上駅で、また蒸機時代の名残か、ホームに未だ洗面台が据え付けてあるのが印象的であったが、既に駅は山陽本線のホームが高架となっていた。播但線へは階段を降り連絡通路を歩いて向かう。ふと見てみると、地上駅の頃の旧ホームがまだ静かに佇んでいる。駅も変貌していくものか。さて、播但線は寺前までは電化されているのでまずは電車である。短編成かと思いきやスカイブルー色の103系6連であった。そういえば首都圏からは消え去った今、103系に乗るのは久しい。寺前までは40分ほどの道のりである。
播但線 クハ103−16
・寺前639→和田山727寺前からは気動車となる。重々しい加速の感覚が何となく懐かしい。ここからは駅間が長くなり、うとうとしていると、途中の新井にて停車。列車交換とのことであるが、対向列車が遅れている模様。しばらく車内でぼーっとしていると列車はまもなくやって来た。普通列車かと思いきや、反対側の窓の外には国鉄急行色のあの塗装が滑り込んで来た。まさか! おそらく今日の急行あまるべの回送列車であろうか・・・4連でやってきた国鉄色キハ58は、わずかに停車した後去って行った。しかし残念ながら私は撮り逃してしまった・・・とはいえ仕方が無い、気を取り直して餘部を目指さねばならないわけだ。
播但線 キハ40 2008
・和田山739→豊岡819和田山でいよいよ山陰本線に。まずは豊岡まで向かう。そういえばちょうど通学時間帯で、多くの学生が乗り込んでくる。まさに通学列車といったところ。特急列車などとすれ違いを繰り返しつつ、列車は40分ほどで豊岡に到着。さて、駅に着いたは良いものの次の浜坂行の列車まではまだ1時間半もある。しかしながら特に何も無いので、かにずしを買ってしばらく暇な時間を過ごすこととなった。
山陰本線 クモハ113−3811
・豊岡951→餘部1051ようやく列車は来た。ワインレッドの地にドア周りに緑色をあしらった塗色。やや微妙な色であるが、それはともかく車内は結構人が多い。やはり今日の急行あまるべのためにやって来たのであろう。列車はまもなく発車。その後しばらくはのんびりと走り、竹野を過ぎたあたりで日本海がちらちらと車窓に現れるようになる。幸い今日は好天に恵まれ、水平線をくっきりと望むことが出来る。さて、列車は香住に到着。ホームを見てみるとそこには大量の観光客が。関西からの餘部鉄橋のツアーも多く組まれているようで、車内は大混雑となった。田園都市線の朝の各停のような混み具合、ただ編成が2両なのは仕方が無い。香住を過ぎれば餘部はまもなくである。一つ二つとトンネルをくぐると日本海を見下ろす小駅、鎧に到着。そして再びトンネルを抜ければいよいよ鉄橋を渡ることになる。ここは何回通ってもすばらしい場所、まさに空中散歩そのものである。憧れる人の多い全国屈指の鉄道絶景ポイントであり、そして餘部の餘部たる所以ここに有り。やがて列車は減速し、停車。餘部駅も定番の撮影ポイントを含め非常な混雑であった。警備に就く香美町やJRの方々は本当にご苦労様である。
山陰本線 キハ47 5
・餘部鉄橋とりあえず駅を降りた私は山の方へと向かい、サイドから鉄橋を小俯瞰する構図で最初の撮影を行うことに。奥の方へ進んで行くとトンネルの工事らしきものが行われていた。そのやや上方にある竹林を目指して登って行くことにする。それにしても急な傾斜で、軍手を持参したのは正解のようだ。竹やぶをくぐっていってようやくある程度高い場所まで達することができた。まず最初にやって来る浜坂行の急行あまるべをここにて狙う。ここからは鉄橋・山・海・空を見事に一望することができ、また今日は水平線もはっきり写るので、鉄橋の勇姿に華が添えられ一層際立っている。さて、案外時間があると思っていたものの、まもなく通過時刻となった。
目まぐるしく動いていく雲の影。澄み渡る空。青い海。そして高らかに聳える鉄橋。遠方に警笛が鳴り響いた。
列車は来た。
クリームと赤の国鉄色が見て取れる。4両編成の列車はトコトコと鉄橋を走って来る。海に、山に、そして鉄橋に映える国鉄色。この上無い景色の中を列車がゆっくりと鉄橋を通過する。
至高の一瞬である。
3163文字
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なんだかんだで日記書くのが遅くなってしまいますね・・・まぁ21時頃に書いてしまうのが理想なんでしょうか、きっと。さて、今日は昨日と一変し見事な秋晴れでした。まぁこういうすっきりした天気は久しぶりですね。塵も洗い流されて空気も澄んでいるような感じでしたし。というわけでぶらりと撮影。
・@分倍河原
EF64 1000の重連で運転される5270レを撮影するべく来てみました。日曜日運休なので、土曜日というのはちょうど良かったですね。さて、空のタキを率いてやって来たのはEF64 1007(更新色)+EF64 1038(原色)のコンビ。折角だったら1038の方が前位についてくれると良かったかもww まぁしかしながら、重連というのはやはり好きです。
・@府中本町
2090レがEF64 1006(原色)というのは確認していたのでとりあえず撮影することに。府中本町では武蔵野線のトンネルを飛び出してきたところを狙うことが出来ます。やがて武蔵野貨物線へと入っていくわけですね。さて、まもなく轟音と共にやって来た2090レ。先頭はやはり原色。それでシャッターを切る・・・てかまぁ切った瞬間に「あっ(・∀・;)・・・」という感覚は覚えたんですが、その後恐る恐る再生してみると、前面に完全に影が被っているという悲しい写真に。すっかり忘れてましたが、架線柱とかの架線関連物の影には注意しないといけませんね。残念orz
まぁそんな感じだったんですが、ここでどうやら後続の5760レも同じく原色のEF64 1019の牽引の模様。まぁ再挑戦を果たすべくそちらも撮影することに。やや遅れ気味のようで、相当飛ばしてトンネルを出てきました。線路に落ちてる影には十分注意し、今回は無事成功(・∀・) 良かった。列車はタキを連ねて通過していきました。EF64 1000、やはり「非対称」が魅力的といったところでしょうか。
・新宿ビックカメラ
今まで使ってた充電式電池がそろそろ寿命のようなので、新しいものを購入。行ったついでに一眼レフなんかを触ってみたりしてましたが、やはりカメラとしての手ごたえを感じる機械です。いずれは持ちたいですね。まだまだ先の話でしょうが。
・@渋谷
てか切符無くすってどういうことよ・・・こんなことは初めてですね。いや、本当に何処行ったのか見当もつかない。改札通ろうとしたら持ってなかったと。いくら探しても出てこないので、結局有人改札でもう150円を上乗せして払い出場することとなってしまいました。落としたのかもしれない、いやしかし定期券入れにしまう習慣はついてるつもりなんですけど・・・実に謎。これで数日経ったらどっかから出てきましたとかいったら萎える話ですww
・@たまプラーザ〜あざみ野
新たな撮影地を見つけてみるべく、撮影。まぁ2箇所ほどあったんですがどちらも適当な俯瞰の構図です。8500系のステンレス車体は日差しに映えて眩しいです。
・眼科
眼鏡が合わなくなってきてたので眼科へ。検眼を行いました。裸眼で、右が1.0、左が0.4くらいらしく、以前よりはレンズの度数が軽くなることになります。てか右が遠視気味、左が近視、互いに補間し合ってるのかは知りませんが裸眼でも生きていけますな。遠くは右で、近くは左で、などと無意識に転換されてる感じww しかしながら遠くも近くもない距離、中距離というのか、例えばPCに向かってる時などは右でも左でも微妙で見にくいんですね・・・やはり眼鏡はあった方が良いでしょう。
・月
今日は書くことが多いですねww 今晩は見事な満月でした。空気も澄んでいて美しいですね。ということでこちらも撮ってみることに。15秒のシャッターで道路を行く車の光跡と一緒に撮ってみたり。まぁ月が太陽みたいに明るく写ってますが、これはなかなか。あとは1/1000秒にてアップで写してみたりなど。そんな感じでした。
さて、ようやく終了です。
写真:5760レ@府中本町
日差しを浴びてEF64が行く。
1849文字
・@分倍河原
EF64 1000の重連で運転される5270レを撮影するべく来てみました。日曜日運休なので、土曜日というのはちょうど良かったですね。さて、空のタキを率いてやって来たのはEF64 1007(更新色)+EF64 1038(原色)のコンビ。折角だったら1038の方が前位についてくれると良かったかもww まぁしかしながら、重連というのはやはり好きです。
・@府中本町
2090レがEF64 1006(原色)というのは確認していたのでとりあえず撮影することに。府中本町では武蔵野線のトンネルを飛び出してきたところを狙うことが出来ます。やがて武蔵野貨物線へと入っていくわけですね。さて、まもなく轟音と共にやって来た2090レ。先頭はやはり原色。それでシャッターを切る・・・てかまぁ切った瞬間に「あっ(・∀・;)・・・」という感覚は覚えたんですが、その後恐る恐る再生してみると、前面に完全に影が被っているという悲しい写真に。すっかり忘れてましたが、架線柱とかの架線関連物の影には注意しないといけませんね。残念orz
まぁそんな感じだったんですが、ここでどうやら後続の5760レも同じく原色のEF64 1019の牽引の模様。まぁ再挑戦を果たすべくそちらも撮影することに。やや遅れ気味のようで、相当飛ばしてトンネルを出てきました。線路に落ちてる影には十分注意し、今回は無事成功(・∀・) 良かった。列車はタキを連ねて通過していきました。EF64 1000、やはり「非対称」が魅力的といったところでしょうか。
・新宿ビックカメラ
今まで使ってた充電式電池がそろそろ寿命のようなので、新しいものを購入。行ったついでに一眼レフなんかを触ってみたりしてましたが、やはりカメラとしての手ごたえを感じる機械です。いずれは持ちたいですね。まだまだ先の話でしょうが。
・@渋谷
てか切符無くすってどういうことよ・・・こんなことは初めてですね。いや、本当に何処行ったのか見当もつかない。改札通ろうとしたら持ってなかったと。いくら探しても出てこないので、結局有人改札でもう150円を上乗せして払い出場することとなってしまいました。落としたのかもしれない、いやしかし定期券入れにしまう習慣はついてるつもりなんですけど・・・実に謎。これで数日経ったらどっかから出てきましたとかいったら萎える話ですww
・@たまプラーザ〜あざみ野
新たな撮影地を見つけてみるべく、撮影。まぁ2箇所ほどあったんですがどちらも適当な俯瞰の構図です。8500系のステンレス車体は日差しに映えて眩しいです。
・眼科
眼鏡が合わなくなってきてたので眼科へ。検眼を行いました。裸眼で、右が1.0、左が0.4くらいらしく、以前よりはレンズの度数が軽くなることになります。てか右が遠視気味、左が近視、互いに補間し合ってるのかは知りませんが裸眼でも生きていけますな。遠くは右で、近くは左で、などと無意識に転換されてる感じww しかしながら遠くも近くもない距離、中距離というのか、例えばPCに向かってる時などは右でも左でも微妙で見にくいんですね・・・やはり眼鏡はあった方が良いでしょう。
・月
今日は書くことが多いですねww 今晩は見事な満月でした。空気も澄んでいて美しいですね。ということでこちらも撮ってみることに。15秒のシャッターで道路を行く車の光跡と一緒に撮ってみたり。まぁ月が太陽みたいに明るく写ってますが、これはなかなか。あとは1/1000秒にてアップで写してみたりなど。そんな感じでした。
さて、ようやく終了です。
写真:5760レ@府中本町
日差しを浴びてEF64が行く。
1849文字
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貨物・寝台特急・浪漫奥利根
2006年9月16日 鉄道と旅行 コメント (2)
モノサクでの撮影を終え、時は夕方。そしてEF65を撮ってみるべく、とりあえず武蔵野線へ。ところでEF65というと最も良く見かける電気機関車といった印象があります。国鉄色に越したことはありませんが、いずれにしろ国鉄色も更新色も機関車というのはなかなか味があって撮り応えもあるのでは(・∀・)
・@東川口
5882レを狙います。本務機は高崎のEF65ですが、前位に新鶴見のEF65が連結されるので実際はEF65の重連牽引といった形になります。所属を異にするEF65同士が重連を組むというのもなかなか面白いですね。やって来たのはEF65 1060(新鶴見)+EF65 1094(高崎)。どちらも更新色でした。ところでずいぶんと空も暗くなってきました・・・
・@南浦和
先ほどモノサクで撮った72レですが、新小岩操で停車時間があるので再び撮ることができます。待っていると国鉄色の1041号機がやって来ましたが、よくよく見ると後ろに何も連なっていない・・・単機でした。ところで機関車が単機で走っているのを見ると何となく「孤高」といった印象を受けますww
・@大宮
特急北斗星1号を撮影。登場から20年近いですが、やはり豪華寝台列車としての貫禄は備わったままといった感じです。列車夕闇に吸い込まれるように東北本線を下って行きました・・・
・@東京
そして特急富士・はやぶさです。先の北斗星とは対照的で、統廃合を繰り返した末にとうとう最後の東京と九州を結ぶ寝台特急となったこの列車。寝台車も空いていて、静かに東京駅を去っていきました。おそらく故郷に帰る母と思われるお年寄りを閑散としたホームから見送っている人がいた光景がなんとなく印象的。九州の町と東京とを直結する長距離列車、利用者は細々ながらいるものの、いずれは切り捨てられてしまうのか。ところで、東京までの回送列車は赤いEF65 1118の牽引でした。
・@上野
そして最後は上りのEF58浪漫奥利根を終着の上野で撮影します。やはりかなりの人出。そしてなんとか編成と機関車を無事収めたところでちょうどカメラの電池が切れ、終了となりました。EF58 61、美しいですね(・∀・) 磨き上げられた黒光りする光沢と、大きな1灯のヘッドライト。そして温かみのある室内の白熱灯。電気機関車の王様といったような重厚極まる姿です。
で、帰宅。これほど1日中動き回ったのはいつ以来でしょうか・・・当然の如く疲れましたが、満足の1日でした(・∀・)
写真:EF58浪漫奥利根@上野
上野に到着。牽引を務めたEF58 61の姿が映える。
1203文字
・@東川口
5882レを狙います。本務機は高崎のEF65ですが、前位に新鶴見のEF65が連結されるので実際はEF65の重連牽引といった形になります。所属を異にするEF65同士が重連を組むというのもなかなか面白いですね。やって来たのはEF65 1060(新鶴見)+EF65 1094(高崎)。どちらも更新色でした。ところでずいぶんと空も暗くなってきました・・・
・@南浦和
先ほどモノサクで撮った72レですが、新小岩操で停車時間があるので再び撮ることができます。待っていると国鉄色の1041号機がやって来ましたが、よくよく見ると後ろに何も連なっていない・・・単機でした。ところで機関車が単機で走っているのを見ると何となく「孤高」といった印象を受けますww
・@大宮
特急北斗星1号を撮影。登場から20年近いですが、やはり豪華寝台列車としての貫禄は備わったままといった感じです。列車夕闇に吸い込まれるように東北本線を下って行きました・・・
・@東京
そして特急富士・はやぶさです。先の北斗星とは対照的で、統廃合を繰り返した末にとうとう最後の東京と九州を結ぶ寝台特急となったこの列車。寝台車も空いていて、静かに東京駅を去っていきました。おそらく故郷に帰る母と思われるお年寄りを閑散としたホームから見送っている人がいた光景がなんとなく印象的。九州の町と東京とを直結する長距離列車、利用者は細々ながらいるものの、いずれは切り捨てられてしまうのか。ところで、東京までの回送列車は赤いEF65 1118の牽引でした。
・@上野
そして最後は上りのEF58浪漫奥利根を終着の上野で撮影します。やはりかなりの人出。そしてなんとか編成と機関車を無事収めたところでちょうどカメラの電池が切れ、終了となりました。EF58 61、美しいですね(・∀・) 磨き上げられた黒光りする光沢と、大きな1灯のヘッドライト。そして温かみのある室内の白熱灯。電気機関車の王様といったような重厚極まる姿です。
で、帰宅。これほど1日中動き回ったのはいつ以来でしょうか・・・当然の如く疲れましたが、満足の1日でした(・∀・)
写真:EF58浪漫奥利根@上野
上野に到着。牽引を務めたEF58 61の姿が映える。
1203文字
しばらく亀崎踏切で色々撮った後、今度は上りの鹿島貨物72レを狙うべく場所を移動することにしました。佐倉側を見てみると低い丘が連なっていて、総武本線はそこを貫くトンネルを通ってこの丘を一直線に抜けています。ということでそこのトンネル口を目指してもう少しばかり佐倉側へ移動します。
・@モノサク 宮ノ下踏切
少しばかりとはいっても、途中で鹿島川を渡ったりあぜ道をぐるぐると遠回りしたりで結局20分弱かかりました。線路が一直線なので目では見えても実際にそこへ行くのはなかなか距離があって大変です。とはいえトンネル口がすぐそこに見える場所に無事到着。色々と歩いた感じでは、宮ノ下踏切という踏切を少し背にして直線で狙ってみるというのが良さそうです。ところで午後になってから次第に天気が悪くなってきました・・・午前中はあれほど暑くまた日が照っていたのに、いつのまにか雲が増えていてどんよりとした明るさです。さて、少しばかり待つとまずは113系普通列車。そしてそのすぐ後くらいに目的の72レのヘッドライトがトンネルの向こう側に見えました。そして背後で鳴る踏切の警報音・・・いつか書いた気がしますが、ある種の戦慄感ですww おや、国鉄色か?・・・トンネルから出てきたのはEF64 1041。先ほどと同じく高崎機関区で、国鉄色塗装です(・∀・) プレート式ではない金属製のナンバーも良い感じ。貨車はコキが5両、そこそこゆっくりと通過していきました。いや、やはり国鉄色だと嬉しいですね。トンネル口という場所もなかなか好きです。
そしてモノサクでの撮影はこれが最後となりました。ちょうど物井と佐倉の中間あたりにあるらしく、駅までは徒歩30分ほど。そして快速に乗車し物井を去りました。充実してましたね、モノサク(・∀・)
次の日記へ続く・・・
写真:72レ@佐倉〜物井
EF64 1041が率い、目指すは東京貨物ターミナル。
840文字
・@モノサク 宮ノ下踏切
少しばかりとはいっても、途中で鹿島川を渡ったりあぜ道をぐるぐると遠回りしたりで結局20分弱かかりました。線路が一直線なので目では見えても実際にそこへ行くのはなかなか距離があって大変です。とはいえトンネル口がすぐそこに見える場所に無事到着。色々と歩いた感じでは、宮ノ下踏切という踏切を少し背にして直線で狙ってみるというのが良さそうです。ところで午後になってから次第に天気が悪くなってきました・・・午前中はあれほど暑くまた日が照っていたのに、いつのまにか雲が増えていてどんよりとした明るさです。さて、少しばかり待つとまずは113系普通列車。そしてそのすぐ後くらいに目的の72レのヘッドライトがトンネルの向こう側に見えました。そして背後で鳴る踏切の警報音・・・いつか書いた気がしますが、ある種の戦慄感ですww おや、国鉄色か?・・・トンネルから出てきたのはEF64 1041。先ほどと同じく高崎機関区で、国鉄色塗装です(・∀・) プレート式ではない金属製のナンバーも良い感じ。貨車はコキが5両、そこそこゆっくりと通過していきました。いや、やはり国鉄色だと嬉しいですね。トンネル口という場所もなかなか好きです。
そしてモノサクでの撮影はこれが最後となりました。ちょうど物井と佐倉の中間あたりにあるらしく、駅までは徒歩30分ほど。そして快速に乗車し物井を去りました。充実してましたね、モノサク(・∀・)
次の日記へ続く・・・
写真:72レ@佐倉〜物井
EF64 1041が率い、目指すは東京貨物ターミナル。
840文字
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