・寒稽古三日目
目覚めると5時54分。やってしまった。5分後に家を飛び出し、たまプラーザ6時19分発の急行に乗る。多摩川を渡る頃には東の空が明るくなっていて、普段とは違う光景に虚無感を覚える。乗り継ぎは上手くいったが、代々木の時点で掃除開始時刻。信濃町の駅から疾走し、道場に着いたら6時52分。辛うじて班練習には間に合ったが、とんだ失態。
「寒稽古は強化練習ではない。根性の問題。ふるい分け。まあ、これについて来れない人はやめて頂いて結構だと、そういうことです。昔は寒稽古の遅刻・欠席の罰則は大変に厳しかったんですよ」
この言葉の直後に早速遅刻の謝罪をするとかもはやコントだろww 確か去年もどこかで大幅な遅刻をしてしまったし、何だかんだで遅刻なく皆勤した寒稽古は一年生の時しかない。まあこういう所からして精神がなってないんだよ、精神が。自力で起きられないというのは自律が出来ていない証左だ。来年の遅刻は洒落にならないので、もっと人間的なレベルを向上しなければならない。
・臨床薬剤学
またまた新科目。薬の商品名を覚えるだけという無味乾燥な内容。毎週小テストがあるとのことで、定期的に勉強をさせられる。まあこれも修行だと思って頑張ろう。
・病理学各論
男性生殖器の病理。前半は発生の話、後半は各論。この先生も授業が上手い。
夕方は代々木へ。よくよく手帳を見てみたら、10日まで6日連続の代々木通いという過密スケジュールである。
写真:特急あけぼの車内
ソロの通路。限られた空間に個室を詰め込んでいるだけあり、かなり狭いです。
802文字
目覚めると5時54分。やってしまった。5分後に家を飛び出し、たまプラーザ6時19分発の急行に乗る。多摩川を渡る頃には東の空が明るくなっていて、普段とは違う光景に虚無感を覚える。乗り継ぎは上手くいったが、代々木の時点で掃除開始時刻。信濃町の駅から疾走し、道場に着いたら6時52分。辛うじて班練習には間に合ったが、とんだ失態。
「寒稽古は強化練習ではない。根性の問題。ふるい分け。まあ、これについて来れない人はやめて頂いて結構だと、そういうことです。昔は寒稽古の遅刻・欠席の罰則は大変に厳しかったんですよ」
この言葉の直後に早速遅刻の謝罪をするとかもはやコントだろww 確か去年もどこかで大幅な遅刻をしてしまったし、何だかんだで遅刻なく皆勤した寒稽古は一年生の時しかない。まあこういう所からして精神がなってないんだよ、精神が。自力で起きられないというのは自律が出来ていない証左だ。来年の遅刻は洒落にならないので、もっと人間的なレベルを向上しなければならない。
・臨床薬剤学
またまた新科目。薬の商品名を覚えるだけという無味乾燥な内容。毎週小テストがあるとのことで、定期的に勉強をさせられる。まあこれも修行だと思って頑張ろう。
・病理学各論
男性生殖器の病理。前半は発生の話、後半は各論。この先生も授業が上手い。
夕方は代々木へ。よくよく手帳を見てみたら、10日まで6日連続の代々木通いという過密スケジュールである。
写真:特急あけぼの車内
ソロの通路。限られた空間に個室を詰め込んでいるだけあり、かなり狭いです。
802文字
・寒稽古二日目
今日は昨日にも増して寒い。さすがに明日からは袴の下に何か穿こう。人の射型を見てあれこれ言うのは、しばらく弓をやった人ならたいてい出来ることだろうけれども、その人の最大にして根本の問題点は何処にあり、したがってどのような策を講ずれば改善を期待できるのかを的確に判断するのは、誰にでも出来ることではない。そこが難しい。
そして、そういった的確な判断が出来るならば、ほぼ必然的に自分の射型も自分でフィードバックを行いながら改善していくはずである。だがしかし、そうではない。
・代々木
寒稽古終了後、代々木へ。冬期講習開始。
・免疫学
今日の午後から授業開始。まずは免疫学。説明が分かりやすいし、板書もすばらしい。母校の生物の授業を彷彿させる。パワーポイントのスライドをポンポン映していっただけで講義をしたと勘違いしている人は、是非ともこういった授業を見習ってほしい。今日は免疫の概論と、免疫グロブリンについて。
写真:特急あけぼの車内
シングルデラックスの通路。
574文字
今日は昨日にも増して寒い。さすがに明日からは袴の下に何か穿こう。人の射型を見てあれこれ言うのは、しばらく弓をやった人ならたいてい出来ることだろうけれども、その人の最大にして根本の問題点は何処にあり、したがってどのような策を講ずれば改善を期待できるのかを的確に判断するのは、誰にでも出来ることではない。そこが難しい。
そして、そういった的確な判断が出来るならば、ほぼ必然的に自分の射型も自分でフィードバックを行いながら改善していくはずである。だがしかし、そうではない。
・代々木
寒稽古終了後、代々木へ。冬期講習開始。
・免疫学
今日の午後から授業開始。まずは免疫学。説明が分かりやすいし、板書もすばらしい。母校の生物の授業を彷彿させる。パワーポイントのスライドをポンポン映していっただけで講義をしたと勘違いしている人は、是非ともこういった授業を見習ってほしい。今日は免疫の概論と、免疫グロブリンについて。
写真:特急あけぼの車内
シングルデラックスの通路。
574文字
・医学統計・医療情報 本試験
今年度から先生が変わり過去問が使えないという噂がはびこったが、果たして最初の2問は易しい穴埋めや分散分析でほっとした。ところが後半に入ると出題者がだんだん本気を出してきて、数式を前面に押し出すような入試理科を彷彿させる異色の出題が続くww いや、実に良く練られた問題。本当の意味で理解していないと解けない。
ダミー変数の問題で意味不明なのが一つあったが、これにて晴れて試験終了。何というすがすがしい心持ち。
夕方は編集長会議の後、代々木へ。そして荒木町。たまらない至福。ここにいると時の経つのを忘れてしまう。ドライ・マンハッタン、Jägermeister、ARDBEQ、Rhum JM、バンブー。
すばらしい宵。
写真:鉄道博物館
2階の回廊より。
411文字
今年度から先生が変わり過去問が使えないという噂がはびこったが、果たして最初の2問は易しい穴埋めや分散分析でほっとした。ところが後半に入ると出題者がだんだん本気を出してきて、数式を前面に押し出すような入試理科を彷彿させる異色の出題が続くww いや、実に良く練られた問題。本当の意味で理解していないと解けない。
ダミー変数の問題で意味不明なのが一つあったが、これにて晴れて試験終了。何というすがすがしい心持ち。
夕方は編集長会議の後、代々木へ。そして荒木町。たまらない至福。ここにいると時の経つのを忘れてしまう。ドライ・マンハッタン、Jägermeister、ARDBEQ、Rhum JM、バンブー。
すばらしい宵。
写真:鉄道博物館
2階の回廊より。
411文字
・病理学総論 本試験
時間は120分だったが、循環障害・炎症・免疫の論述問題でごちゃごちゃと推敲していたら小児病理と遺伝病が残り30分を切って焦る。ぎりぎりで終了。どの問題もおおむね過去問のプールから出されていて、書けない設問はなくとりあえず一安心。小児病理と遺伝病を猛スピードで処理してしまったのが悔やまれるorz 時間配分が意外と難しい。
病総はデュプロの薄さのわりにずいぶんと重い科目だった。ほぼ全内容を記憶すると同時に、相互の有機的連関も理解しなければならないところにその大変さがあるように思われる。早めに準備を始めて正解だったか。
夕方は名刺を注文し、弓を弯いて帰る。やはり巻藁の比重を増やそう。
写真:181系電車@鉄道博物館
国鉄色、JNRマーク、特急エンブレムなどなど、数々の斬新かつ秀逸なデザインがその後の国鉄型車両に脈々と受け継がれていった。いやしかし、この塗装には惚れ惚れするものがある。
476文字
時間は120分だったが、循環障害・炎症・免疫の論述問題でごちゃごちゃと推敲していたら小児病理と遺伝病が残り30分を切って焦る。ぎりぎりで終了。どの問題もおおむね過去問のプールから出されていて、書けない設問はなくとりあえず一安心。小児病理と遺伝病を猛スピードで処理してしまったのが悔やまれるorz 時間配分が意外と難しい。
病総はデュプロの薄さのわりにずいぶんと重い科目だった。ほぼ全内容を記憶すると同時に、相互の有機的連関も理解しなければならないところにその大変さがあるように思われる。早めに準備を始めて正解だったか。
夕方は名刺を注文し、弓を弯いて帰る。やはり巻藁の比重を増やそう。
写真:181系電車@鉄道博物館
国鉄色、JNRマーク、特急エンブレムなどなど、数々の斬新かつ秀逸なデザインがその後の国鉄型車両に脈々と受け継がれていった。いやしかし、この塗装には惚れ惚れするものがある。
476文字
今日の試験は午後から。
・衛生学 本試験
疫学は研究モデルの選択問題と、スクリーニング、交絡の制御について。だいぶ楽。そして衛生の範囲は正誤問題も考察問題も、過去問からまさかの大量出題ww これはびっくりした。
あれだけ頑張ってデュプロを詰め込んだというのに、気が抜けてしまった。問題量自体も異様に少なく、ずいぶんと楽な試験だった。
夕方は弓を弯いて帰る。やっぱり勝手肩がおかしい。根本的に弯き方が間違っている。三年の冬になって何を今更、みたいな感もあるが、功労賞の時にも「馬手引っ張んな!!」と叱咤されたことだし、諦めずに当面の目標としよう。
写真:485系電車@鉄道博物館
今はなきボンネット型。
372文字
・衛生学 本試験
疫学は研究モデルの選択問題と、スクリーニング、交絡の制御について。だいぶ楽。そして衛生の範囲は正誤問題も考察問題も、過去問からまさかの大量出題ww これはびっくりした。
あれだけ頑張ってデュプロを詰め込んだというのに、気が抜けてしまった。問題量自体も異様に少なく、ずいぶんと楽な試験だった。
夕方は弓を弯いて帰る。やっぱり勝手肩がおかしい。根本的に弯き方が間違っている。三年の冬になって何を今更、みたいな感もあるが、功労賞の時にも「馬手引っ張んな!!」と叱咤されたことだし、諦めずに当面の目標としよう。
写真:485系電車@鉄道博物館
今はなきボンネット型。
372文字
・微生物学 本試験
1枚目は不意打ち・・・肺炎とか呼吸器疾患を中心に、症状から起因菌をひたすら訊かれる。ここはもっと各論を読み込んでおけば良かった。2枚目以降はかなり細かい設問もあるにはあったが、6割くらいは過去問を踏襲する内容。今年のノーベル賞の出題は予想通り。それに絡めて免疫も詳しく扱われるかと思いきや、ここはワクチンだけ。
やはり細菌とウイルスのまとめ表を作っておいたのが奏功。効率良い暗記に図表は欠かせない。総論関連の記述では、薬剤耐性についてがっつり書かされる。意外と骨太な試験だった。
帰宅後は衛生に取り掛かる・・・
写真:485系電車@鉄道博物館
プラットホームまで再現。芸が細かい。
371文字
1枚目は不意打ち・・・肺炎とか呼吸器疾患を中心に、症状から起因菌をひたすら訊かれる。ここはもっと各論を読み込んでおけば良かった。2枚目以降はかなり細かい設問もあるにはあったが、6割くらいは過去問を踏襲する内容。今年のノーベル賞の出題は予想通り。それに絡めて免疫も詳しく扱われるかと思いきや、ここはワクチンだけ。
やはり細菌とウイルスのまとめ表を作っておいたのが奏功。効率良い暗記に図表は欠かせない。総論関連の記述では、薬剤耐性についてがっつり書かされる。意外と骨太な試験だった。
帰宅後は衛生に取り掛かる・・・
写真:485系電車@鉄道博物館
プラットホームまで再現。芸が細かい。
371文字
目覚めると10時半・・・あと15分で病理実習が始まるじゃないかww スケッチの負債を抱えると後々大変そうなので急いで登校。都バスの時刻を調べたら、青山一丁目から信濃町までバスで移動すれば最速で着けるという結論に至るが、地上に降り立ってみると10数秒の差で当該のバスを逃す。仕方ないので急ぎ目に外苑東通りを北上。11時半頃に到着。これではいつものルートで行くのと大して変わらない。
まだスケッチが始まって30分くらいだから何とかなるだろうと思っていたら、東校舎から出てきた同級生と大勢すれ違う。今日はミクロではなく神経のマクロ実習で、しかもすでに終了したということにこの時点で初めて気付く。わざわざ青山一丁目経由で急いで駆け付けたというのに、何というアホな話。寝坊で実習欠席とか死にたい。外苑東通りのイチョウ並木と落葉積もる歩道が見事だったのがせめてもの救いかww
さすがにこれでは何のために学校に来たのか分からないので、午後の講義に敢えて出るのも一考だったが、そこはメディアで衛生と統計を勉強して帰る。屑みたいな一日だったorz
写真:EF66 11@鉄道博物館
屋根に向かって絞ってあるこの造形は独特。
540文字
まだスケッチが始まって30分くらいだから何とかなるだろうと思っていたら、東校舎から出てきた同級生と大勢すれ違う。今日はミクロではなく神経のマクロ実習で、しかもすでに終了したということにこの時点で初めて気付く。わざわざ青山一丁目経由で急いで駆け付けたというのに、何というアホな話。寝坊で実習欠席とか死にたい。外苑東通りのイチョウ並木と落葉積もる歩道が見事だったのがせめてもの救いかww
さすがにこれでは何のために学校に来たのか分からないので、午後の講義に敢えて出るのも一考だったが、そこはメディアで衛生と統計を勉強して帰る。屑みたいな一日だったorz
写真:EF66 11@鉄道博物館
屋根に向かって絞ってあるこの造形は独特。
540文字
・病理学各論
午前の講義はパスしてメディアへ。衛生や微生物を再び。午後はミクロ実習で、神経病理。どのスライドも今一つ分かりにくい。
夕方は矯正具の調整など。夜は病総。3~4科目をバランス良くやっていくのは意外と難しい。未着手の統計どうしよう。
写真:EF66 11@鉄道博物館
ピカピカに修繕されたEF66。当時は革新的な電機だったはず。
239文字
午前の講義はパスしてメディアへ。衛生や微生物を再び。午後はミクロ実習で、神経病理。どのスライドも今一つ分かりにくい。
夕方は矯正具の調整など。夜は病総。3~4科目をバランス良くやっていくのは意外と難しい。未着手の統計どうしよう。
写真:EF66 11@鉄道博物館
ピカピカに修繕されたEF66。当時は革新的な電機だったはず。
239文字
・病理学各論
1限の講義はパスして統計のレポートを仕上げる。2限は肝臓のミクロ実習。枚数が多く、真面目に描いていたら昼休みにずれ込む。午後の講義もパスし、今日から衛生に着手。衛生の講義はつまらなさすぎて途中から行かなくなってしまったが、デュプロを読み始めてみると意外と面白い。半分くらい社会的な教養といったところか。
写真:クモハ40形@鉄道博物館
鉄博の写真も載せていきます。
258文字
1限の講義はパスして統計のレポートを仕上げる。2限は肝臓のミクロ実習。枚数が多く、真面目に描いていたら昼休みにずれ込む。午後の講義もパスし、今日から衛生に着手。衛生の講義はつまらなさすぎて途中から行かなくなってしまったが、デュプロを読み始めてみると意外と面白い。半分くらい社会的な教養といったところか。
写真:クモハ40形@鉄道博物館
鉄博の写真も載せていきます。
258文字
今日は終日病各の講義だったので、パスしてメディアへ。7時間ぶっ通しで微生物デュプロに取り組む。およそ3分の2にあたる細菌範囲で力尽き、夕方は代々木へ。覚えた内容が次第に抜け落ちてゆく・・・
写真:北綾瀬支線5000系@綾瀬
綾瀬に来たので支線も撮っておく。
164文字
写真:北綾瀬支線5000系@綾瀬
綾瀬に来たので支線も撮っておく。
164文字
・英語
発表を聞くだけ。冬休み中に書かねばならない。
・医学統計
3限はパスして病総の勉強。4限の実習は生存時間解析。今回はそこそこに分かりやすく楽だった。レポートは手早く片付けるか。
このまま試験期間に入るとタイミングを逸しそうなので、散髪してから帰る。以前に比べるとやたら量が多そうだということで今期は早めに勉強を始めているが、どういう試験勉強が最も効率的なのだろうか。
デュプロを一読する、というのは必要条件として、問題はどう読むかということ。二周目、三周目、四周目といったように読む回数を重ねるやり方もあるらしい。何回もざるで濾せば引っかかる沈殿も多くなっていくだろうという原理。ただし肝心のざるの方が能動的な働きを果たせないと個人的には意味がないようにも思う。このやり方の成否はおそらく人による。
ただ日本語を読むだけでは意味がないわけで、理解と再現のプロセスがないと勉強したことにならない。その中で「書く」というのはある程度必須の補助手段であるように思われる。ここで注意したいのは書く作業を繰り返せば自然と覚える、という話ではなく、理解のプロセスを紙面上に視覚化することで、効率的にして統合的な記憶を実現するということではないかと思う。学名の綴りをただ暗記するとかであれば、思考停止的に書き続けていれば書くという作業自体が記憶され、したがって綴りも覚えられるが、しかし大抵の場合は体系的にして有機的な連絡を保持しながら理解することが求められているわけで、それは綴りの暗記ほど単純ではない。
再現のプロセスはといえば、書いた内容の暗唱。昨年の医化学の反応経路丸暗記や生理Ⅱの試問対策などでこの重要性に気が付く。覚えるということは思いの外難しい。たった今読んだ文章や項目を、本を閉じてもう一度復唱できるのかということ。
まあこんなことを考えている暇があったら、昨日配られた衛生と微生物のデュプロにさっさと着手しろという話かww
写真:千代田線・常磐緩行線203系@綾瀬
205系よりも国鉄車両っぽい顔をしています。
969文字
発表を聞くだけ。冬休み中に書かねばならない。
・医学統計
3限はパスして病総の勉強。4限の実習は生存時間解析。今回はそこそこに分かりやすく楽だった。レポートは手早く片付けるか。
このまま試験期間に入るとタイミングを逸しそうなので、散髪してから帰る。以前に比べるとやたら量が多そうだということで今期は早めに勉強を始めているが、どういう試験勉強が最も効率的なのだろうか。
デュプロを一読する、というのは必要条件として、問題はどう読むかということ。二周目、三周目、四周目といったように読む回数を重ねるやり方もあるらしい。何回もざるで濾せば引っかかる沈殿も多くなっていくだろうという原理。ただし肝心のざるの方が能動的な働きを果たせないと個人的には意味がないようにも思う。このやり方の成否はおそらく人による。
ただ日本語を読むだけでは意味がないわけで、理解と再現のプロセスがないと勉強したことにならない。その中で「書く」というのはある程度必須の補助手段であるように思われる。ここで注意したいのは書く作業を繰り返せば自然と覚える、という話ではなく、理解のプロセスを紙面上に視覚化することで、効率的にして統合的な記憶を実現するということではないかと思う。学名の綴りをただ暗記するとかであれば、思考停止的に書き続けていれば書くという作業自体が記憶され、したがって綴りも覚えられるが、しかし大抵の場合は体系的にして有機的な連絡を保持しながら理解することが求められているわけで、それは綴りの暗記ほど単純ではない。
再現のプロセスはといえば、書いた内容の暗唱。昨年の医化学の反応経路丸暗記や生理Ⅱの試問対策などでこの重要性に気が付く。覚えるということは思いの外難しい。たった今読んだ文章や項目を、本を閉じてもう一度復唱できるのかということ。
まあこんなことを考えている暇があったら、昨日配られた衛生と微生物のデュプロにさっさと着手しろという話かww
写真:千代田線・常磐緩行線203系@綾瀬
205系よりも国鉄車両っぽい顔をしています。
969文字
・衛生学(疫学)
先週に引き続き演習。午前は受動喫煙に関する論文を読みながら疫学の基本事項をさらう。午後は水俣病の映画を観る。恐ろしき水銀中毒。いやそれにしても、久々に学年が一堂に会するとひどい有様だ。どうでも良いといえばどうでも良いのだが、個と集団の関係を全く考えずに進んでいくことはやはり不可能なので。
夕方は60射して帰る。冷雨の夜になった。こんな時でも日吉から練習に来る一年生は偉い。思えば、2年前の今頃が懐かしい。歪みがなく、もっとのびのびとしていた。
写真:千代田線・常磐緩行線203系@表参道
傾いてしまった・・・
334文字
先週に引き続き演習。午前は受動喫煙に関する論文を読みながら疫学の基本事項をさらう。午後は水俣病の映画を観る。恐ろしき水銀中毒。いやそれにしても、久々に学年が一堂に会するとひどい有様だ。どうでも良いといえばどうでも良いのだが、個と集団の関係を全く考えずに進んでいくことはやはり不可能なので。
夕方は60射して帰る。冷雨の夜になった。こんな時でも日吉から練習に来る一年生は偉い。思えば、2年前の今頃が懐かしい。歪みがなく、もっとのびのびとしていた。
写真:千代田線・常磐緩行線203系@表参道
傾いてしまった・・・
334文字
朝は外苑前で降りイチョウ並木を撮りつつ登校。黄葉に透ける逆光。
・病理学各論
1限はパスして病総の勉強。講義を切って試験勉強をするとは本末転倒な感も否めないが、時間の有効活用ということを考えるとどうしてもこうなってしまう。
2限は実習。胃と腸のミクロ。3限は出席。肝臓の病理、主に肝硬変について。4限はマクロ実習。潰瘍性大腸炎と肝硬変の病理標本を観察。
鶴齢の特別純米を買って帰る。
写真:東急田園都市線8694F@たまプラーザ
去年の東医体の朝に撮影。
299文字
・病理学各論
1限はパスして病総の勉強。講義を切って試験勉強をするとは本末転倒な感も否めないが、時間の有効活用ということを考えるとどうしてもこうなってしまう。
2限は実習。胃と腸のミクロ。3限は出席。肝臓の病理、主に肝硬変について。4限はマクロ実習。潰瘍性大腸炎と肝硬変の病理標本を観察。
鶴齢の特別純米を買って帰る。
写真:東急田園都市線8694F@たまプラーザ
去年の東医体の朝に撮影。
299文字
・微生物学
腸内細菌と肝炎ウイルスについて。何となくキモハっぽい。PCを開いて日記を追いつく。ついでに忘年会の店も検索。やはり東校舎のネット環境はすばらしい。
・病理学各論
今日から病各。いきなりどぎついキャラが登場ww
人間は何かしら変なところがないと大成しない、おそらく。その方向性によって評価が変わってくるものではないか。
何と今日は5限まであったので、実習が終わる頃には18時を回る。何でこんな真っ暗になるまで病理標本のスケッチを描かなきゃいけないんだ・・・
夜は武甲正宗の特別純米を空け、〆張鶴「純」を開栓。
写真:成田空港駅
こういう配色は良い。
385文字
腸内細菌と肝炎ウイルスについて。何となくキモハっぽい。PCを開いて日記を追いつく。ついでに忘年会の店も検索。やはり東校舎のネット環境はすばらしい。
・病理学各論
今日から病各。いきなりどぎついキャラが登場ww
人間は何かしら変なところがないと大成しない、おそらく。その方向性によって評価が変わってくるものではないか。
何と今日は5限まであったので、実習が終わる頃には18時を回る。何でこんな真っ暗になるまで病理標本のスケッチを描かなきゃいけないんだ・・・
夜は武甲正宗の特別純米を空け、〆張鶴「純」を開栓。
写真:成田空港駅
こういう配色は良い。
385文字
・英語
提出したアウトラインについて議論。日本語の「た」がもつモダリティを、英語仮定法の過去形と何とか関連させて書けないかと考えたわけだが、どうしても感覚的になってしまう。単なる対比として主観を述べていくのが良いか。我ながらマニアックなテーマを選んでしまった。「新幹線の歴史」「世界の高速鉄道」とかでも面白そうだったが。
昼は麹町のニューオータニへ。楽しい集まりだったww やはり背景を異にする人々がたまに一堂に会すると、新鮮な刺激が生まれる。ただどうやら、そればかりをしきりに求めて自分自身を忘れるという本末転倒な感じになっている向きもあるようだ。
・医学統計
ロジスティック回帰分析について。もはや実習が意味不明。結局、自分で勉強してくれということか。「勉強してもらう内容を示す」のが学校の授業、だんだんとそういう考えが常識になってくる。
写真:中央本線普通列車@甲府駅
回送の189系と並ぶ。両者とも淡色でまとめられた塗装が清楚で良い。
536文字
提出したアウトラインについて議論。日本語の「た」がもつモダリティを、英語仮定法の過去形と何とか関連させて書けないかと考えたわけだが、どうしても感覚的になってしまう。単なる対比として主観を述べていくのが良いか。我ながらマニアックなテーマを選んでしまった。「新幹線の歴史」「世界の高速鉄道」とかでも面白そうだったが。
昼は麹町のニューオータニへ。楽しい集まりだったww やはり背景を異にする人々がたまに一堂に会すると、新鮮な刺激が生まれる。ただどうやら、そればかりをしきりに求めて自分自身を忘れるという本末転倒な感じになっている向きもあるようだ。
・医学統計
ロジスティック回帰分析について。もはや実習が意味不明。結局、自分で勉強してくれということか。「勉強してもらう内容を示す」のが学校の授業、だんだんとそういう考えが常識になってくる。
写真:中央本線普通列車@甲府駅
回送の189系と並ぶ。両者とも淡色でまとめられた塗装が清楚で良い。
536文字
・衛生学(疫学)
疫学演習の1日目。喫煙と肺がんの関連を調べた色々の症例対照研究とコホート研究について考察を行う。班によっては結核まで扱いながらも午前中で終了になったところもあるようで、担当者によってだいぶ差があるww 解剖の試問でもそうだったが、こういった理不尽さは今後も結構つきまとってくるのか。まあ勉強になったと思えば良い。
夕方は英語エッセイのアウトラインを突貫的に作り上げた後、代々木へ。学校と家とでは作業効率に歴然たる差。夜は武甲正宗の特別純米を開栓。
写真:中央本線普通列車@甲府
長野色の115系もそんなに悪くない。
344文字
疫学演習の1日目。喫煙と肺がんの関連を調べた色々の症例対照研究とコホート研究について考察を行う。班によっては結核まで扱いながらも午前中で終了になったところもあるようで、担当者によってだいぶ差があるww 解剖の試問でもそうだったが、こういった理不尽さは今後も結構つきまとってくるのか。まあ勉強になったと思えば良い。
夕方は英語エッセイのアウトラインを突貫的に作り上げた後、代々木へ。学校と家とでは作業効率に歴然たる差。夜は武甲正宗の特別純米を開栓。
写真:中央本線普通列車@甲府
長野色の115系もそんなに悪くない。
344文字
・衛生学(疫学) 小テスト
例年より難しい問題にしたという予告はあったが、結局授業中のまとめ問題が出来れば余裕だったという試験。用語の暗記や説明というよりは、研究デザインの長短や注意点を言葉で説明したり、実際の計算を行ったりという部分が重視された感。確かに、選択肢問題が並ぶ過去問よりは客観的には難しかっただろうし、何より良問だった。
ところでこの季節になるとアニサルアセトフェノンの検索語で辿り着く人がちらほらww 超マイナー物質ゆえに2年前の化学実験の記事がヒットするというわけか。しかし記事を読んだところで何もレポートに資するものはないはずなのでそれは申し訳ない気分になるww しかも最近聞いた話によると、画像検索をかけたらこの日記に載せている写真が大量に出てくるらしい。
午後は微生物のレポートに着手。夕方は道場で40射。ずいぶんと楽に弯けるようになった。夜は四谷で〆張鶴の純米吟醸を買って帰る。秩父錦は今日で空に。薄味の肴だとヨーグルトっぽい濃い風味が目立ち過ぎたが、チゲ鍋のようなこってりした料理と合わせれば途端に米の旨さが増幅した感。
写真:中央本線普通列車@甲府
何ということもない写真。奥にはEF64の0番台が見えます。
590文字
例年より難しい問題にしたという予告はあったが、結局授業中のまとめ問題が出来れば余裕だったという試験。用語の暗記や説明というよりは、研究デザインの長短や注意点を言葉で説明したり、実際の計算を行ったりという部分が重視された感。確かに、選択肢問題が並ぶ過去問よりは客観的には難しかっただろうし、何より良問だった。
ところでこの季節になるとアニサルアセトフェノンの検索語で辿り着く人がちらほらww 超マイナー物質ゆえに2年前の化学実験の記事がヒットするというわけか。しかし記事を読んだところで何もレポートに資するものはないはずなのでそれは申し訳ない気分になるww しかも最近聞いた話によると、画像検索をかけたらこの日記に載せている写真が大量に出てくるらしい。
午後は微生物のレポートに着手。夕方は道場で40射。ずいぶんと楽に弯けるようになった。夜は四谷で〆張鶴の純米吟醸を買って帰る。秩父錦は今日で空に。薄味の肴だとヨーグルトっぽい濃い風味が目立ち過ぎたが、チゲ鍋のようなこってりした料理と合わせれば途端に米の旨さが増幅した感。
写真:中央本線普通列車@甲府
何ということもない写真。奥にはEF64の0番台が見えます。
590文字
・医学統計
久々に統計の授業に出たが、例によってITCでパソコンを借りてきたので月曜の秩父鉄道の撮影録を書く。そこまでして日記とか旅行記を書く意味があるかという指摘もあるだろうが、旅行は文字に起こしてはじめて完結すると思っているので。
・微生物学
最後の実習。ニワトリの発育鶏卵で増殖させたウイルスを採取し、赤血球凝集試験と凝集抑制試験を行い、ウイルスの力価と急性期・回復期血清の抗体価を算出。そしてまた面倒なレポートを課される。
夕方は功労賞。授賞式は意外と早く終わったが、夜の飲み会は例年通りマジキチww そもそも医学部生はみなキチガイだという意見もあって、案外そんなものなのかと思ってしまうww
写真:田園都市線8500系@たまプラーザ
岳南鉄道の写真は昨日でおしまい。しばらく時系列に沿って写真を載せていこうかと思います。去年の山梨戦の朝にたまプラで撮った8500系。
492文字
久々に統計の授業に出たが、例によってITCでパソコンを借りてきたので月曜の秩父鉄道の撮影録を書く。そこまでして日記とか旅行記を書く意味があるかという指摘もあるだろうが、旅行は文字に起こしてはじめて完結すると思っているので。
・微生物学
最後の実習。ニワトリの発育鶏卵で増殖させたウイルスを採取し、赤血球凝集試験と凝集抑制試験を行い、ウイルスの力価と急性期・回復期血清の抗体価を算出。そしてまた面倒なレポートを課される。
夕方は功労賞。授賞式は意外と早く終わったが、夜の飲み会は例年通りマジキチww そもそも医学部生はみなキチガイだという意見もあって、案外そんなものなのかと思ってしまうww
写真:田園都市線8500系@たまプラーザ
岳南鉄道の写真は昨日でおしまい。しばらく時系列に沿って写真を載せていこうかと思います。去年の山梨戦の朝にたまプラで撮った8500系。
492文字
まずは抜歯。今日は左上の第一小臼歯が永訣。抜かれた根深い歯と、無残な抜歯窩を見るとまたもや悲しい気分になる。虫歯でも何でもない歯をわざわざ抜くというこの罪悪感。上顎は海綿骨だけあってわりと簡単に抜け、抜歯後の痛みもほとんどなし。そういえば前回は翌日に高熱が出るというとんだ目に遭ったのだった。
・自主選択
緩和医療、今日で最終回。来年からこの時間はなくなるらしいが、臨床科目や臨床実習が始まって高度に思考が専門化していく前の段階で、こういう授業を受けられたのはなかなか幸せであったようにも思う、今更ながら。
夕方は代々木三重奏。三重奏では予定変更が利かずに残念ながら田村杯には出られず。三重奏といえば、普段の生活軸も三重奏。いかにこれらを互いの干渉なく美しく重ね合わせて行くか。もっとも、こういう状況ではどれか一つを捨てるという人も居るのかもしれないが、それではこの先話にならないだろう。
写真:御殿場線普通列車@国府津
岳南鉄道からの帰路は御殿場線を完乗。こういう機会に乗っておかないといつまで経っても乗ることがない。
531文字
・自主選択
緩和医療、今日で最終回。来年からこの時間はなくなるらしいが、臨床科目や臨床実習が始まって高度に思考が専門化していく前の段階で、こういう授業を受けられたのはなかなか幸せであったようにも思う、今更ながら。
夕方は代々木三重奏。三重奏では予定変更が利かずに残念ながら田村杯には出られず。三重奏といえば、普段の生活軸も三重奏。いかにこれらを互いの干渉なく美しく重ね合わせて行くか。もっとも、こういう状況ではどれか一つを捨てるという人も居るのかもしれないが、それではこの先話にならないだろう。
写真:御殿場線普通列車@国府津
岳南鉄道からの帰路は御殿場線を完乗。こういう機会に乗っておかないといつまで経っても乗ることがない。
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・衛生学
疫学の最終回。「勉強する時間があるのは今のうちだけ」「遊んでもなお勉強する時間は残っているはずだ」「ところが勉強しろと言う医学部の教員はあまりいないのかもしれない」・・・なるほど。そしてとくにこの世界は、学生時代の周りからの評価というものが一生ついて回るようだ。何となく納得できるものがある。有益な講話。
結局、「能力すなわち信頼」という考えには変わりないわけだ。
・微生物学
講義はワクチンに関して。実習は、発育鶏卵の尿膜腔にインフルエンザウイルスを注入するという作業。次回はこれが増殖しているらしい。
夕方は立練。予科の皆の健闘を祈る。
写真:岳南鉄道普通列車@吉原~ジヤトコ前
踏切が開いた後の後追い。
414文字
疫学の最終回。「勉強する時間があるのは今のうちだけ」「遊んでもなお勉強する時間は残っているはずだ」「ところが勉強しろと言う医学部の教員はあまりいないのかもしれない」・・・なるほど。そしてとくにこの世界は、学生時代の周りからの評価というものが一生ついて回るようだ。何となく納得できるものがある。有益な講話。
結局、「能力すなわち信頼」という考えには変わりないわけだ。
・微生物学
講義はワクチンに関して。実習は、発育鶏卵の尿膜腔にインフルエンザウイルスを注入するという作業。次回はこれが増殖しているらしい。
夕方は立練。予科の皆の健闘を祈る。
写真:岳南鉄道普通列車@吉原~ジヤトコ前
踏切が開いた後の後追い。
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