黄昏の山陰路

2014年5月31日 日常
黄昏の山陰路
黄昏の山陰路
平穏な週末である。とりわけストレスフルな平日から解放され、こんなにも安らかに眠れる。散髪に出かけ、学割乗車券を購入し、諸々の旅行用品を補充する。その後信濃町へ自転車を走らせ、ニューヨークの予習やら卒アルの写真作成やらを進める。GIMPをダウンロードして使ってみたが、適当にやっていても今ひとつ進捗しない。やはり一度腰を据えてマニュアルを読み込むべきなのだろうか。まあ素材がまだ揃いきっているとはいえないので、そこも集めねばならない。先週の金曜に撮った全体写真はなかなか良い出来だったw あっという間に一日が終了。残念ながら勉強はあまりしていない。

写真:山陰本線普通列車@田儀
海沿いの駅、田儀にて交換待ちの小休止です。

346文字
グランドローカルライン
グランドローカルライン
グランドローカルライン
リハビリテーション医学
体験型の内容が多く、予想以上に面白い実習だった。とくに運動制御や学習体験などはリハビリの最先端を見たような気がしてなおさらである。細胞があるから、タンパク質が、DNAがあるからこそ個体が成り立つという考え方のように(むろんこれは至極正しい)、通常の医学はややもすれば極限まで微視的に事象を分割する方向に進んでいくのだが、逆に個体の運動や機能といったアウトプットの面から今ひとつ解析が進んでいなかったのは、人体という高度な複雑系に技術が追い付いていなかったからだそうだ。しかし、今やそれが追い付いてきている。技術の発展は革命を起こす、とのことだったが、してみるとそろそろこの分野は爆発するタイミングが訪れるのではなかろうか。かの師がリハビリ科に入ったのも何となく納得がいくw

嚥下や装具、OTとPT、筋電図など内容は多岐に渡ったが、提出物は少なく、毎日の予定も緩い感じで、おしなべて楽な一週間だった。来週のポリクリ休みには北の大地での撮影行が控えているので、レポートは金曜の間にさっさと片付ける。

アメ留
しかし、週の前半は精神を抉られたような状態で過ごしていた。手を尽くした後は果報を寝て待つのみ、しかし身動きが取れぬ、遅々として進まぬ、といったことの繰り返しで、ようやく水曜の午後に事態は決着し、ごたごたから解放されたのだった。やはり、出遅れが響いたということになるのだろう。これを良い教訓として、今後に生かしていかねばならない。本院で小児神経という御の字の結末を迎えられたとはいえ、冷や汗をかいたし、胃に穴が空きそうであった。

何はともあれ、一段落。水曜は荒木町で飲みまくるw

PC
そういえば先週の日記に書き忘れていたが、富士通のLIFEBOOK SH90/Mを最安値のネット通販で購入したのだった。大きさとしてはウルトラブックの規格内ながらも、着脱式の光学ドライブや充実したインターフェースなど、色々な面でバランスが取れているのが良い。今後の愛機として大切にしていこう。

QBは医学総論を終え、いよいよ精神科以外のマイナー科を残すのみとなった。小児産婦の経験からビデオ講座が意外と使えることが分かったので、マイナーもビデオから始めてみることを検討。そして、内科の2週目とどのようにバランスを取っていくか。渡米中はQBオンラインを活用することになると思われる。

写真:山陰本線普通列車@五十猛、波根
3枚目は波根で特急と交換したところです。

1178文字

待避

2014年5月25日 日常
待避
待避
精神が虚脱したような感覚を引きずりながら登校し、QBでも進めておく。麻酔科は全然知らないような内容がたくさん出てきて、フォローするのに時間がかかる。QBベースで勉強するというよりは、一度何かまとまったものを読んだ方が効率が良いかもしれない。

代々木@新宿
換喩(メトニミー)は便利な表現。これからも多用していこうw さて、ディスカッションは実に興味深い内容だった。とくにあの話題、システムが抱えている根本的な問題点を浮き彫りにするものだったのではないか。毎回思うことだが、始動した当初が懐かしい。あれは、旧き良き時代とでも言えば良いのか。

写真:山陰本線普通列車@五十猛
2両編成のスーパーおきが猛然と追い抜いてゆきます。

382文字

小休止

2014年5月24日 日常
小休止
小休止
8時半に起床。もしや少し酒が残っているか。

怠惰で優雅な週末が訪れるかと思いきや、メールを見て愕然とした。これは、数日間はややこしくなりそうだ。何を今さらという話なのだが、やはり情報は大切である。世の中には、実力だけではどうにもならない局面がいくらでもある。3か月前の過ちが、今になって精神を深く抉ってきた。まあそれを悔いても仕方がないから、各方面に手を回し、あとは「果報は寝て待て」に従うのみだ。

しかしそうはいっても、寝るでもなく、起きるでもなく、今日一日は廃人のように過ごして終了。ああ何という虚しさだ。

写真:山陰本線普通列車@五十猛
いわゆるエロ光線ですw

321文字

夕刻の仁万

2014年5月23日 大学
夕刻の仁万
夕刻の仁万
夕刻の仁万
5月のポリクリが開始。

病理診断部
「まあ病理の勉強をするというよりは、うちが何やってるか見学して行ってよw」という雰囲気であった。しかし今さらながら、病理の重要性を痛感する。3年生当時は訳も分からず試験対策としての知識の詰め込みしか行っていなかったが、たとえ1年と少しとはいえ臨床の場に出て色々なものを見てみると、ようやくその意義を見出すに至った。死んだ知識が、生きた知識へ変わっていくとでもいうのか、そういう感覚である。pathologyに「病(やまい)の理(ことわり)」という日本語を当てた先人は偉大w まあ病理医にはまずならないだろうが、もしや、病理医は何でも知っているのではなかろうか。

顕微鏡を覗いたり、凍結切片を作ったり、症例について話し合ったりしていたらあっという間に一週間が終了。今週は解剖はなし。楽ではあったが、こういう科もポリクリとして実習が組まれているというのは色々な意味で重要だと思う。

朝練
金曜は10時集合だったので、指導要員として早朝の三田へ。ついでに20射してきたが、まるで中らんかったw しかしこうして生暖かい目をしながら、定期的に足を運びたいものである。

飲み会
金曜はゲスト1人をお招きし、大井町にてポリクリ班飲みが開催されるw まさか獺祭の五割が一升瓶でぽんと出てくるとは思わなかった。大変美味しく頂いたのだが、1次会終了時点でほとんど記憶なしw 2次会は話した内容を全く覚えていない。意識は清明だったはずなのだが・・・

泥のように眠りこけ、ゆるい一週間が終了。QBは、中毒・救急・麻酔・医学総論の分厚い一冊に着手。今月中に片付けてみよう。

写真:仁万駅
着物は絵になりますな。

853文字

勝源寺

2014年5月18日 日常
勝源寺
勝源寺
勝源寺
そろそろ部屋が汚くなってきたので、午前は掃除。寝具も洗濯。ニューヨークのガイドブックを仕入れ、昨日注文した新PCの代金を入金し、昼過ぎに登校。感染症の一般問題の残りを掃討し、また1冊片付く。これでVol.2も終了。あとはVol.3の医学総論だとか何だかよく分からない1冊と、Vol.5の精神科以外のマイナー科6冊、計7冊を残すこととなった。来月のアメ留までに全部、というのはさすがに無理そうだが、とりあえず内科と産婦小児は1周できた。もっとも、試験のことを考えると夏休みまでにもっと詰め直さないといけないのだが。

その後、症例検討のレポート2本目に着手。面倒な仕事はさっさと終わらせるに限る。カプセル内視鏡をテーマにして何とか書き上げた。1600字ということなので、婦人科のポリクリで散々書かされた即レポを作るのだと思えば、実はそんなに難しい話ではない。論文を色々引っ張って来て、要約したのを上手い具合に組み合わせ、導入から結論と展望に至るまで、全体としてまあまあ筋の通った話を作る。この間書いたシステム医学のテーマに比べればいくぶんまともなものができた。これで今週の仕事は全て片付いたことになる。何という晴れやかな気分w

写真:石見銀山
集落のはずれにある寺院です。

571文字

銀の郷

2014年5月17日 日常
銀の郷
銀の郷
飲んで帰宅し、翌日は昼前までぐだぐだと布団の中で過ごすw タスクは山ほどあるのだが、ポリクリのような予定が入っていないと、どうも妥協して早起きしなくなってしまう。

正午にようやく登校し、感染症のQBをバリバリ進める。臨床問題を全部片付けたところで新宿へ自転車を走らせ、我が愛機をセンサークリーニングに出す。以前は無料でやってくれていたようだが、今は保証期間外だと1000円かかるらしい。実は、烏山線の頃から画面上方に写り込むホコリの影が気になっていたのだった。順光の青空だと結構強調されてしまう。

ついでにPCの下見をしてから夕暮れに信濃町へ戻り、再びQB廃人w

写真:石見銀山
世界遺産ではありますが、相当マニアックな部類に入るためか、あるいはシーズンオフだったせいか、観光客の姿はほとんどなし。

387文字

虚ろ

2014年5月16日 日常
虚ろ
虚ろ
虚ろ
一年に4回設定されている「ポリクリ休み」、今週はその初回であった。一応この期間を使って見学に行ってくれ、ということらしいのだが、まあすでに4つ訪れたので、もうこの中で良いかなと。そんなにたくさん受けるわけではないから、あまり行っても仕方がない。その辺りの考え方は、人によって様々か。さて、この一週間はストイックに勉強しよう。

小児科
実はまだ抄読回というイベントが残っていたのだったw 火曜の発表に向けて2回ほど練習の機会が設けられる。最初は何となく面倒だったが、論文というのは読み込めば読み込むほど味が出てきて面白い。丁寧に指導して頂き、良い勉強になった。ところが肝心の発表は異様な早口になって終了。聴衆はみんなポカンとしていたなorz

QB
今週の主たる目標はQBをバリバリ進めることだったが、その気になればあっという間に一冊が片付くものである。こま切れの時間にちまちま解き進めるのも悪くないのだが、こういうまとまった時間に集中して掃討するのも快感である。

まずは先週から着手していた産科を月曜に終わらせる。火曜から婦人科を開始し、木曜に終了。早いもので、これでVol.4は終わってしまった。間髪を入れず、金曜からは感染症に着手。思いのほか易しいので、日曜までには終わる見込み。来月は北海道夜行の撮影やアメ留の準備で立て込むはずだから、今のうちに出来ることはやっておこう。

レポート
そういえば「症例検討」のレポートも課されていたので、とりあえずシステム医学のテーマで1本片付ける。ろくな参考文献もなく、まあ単なる空想論に終わってしまったw いやしかし、文章を書くとなると色々な部分に気を使ってしまう。それゆえ、あまり大したことを言っていないのに結構時間がかかるのだ。

雑務
並行して、アフターサービスとか、ガスメーターとか、来月の矯正歯科とか、諸々の雑務を処理。あとはそろそろPCの新調を考えているので、候補製品探しに勤しむ。気が付けばこのDELL INSPIRON 6400、もう7年以上経っている。そろそろ、まともに携帯できる一台が必要である。動作はずいぶんと重くなり、光学ドライブもいかれてしまった。

代々木
手探り状態で始めたのだったが、わずかな手応えあり。自分のペースに引き込む、というのがいかに重要か、そして難しいか。これまでは、知らず知らずのうちに、結果的に引き込んでいた、というケースが多かったのだが、もっとその仕組みを論理的に考える段に入ってきたといえる。果たしてそんな巧みな芸当が自分にできるか。

日本橋
木曜は朝練に参加し、20射だけ的前をひきつつ一年生の指導にあたる。早起きして道場へ足を運ぶのも良いものである。まあ近いからこんな呑気なことを言っていられるのかもしれないがw その後、監督のお誘いで副将と共に日本橋へ。高嶋家という老舗で美味いうなぎを食べる。柔らかいのに味がある、というのが定評らしい。なるほど。久々に休日を満喫した。日本橋という場所自体も、降りてぶらぶら歩くのがほぼ初であった。メトロの広告ではないけれども、東京には面白いところがたくさんあるw

対談
金曜は来月の打ち合わせを兼ね、のすり氏と四谷三丁目にて飲む。書き言葉と話し言葉、文体と個性、言語と文化と国民性、我々の生まれた1990年という時代、そしてこれからの展望、写真撮影の感性と意味付けなどなど、話は尽きない。6時間半があっという間に過ぎて行ったのだった。こうして日々の思考を整理し、表明し、共有するというのは、奥深い愉しみである。

写真:石見銀山
眠そうな犬に出会う。口が半開きになっているw

1783文字

キス釣り

2014年5月11日 日常
キス釣り
キス釣り
キス釣り
年明けに引き続き、高校同期と釣りに行ってきました。

津久井浜
空港へ行くときぐらいしか京急に乗ることがなかったが、今日は三浦半島の南端近くまで足を運ぶ。津久井浜は金田湾の海岸線で、国道134号線に沿って砂浜が続く場所である。今日はキスを釣るとのこと。相変わらずド素人なので、ロケーションとか、潮の干満とか、釣り道具とか、前回と同じくあらゆるものを全て任せ切りにしてしまっているw いわば、列車も撮影地も光線も調べてもらい、さらにはカメラと三脚まで用意してもらって、「はい、ここで構えてたら良い写真撮れるよ」とアドバイスされているような感じかw

9時半頃から開始したら、30分のうちにいきなりキス2匹を釣り上げ、なんだ、こんな簡単に釣れるのかと思っていたら、その後はまるでかからず。途中でメゴチが1匹かかったが、逃がしてしまった。午後は序盤でかなり小さいキスが1匹釣れたものの、その他はフグが2匹かかったのみ。フグ自体は結構愛らしい姿をしているのだが、食べられないので海へ戻す。急激にふくれるのが面白いw

満ち潮の頃になると海底が濁ってきてキスはもう難しいだろうということになり、15時頃に引き揚げる。今日は終始天候も良く、水平線には房総半島の影、碧い海にはウィンドサーフィンに興じる人々の姿。東京湾の景色である。そういえば頸部に日焼け止めを塗布するのを忘れていて、とんでもなく焼けてしまった。

宴会
宴会というほどの宴会ではなく、ささやかな飲み会。HRS氏宅へ失礼して、計12匹のキスを調理する。塩焼、刺身、昆布漬で4匹ずつ。ぎこちないながらも、捌き方を習得した。釣果を食べるという楽しみは、なかなか病みつきになりそうであるw 良い一日だった。

次行くときは自前の道具を検討してみるか。

写真
1枚目:キス
2枚目:フグ(ふくれたところ)
3枚目:調理前

853文字

昼下がり

2014年5月10日 弓道
昼下がり
昼下がり
カス会から続いて夜を明かし、燦々たる土曜朝の陽光の中、帰宅する。そういえば次の火曜の抄読会の準備がまだ終わっていなかったので、思い出したようにスライドを修正して送信。いつの間にか正午を迎え、昼を食べたら急に眠くなって作業効率が低下し、気が付けば新歓に出かける時分になっていた。

新入生歓迎会
新宿の会場で部員テーブルに座るのはいつ以来だろう。もしかしたら初めてかもしれない。知らぬ間に話が盛り上がり、何度か注意が入ってしまったw かつては自分も神経をすり減らした覚えがあるのだが、立場が変われば、実感はこんなにも変質してしまう。それはそうと、新入生はみな、しっかりしたコメントをしていて感心した。そして、主将のスピーチには感銘を受けた。

その後は2次会へ。長い夜だった。

写真:石見銀山
この銀山が世界遺産とは。

428文字

大森の町並

2014年5月9日 大学
大森の町並
大森の町並
大森の町並
連休明けの水曜日は何故か講義がなかったが、確かCPCとアメ留の勉強会があったのだった。緩徐に日常が始まろうとしている。

症例検討
木曜はoncologyとシステム医学、金曜は内視鏡について。いやしかし、この講義は一体何のためにあるのか、皆目見当がつかない。連休後の隙間を埋め合わせているくらいにしか思えない。「症例検討」とは名ばかりで、演者も申し訳程度に症例を選んできているような感じがする。では「特別講義」かと言われればそれほど特別な感じもせず、またディスカッションとやらもあまり盛り上がらず、中途半端の極みである。唯一、システム医学だけはそれなりに面白かったか。これでレポートが課されるようなので、気が滅入る。

結局、内職でJTBの『小さな時刻表』を眺めながら来月の旅程を妄想していたw GW中は放置していたQBも再開し、合間の時間で産科をバリバリと解き進める。郵便振込やら海外旅行保険やらの諸々の雑務も処理し、なるべく多くの時間を確保していく。レポートは今週中に片付けたいところだったが、結局やる気が起きず。

飲み会
金曜は「カス会」なるものが四谷三丁目にて開催w ぐだぐだと夜更かしをしていたら、再び怠惰な週末を迎えることとなった。平日との落差が激しすぎる。

写真:石見銀山
晴れ間が見えてきました。

661文字

製錬所跡

2014年5月6日 日常
製錬所跡
製錬所跡
帰京日。酒は残っていないが、何となく活動性が低い。宿を後にするのが11時なので、毎年この日はあっという間に午前中が終わってしまう。信濃町に戻ればもう14時前であった。一年生と四谷三丁目で昼飯を食べた後、帰宅。

昼寝をしていたら、危うく寝坊するところであった。慌てて飛び起き、夕方は代々木へ自転車を走らせる。さて、今年度はどういう計画を立てて行こうか。今まであまり馴染みのなかったこの科目。結局は自分のためにもなるのだから、最後の一年も頑張ってみるとしよう。

写真:石見銀山
清水谷の製錬所跡です。要塞のようにも見えるw

296文字

平穏の外界

2014年5月5日 弓道
平穏の外界
平穏の外界
平穏の外界
もう最終日。

合宿
組織液の貯留した緊満性水疱が午前中に破綻し、そこから色々とおかしくなった。庇ってはいけないのだった、手の内は痛めつけないと機能しないのだった。で、時おり指導を行う。この時期に生じる癖というのは、先天的なものなのか、それとも後天的な環境要因によるものなのか。毎度考えるが、結論は出ないし、そもそも一元的に現象を説明しようという試み自体が間違っているのだろう。我々ができることといえば、高質にして均質な環境を確かに維持しつつ、個々人の「nature」を見極めていくほかない。ただ、それが極めて難しい。

田村杯
2、0、1、1、3で7/20というしょっぱい結果に終わるw 残念ながら3本目しか良い矢が出なかった。試合は相変わらずで、自制できている感覚がまるでない。どういう風に心をもっていけば良いのか、未だに分からないというのが悲しいところである。

宴会
今年は夕食の段階から酒が入るという新たな形式。しかしこの1次会で飛ばし過ぎてしまい、非公式に開かれた休憩時間の1.5次会を経て、2次会でも大量に飲み続け、一年生の芸を見終わる頃には朦朧の境地に達していた。残念ながらその後の記憶が全くなく、目が覚めたら翌朝、自室で腕時計が7時を指すのを呆然と眺めていたのだった。もしやこれは泥酔して誰かに搬入されたのかと思いきや、宴会がお開きになった頃、自分で勝手に寝に行ったらしい。失言や粗相もなかった模様。記憶を失うことの恐ろしさたるや。学生最後の合宿、本来ならゆっくり飲みながら語り明かす予定が、とてつもない虚無感と後悔の念に苛まれるw

写真:石見銀山
穏やかな時間が流れています。

836文字

銀を掘る

2014年5月4日 弓道
銀を掘る
銀を掘る
銀を掘る
GWといえば、これでしょう。漫然と本を読みつつ、209系の牙城となって一切の面白味を失った総武本線に乗り、一路東進。

合宿
6年目は引退部員として、3日目の午後から気軽に参加。気楽な身分。昨年は、とりあえず朝まともに起きてラジオ体操に遅刻しないこととか、時間と内容を管理しながら練習を滞りなく進めることとかに神経をすり減らしていた。

時おり一年生の指導をしつつ、フリーダムに的前に立つ。余計な力が抜けて、不思議と楽にひける。「練習しない方が中るんじゃないか」というコメントもあながち間違っていないw まあそうはいっても、12を超えることはなかったのだが。しかしながら今日は、射型としてもそれなりに満足のいく形を整えることができた。現役の頃も、こんな風に練習ができていたら。色々見ていて分かったのだが、自覚しているかどうかは別として「己をよく知る者」は本当に強い。そして上手い。ある程度の技が習得できたなら、あとは心との関係が大きな割合を占めるようになる。ただしそれは自らの性質(英語でいうところのnature)に深く関わる部分でもあるから、大変難しいのだ。

そういえば、技を教えるのも難しい。一年生といえばもう5年も隔たりがあるわけで、自分の性格も相まってか何だかぎこちない感じになる。まあその辺りについては徐々に、追々、ということでw

夜は91回元主将、前会計と共に酒を飲んでしまった。

写真:石見銀山
龍源寺間歩を歩きます。

688文字

龍源寺間歩

2014年5月3日 日常
龍源寺間歩
龍源寺間歩
幾多もの薬理作用の嵐を楽しみながら、ゆうべは2時半にヨロヨロと帰宅し、満足感に浸りながら泥のように眠りこける。連休前夜というのはこんなにも幸せであるw いやしかし、そういうのの翌日は大方どうしようもない一日になる。今日も昼前まで惰眠を貪り、午後はといえば、小児科の課題作文と感想文を作ったに過ぎない。とんだ駄文を書いてしまったが、課題を連休後に持ち越すのも気持ち悪かったので、もう送ってしまった。話すのにせよ書くのにせよ、普段から「ことば」というものに気を使っていると、大した内容でなくとも変に時間がかかる。

写真:石見銀山
坑道のことを「間歩(まぶ)」といいます。

319文字

仁万へ

2014年5月2日 大学
仁万へ
仁万へ
仁万へ
「大学」カテゴリの記事も、これでついに700件目になるようだ。何のために日記を書き続けているのかと言われても、答えるのはなかなか難しい。記録とも習慣ともつかない。

小児科
先週、今週とも1日ずつ休みがあったにもかかわらず、それでもなかなか忙しい内容であった。昨秋の消化器内科を彷彿させる。今週も病棟の診療チームに配属され、診察やらカルテ記載やらに勤しむ。指導医はツンデレw 神経というのは、なかなか奥が深くて面白い。その興味を、将来の診療科にどのように活かしていけば良いのか。この他、医長指導とやらで症例発表があったり、再来週の抄読会発表に向けて論文内容の確認があったりで、何かと一日の予定が詰まっている。回診は相変わらず英語だったが、ずいぶんと慣れてきた。これは良い練習になる。本当はもっと話さねばならないのだが。

合間の時間でQBを解き進め、ようやく小児科が終了。産婦は5月に頑張って片付けるとしよう。予定が徐々に埋まり始めている。効率的に時間を使えるよう、まともな計画を立てておきたいところ。

金曜
まずは新宿にて学生課飲みw 久々にお会いした。しかし日頃から旱魃の中に暮らしていると、だんだん居たたまれなくなってくる。その後、思い出横丁の「安兵衛」という店へ連れて行って頂き、十四代・純米大吟醸を頂く。日本酒もここまで来るともはや芸術品といったところか。酒そのもので楽しめるような味で、食事を合わせると逆に変になるような気もする。最後はいつもの荒木町へ。2時まで色々と話し込み、ついに酩酊して帰宅。

明日からは黄金週間。小児科も終わり、一段落である。

写真:山陰本線普通列車
途中で2両編成の特急を待避し、仁万で下車。

821文字

裏の幹線

2014年4月29日 弓道
裏の幹線
裏の幹線
登校して小児科のQBをバリバリと進め、夕方からは合宿前練習へ。

合宿前練習
最近は武道館を使う機会がずいぶんと増えた。そして12人の1年生w 的付けの光景はなかなか壮観。後輩にこっそり聞きつつ、顔と名前を一致させる。4月に弓をひくのは2回目か。前回はまるっきり駄目だったが、今日は不思議とすいすい上手くいった。余計なことは何も考えない方が良いようだ。

練習後は焼肉へ。

写真:山陰本線普通列車江津
幹線とはいえ、普通列車は単行。奥に江の川の鉄橋が見えています。

303文字

江津駅

2014年4月27日 日常
江津駅
江津駅
昼前にのそのそと布団からはい出し、適当に掃除と洗濯を済ませ、昼飯を買いに行った後にテレビを点け、生産的なことをするでもなくPCに向かい、眠くなったので昼寝をしていたら日も西に傾いてきて、いつの間にか日没を迎えるという、クズのような生活w

さすがに夜になると焦ってきて、論文を読んで抄読会用のスライドを作成。しかし論文選びを誤った感は否めないw あとは卒アル委員の仕事やら、礼状作成やら、思い出したように雑務をこなす。

写真:三江線、山陰本線普通列車@江津
こうして見ると単行のキハ120も愛らしい。

286文字

江の川

2014年4月26日 大学
江の川
江の川
江の川
安らかな週末が訪れるかと思いきや、登校しなければならないのだった。昨夜はだいぶ飲んでしまい、8時に起きるのがなかなか辛い。寝床に入ったつもりが、電気を点けたままソファーで轟沈していた。

三学部合同授業
2年前はSFCまで駆り出されたこの授業、今年は信濃町にて。前は「理想の医療チーム」という漠然たるテーマだったが、今回は症例ベースでだいぶ具体的かつ専門的になった。

思うに、これは結論を出すことが重要なのではなくて、三学部が集まって話をするということ自体にそれなりの意義があるのだろう。どこまで将来的に役に立つかは別として、「ああ、こんなことを考えているんだな」とか「こういう視点があるのか」とかいった新鮮味が最大の学びだった。そして、この三つは根本的に別の職種なのだということもまた同時に痛感したのだった。しかし働く場と究極的な目標は共有しているわけだから、相互の違いを理解するというのは非常に重要と思われる。

一日がかりで疲弊した。夜はサプライズパーティーへw

写真:三江線車窓
川はさまざまな表情を見せてくれます。3枚目は河口が近い。

543文字

緩慢

2014年4月25日 大学
緩慢
緩慢
緩慢
それなりにハードという噂の小児科。しかし、今週も来週も一日ずつ祝日が入っていて、実質8日間というゆとりスケジュールw

小児科
「NICUの外病院はどこでもいいや」とか言っていたら、結局信濃町。しかも結構忙しいw まあ、学ぶことも多いのでなかなか面白いのだが。初旬にビデオ講座をざーっと見ていたためか、昨年末に小児科を回ったときと比べると理解度がはるかに向上したように思う。全ての診療科について言えることだが、やはり勉強していると面白いのだ。面白いと思うかどうかは、つまりどれほど知っているかにかなりの割合を依存している。もちろん、その内容が自らの「感性」にどうはたらきかけるかも大事ではあるのだが。

回診は相変わらずの長丁場で、しかも留学生が来ているということで全て英語。しかしアメ留のことを考えると逆にありがたいか。気が付けば日本語に甘んじてしまう日常だから、否応なく英語に晒される環境も必要と感じる。良い練習になった。そういえば、抄読会のスライドと、医長指導のスライドも作らねばならないのだった。意外と面倒である。

QBは相当に自分を律しないとすぐにだらけてしまい、なかなか進まない。せめて今月中に小児は終わらせよう。先のことを考えると、産婦にも着手したいところではあったのだが、今週は飲み会やら何やらであっという間に過ぎていった。

写真:三江線車窓
青春18きっぷで、のんびり。

665文字

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