透明な午後

2014年8月21日 日常
透明な午後
透明な午後
透明な午後
どうも気が抜けたのか、だらだらと起床してしまった。戸棚の修理に立ち会ったが、これは一瞬で終了。過去問をざっと復習し、再びピアノに触った後、昼に都内へ戻る。

家にいても何も捗らないので自習室へ。さて、試しに一章分を通読してみようと思いイヤーノートのアレ膠を読み始めたのだが、途中で何度も寝てしまったw 本の内容を全て覚えるのは無理ではあるが、まあ見覚えがあるのとないのとでは何事も頭への入りやすさは違うはずだから、時間のあるときに地道に読み進めるとしよう。

夜は模試の自己採点。必修もそれ以外も国試の基準はクリアしたようだが、全体で8割には届かない。それに勘で合っていた問題や、自信がないが正解していた問題がおびただしい数あり、仮にこれが全部間違っていたら確実に落ちているw ようやく全貌は見えたが、まだ道のりは長そうである。

写真:シャルトル
夕方が近くなると急に晴れてきました。ぶらぶらと歩いて駅へ戻ります。

443文字

昼餉

2014年8月20日 日常
昼餉
昼餉
昼餉
朝は再び心臓に悪い体験w ほっと胸をなで下ろし、昼までは昨日やり残した模試の最終セクションを処理。しかし全部の答え合わせまでしている時間はなく、すぐに国対部屋を出発。午後は試験を受ける。精一杯の「話す論理」をぶつけることができたか。連日凄まじい暑さだが、次第に心は晴れやかになってゆく。

今日は久々に「家」へ戻る。掃除と風通し。しばらくピアノには触っていなかったが、こうしていつでも好きなときに好きな曲が弾けるというのも楽しい。夜は持参したラピュタを観ながら酒を飲み、一人打ち上げw 気が付けば中旬も終わろうとしている。

写真:シャルトル
Le Moulin de Ponceauという、川に面した(一部は浮かんだ)レストランにて遅い昼食をとります。英語はほとんど通じませんでした。

378文字

ウール川

2014年8月19日 日常
ウール川
ウール川
ウール川
試験を受ける。ウンウン唸ったが、個人的には結構満足のいくレベルで「書く論理」を実現できたかもしれない。

夕方は信濃町へ戻り、ストイックに模試を再開。残り3セクションだったので一気に終わらせようかと思ったが、ラストが80問もあって心が折れたので結局明日に回すことに。相変わらずマイナーと公衆衛生は全然分からんw 眼科のビデオ講座とは何だったのかw

写真:シャルトル
町はこの川を中心に発展してきたそうです。建物はともかく、町の構造自体は中世の頃からさほど変わっていないような印象。

276文字

裏手

2014年8月18日 日常
裏手
裏手
裏手
昨日とほとんど同じような生活。午前中はひたすら試験対策、午後は模試を4セクション進め、並行して来週の情報集めやら面接の原稿作りなどをしていたら一日が終了。

しかし模試を解いていて思うが、試験対策はほとんど国試対策になっていない。むしろキモハ勉に近いものがあるw それと、マイナーと公衆衛生がまるで分からない。さらに自分は事情が特殊で年末の年末までポリクリも予定されていることだから、内科と小児産婦の2周目も、マイナーと公衆衛生も、進められるときに進めておかねば。

一日中冷房に当たっているが、予想以上に暑苦しい夏休みであるw 月末の銀河旅行を楽しみに日々を淡々と生きよう。

写真:シャルトル
大聖堂の裏手に回ると、そこにはシャルトルの町並み。石段を降り、川沿いに出てみるとします。

378文字

彫刻

2014年8月17日 日常
彫刻
彫刻
彫刻
午前はひたすら問題を解き続ける。午後は登校し、模試に着手。そういえば7月ニューヨークにいる間に2日間開催されていたのだった。マークシートの提出期限が今月末なので、そろそろ解かねば。手に取ってみると本物の国試と同じボリュームで9セクションもあり、量の多さに絶望した。まあ、3~4日かけて終わらせるとしよう。夕方は帰国後初のいなばへ行ったついでに新宿まで足を伸ばし、ジブリ映画を3本借りてくる。ついでにAuchentoshanの12年も仕入れてくる。まあこのくらいの楽しみはあっても良いだろうw

魔女宅を通しで観たのは実は初めてであった。どうでもいいかもしれないが序盤で土砂降りの中、貨物と旅客が信号場交換する描写、結構良く出来ていて面白いw あとは何といってもコリコの風景か。

写真:シャルトル大聖堂
これを一体一体彫ったのかと思うと、気の遠くなるような作業。

416文字

沈思

2014年8月16日 日常
沈思
沈思
沈思
試験を受ける。「書く論理」はPC上では慣れていても、手書きとなるとやはり状況が少し変わってくることを実感。そして午後は緊張して口がカラカラになりどうなるかと思ったが、話し始めると意外にもギアが入る。我ながら「話す論理」を垣間見たような感。最後の方は無事に直結段へ移行して終了となった。

夕方は信濃町へ戻り、ストイックに勉強を再開する。しかしさすがに疲弊したのか、今ひとつ捗らないままあっという間に夜を迎えてしまった。

写真:シャルトル大聖堂
物心ついた後に訪れたヨーロッパの教会、大聖堂はここが初めてだったように思います。この石造りの冷たい感じ、薄暗い感じ、ややもすれば不気味な感じなどは実に印象的でした。

340文字

薔薇窓

2014年8月15日 日常
薔薇窓
薔薇窓
薔薇窓
朝はどうなるかと思ったが、ひとまず安堵する。これは心臓に悪いw

午前中は大して何も捗らず、昼過ぎから勉強を再開。夕方は例によって自習室に集って答え合わせを行う。そしてここでパラダイムシフトが起こる。フレミングがペニシリンを発見したのとよく似ているではないかw ここまで来たら、徹底的にやろう。

いやしかし、毎日があっという間に過ぎ去ってゆく。これはこれで充実した生活かもしれないが、鮮やかな感じというのか、華やかさが何となく足りない。

写真:シャルトル大聖堂
順に南の窓、その切り取り、北の窓。よくぞここまで作り込んだものです。聖書の知識があればさらに面白いのかもしれませんが、景色としてだけでも十分な美しさ。

343文字
シャルトル・ブルー
シャルトル・ブルー
シャルトル・ブルー
例によって午前中は過去問。正午から答え合わせ。いやしかし、みな勉強していて焦る。6月と7月のツケが回ってきた感。そして、イヤーノートの有用性に今更ながら気が付くw これまではQBを解いて間違えた内容なりその周辺知識なりをノートにまとめるという方法を採ってきたわけだが、それでは各問題への即席の対応しかできない。やはり、こういうまとまった本を読んでみると知識の統合のされ具合がまるで違う。いわば、断片的に散乱していたものが互いに連絡して一つの有機体を形成していくような感じである。今までろくに開いたこともなかったが、隅から隅までの通読は困難にしても、軽く全体に目を通すとか、辞書代わりに頻用するとか、この本はいくらでも活用の仕方がありそうだ。

夕方は別のセットに着手。しかし勉強しているうちに先日のミスが続々と発覚して気が滅入るorz とりあえず目の前にあるものを一つ一つ片付けていかねばならない。

写真:シャルトル大聖堂
地味な外観とは打って変わって、内部はステンドグラスに囲まれた別世界。

482文字

尖塔

2014年8月13日 日常
尖塔
尖塔
尖塔
午前中は過去問。調べながら解いても難しすぎて答が分からないものも多数w 一回分を終えるのに凄まじく時間がかかる。

午後は同級生と集団討論の練習。これはなかなか良い時間だった。おそらく、一回雰囲気をつかんでおくのが大切かもしれない。いやしかし、顔も名前も性格も知っている仲間同士だからそれはそれは気楽だったが、これが全員初対面となると話は別である。初対面の人と話すこと自体にもそれなりの緊張感が漂うというのに、彼らと討論を繰り広げてくれというのは冷静に考えると結構な難題であるw もっとも、単に慣れの問題なのかもしれないが。

夕方は自習室に集って答え合わせ。「三人寄れば・・・」とは本当によく言ったもので、疑問が次々と解決してゆく。夜に帰宅後は別のセットに着手。

写真:シャルトル大聖堂
南の薔薇窓は残念ながら修復中でした。

399文字

シャルトル着

2014年8月12日 日常
シャルトル着
シャルトル着
シャルトル着
午前中は手書きの書類作成作業。枠内に入る字数を何となく予想しながらPC上で下書きをして、清書。こういうのは内容にも見た目にも気を遣う。そういえば、手書きで文章を書く機会はめっきり減った。推敲作業はPCで行う方が圧倒的に効率が良い。とくに、この入力フォームに対面すると毎回思う。したがって出来上がってくるものの質にも有意な差が生まれそうに思えるのだが、その道のプロのように本当に書くのが得意な人は、もしかするとそんなのは大して関係ないのかもしれない。

午後は学校へ赴いて過去問を印刷。印刷しただけで勉強したような気になるのはいつものことである。夜まで過去問廃人。

写真:シャルトルにて
車内は231や233のグリーン車よりも快適です。

353文字

郊外へ

2014年8月11日 日常
郊外へ
郊外へ
郊外へ
さて、怒濤のスケジュールがスタート。今日は試験を受ける。

マッチングには多少なりとも社会的にして敏感な側面が伴うから、この場であまり好き勝手に、仔細な内容を書くことができないのは心残り。本来ならば、純粋な記録として具体的な感想を残しておきたいところである。この先の半年、自らの立場が徐々に変容していく中で、この日記の位置づけも再考せねばなるまい。

終了後は同級生と打ち上げ、よれよれと帰宅。

写真:車窓
郊外に出ると、あっという間に景色が開けます。車窓の奥行きは北海道を彷彿させ、あたかも十勝平野を走っているかのよう。

297文字

TGV

2014年8月10日 日常
TGV
TGV
TGV
相変わらず過去問やらQBやら、味気ない日々を送る。

最近思うに、QB onlineはかなり使える。とくに、問題文検索が素晴らしい。何か見覚えがあると思ったり、うろ覚えだったりする問題の中身を断片的にでも放り込めば、結果を返してくれる。これまでの紙ベースではあり得ないことだ。

理想としては夏休み中にメジャーの2週目を終える予定だったのだが、受験する病院の都合上、予想以上にハードな8月になりそうなので、残念ながら達成できそうにない。そういえば、まだマイナーも精神科以外未着手なのだった。眼科とウロは2か月前にビデオ講座を見たが、もう全部忘れてしまった。5月に猛烈な勢いで解いた小児産婦も、解いたその時点では分かっていても、あっという間に知識が消え去ってしまった。何と虚しいw

写真:TGV
フランスが誇る高速鉄道。Train à Grande Vitesseの略だそうです。

425文字

モンパルナス駅

2014年8月9日 日常
モンパルナス駅
モンパルナス駅
一日のスタートが何となく遅れてしまった。昨夜を引きずってしまったか。起きるのが遅れると、一日を無駄にしがちである。しかしそうも言っていられないので、再びストイックに過去問に取り組む。この数日間はGoogleを使いまくっている。便利な時代になったものだ。「ネットの情報は信用ならない」という考え方はいつになっても正しいのだが、使い方を誤らなければこれほど便利なものはない。人間の頭に蓄えられる知識量はたかが知れているから、今後は何の情報が必要かを選別し、実際にそれを収集する能力が重要となる。そういえば小児科の教授も同じようなことを言っていたか。再び長電話で答え合わせを行う。

写真:モンパルナス駅
南へ向かう近郊列車のターミナル。

351文字

曇天の朝

2014年8月8日 弓道
曇天の朝
曇天の朝
曇天の朝
今日は東医体最終日ということで、明治神宮へ応援に向かう。七光星の下に散ったあの札幌の夢も、もう一年前になるのかと思うと結構感慨深い。控えの雰囲気、射場の緊張感、蒸し暑い日本の夏、五感で受け止めるあらゆる感覚が懐かしく、おのずと昨年が思い出される。

そして、惜敗。本当に惜しかった。観覧席から見ているだけでも悔し涙が出そうな展開だったが、まして選手の心情たるや、その実、計り知れない。秋田と66の同中で、3位入賞そして13年ぶりの全医体出場を懸けた団体競射も3立目までもつれ込んだが、敗退した。この世界の厳しさと勝負の冷酷さを改めて思い知る。常々感じてきたことではあるが、「結果を出す」とはいかに難しいことか。

しかし、移行期の変則的な体制とはいえ、帰国してみたらもう96回生が立派に幹部を務めている。時代の移ろいを感じる。ただ確実に言えるのは、過去に比べると間違いなくこの部は活力に溢れ、結束感が強まった。来年になると学生という身分を失ってしまうのが残念ではある。実は、全医体に進めたら最後の夏に記念参加しようと試合を見ながら思っていたw

夕方は国対部屋へ向かい、長電話にて答え合わせ。ある程度調べや勉強を進めた上で互いに話し合うという方法は、実に効率が良い。夜は久しぶりに荒木町へ足を運び、夜中までしみじみと過ごす。

写真:コンコルド広場と地下鉄
シャルトルへ行きます。まずはモンパルナスのターミナルまで地下鉄に乗車。

649文字

街角

2014年8月7日 日常
街角
街角
今日は家に引きこもって過去問廃人w いやそれにしても、情報収集能力というのは今後の一つの課題になるだろう。それは婦人科のポリクリでも強調されたことである。収集したものをどう使うかはまた全然別の話だが、やはり手元に集まらない限りは話が始まらないという場合も多くなってきた。これまでは、幸運にも上手い具合にあらゆる歯車が噛み合い、然るべき歯数比で加速できていたのだが、そろそろ少し考え方を改めねばなるまい。

写真:パリ市街
どうということのない街角も、異国では新鮮に見えるものです。

275文字
ヴァンドーム広場
ヴァンドーム広場
ヴァンドーム広場
昨夜は電気を点けたまま眠りこけてしまった。まあ、旅の疲労ということか。テレビを点けたら広島が映っていたので、もうそんな時期なのかとひとしきり驚いた後、写真を整理し、日記をしたため、そしてマッチングへ向けていよいよ本格的に動き出す。疲労とか言っている場合ではない。ニューヨークでもちびちび準備を進めていたとはいえ、帰国して急に危機感が湧いてきた。時間を上手に使っていきたいところだが、どうやら暑い8月になりそうだ。

自ら決めたこととはいえ、この段になると予想以上に険しい道のりであることに気が付く。

写真:ヴァンドーム広場
この辺りはなかなか気取ったエリア。

315文字

パリの夜

2014年8月5日 日常
パリの夜
パリの夜
14時間の長旅を終え、成田に降り立つ。既に翌日の夕方。この空気感はまさに故郷、日本の夏である。郵便局で最後のマッチング書類を提出した後、京成本線でのんびりと都内へ戻る。ちょうど右側通行に慣れてきたあたりで、一気に左側に引き戻された感w 道路の横断は危ないので、最初のうちはよくよく注意しなければならない。荷解きと洗濯をして一息ついたら、あっという間に夜になっていた。なんともう8月も5日である。これからまた、日常を淡々とこなしていかねば。

写真:オペラ座
留学前にちょうど中国旅行の連載を終えたので、今日からはフランスとイタリアの写真を載せていこうと思います。早いもので、もう3年前の春休みのことです。

337文字

帰路

2014年8月4日 留学
帰路
帰路
束の間の休息を終え、別れの朝を迎える。

来たときは地下鉄ではるばるマンハッタン入りしたのだが、帰りはもう空港までタクシーに乗ってしまう。多様な人種が入りまじり、人間的な活力の渦巻くこの街を見るのも、いよいよ今日が最後だ。色々な思い出や感情が溢れんばかりに回想されてきて、なかなか名残惜しい。歩き回った碁盤目の街区をぼんやりと窓外に眺めていたら、ほどなくして車はイースト・リバーをトンネルでくぐりクイーンズ(Queens)へと入った。そこからは高速を飛ばし、30分足らずでターミナルに到着である。

JFKを12時半に発つ全日空9便でニューヨークを去る。陸路とは違って離陸の瞬間にその「地」と隔絶されるのは、航空機ならではの旅の醍醐味、いやそれとも悲哀だろうか。

機内では映画を2本観て、あとは空港の書店で買った東京のガイドブックに読み耽る。なるほど、外国人の視点からはこう見えるのかと、色々面白い。豊富な見どころもさることながら、写真の枚数を控え目にするかわりに背景知識として歴史についても詳細に記述されているのが興味深い。そして、鉄道の驚異的な定時性と清潔さはやはり強調されるのだなと、納得したのだった。その他の時間は寝るでもなく起きるでもなく、中途半端な意識レベルでぼーっと過ごす。座席がリクライニングしないのがつらい。

写真
1・2枚目:ロックフェター・センター

589文字
市内観光 その12
市内観光 その12
市内観光 その12
夢のような日々もあっという間に終わりを迎えてしまう。しかし、帰国後に待っている暑苦しい日常からはひとまず目を背けて、今は束の間の享楽に耽るとしよう。

MoMA
2度目のMoMAへ。開館まで時間があったので、53丁目に面したミュージアムショップでぶらぶらする。ここは色々と面白いものを売っているので見て歩くだけでも面白い。何だか良く分からないが、有名な椅子をあしらったコースターのセットを買う。その後、常設展へ。やはり圧倒的なコレクションの数々である。しかし4階から下は相変わらずよく分からない。地下鉄の壁にある落書きとか、その辺の道端で売っている看板風の絵とかを持ってきてこの展示室に飾り、それっぽい解説が添えられていたら、もしかしたら自分は「おおー」という風に有難く拝観するかもしれない。美術館に展示される芸術と、名もなき芸術の境目は一体どこにあるのかという疑問は、常に湧いてくる。たまたま人の目にとまって幸運をつかんだごく一握りの絵画が、ここに置いてあるだけなのかもしれない。それとも、見る人が見れば全然価値が違うものなのだろうか。

日本食
昼は18丁目、チェルシーにある大戸屋へ行くことになった。何でここに来てまで大戸屋と思ったが、入ってみると日本のそれとはまるでコンセプトを異にした店で驚いた。バックバーには日本酒が並び、料理も高級志向で、もはや別物と考えても良い。そして、久しぶりに口にする日本食は感動的に美味しいものであった。I-Houseの食事もそれなりに充実しているので特に困ることはなかったのだが、やはり郷土料理の味に勝るものはない。値段と味を考えれば、ひょっとすると昨夜のGothamより満足度が高かったかもしれないw

最後の晩餐
夜は44丁目にあるdb Bistro Moderneという店へ。この場所も昨夜の場所も、食通と見える韓国人留学生に紹介してもらったのだった。わりとカジュアルな感じである上、期間限定でコースを安く食べられるニューヨーク・レストランウィークにも参加している店とあって、なかなか良かった。久々の再会に話が盛り上がる。帰りは改修中のセント・パトリック(St. Patrick)大聖堂の中をぶらりと一周した後、ホテルのバーで飲む。ついにこの街で過ごす最後の夜となった。

写真
1枚目:『記憶の固執』
2枚目:大戸屋にて
3枚目:ロックフェラー・センター

1105文字
市内観光 その11
市内観光 その11
市内観光 その11
既に回った場所を案内する観光ガイドのような立場になってしまった。まあ、焼き直しは焼き直しで新たな発見があるから面白いのだが。

メトロポリタン美術館
午前中はメトロポリタンへ。相変わらずとても全ては見て回れないわけだが、仮にニューヨークに住んでいるなら、ここは年間パスを買って足繁く通うとさらに面白いと思われる。2時間程度で王道コースを駆け足で見て回る。

昼はロックフェラー・センターの広場にあるシーフードカフェに入る。気温はそれなりに高いはずなのだが、日本に比べると湿度が低いのでかなり過ごしやすい。日陰を吹き抜ける風も心地良い。

セントラルパーク
昼下がりはセントラルパークを歩く。59丁目と5番街の交差点から入園し、とりあえずベセスダの噴水までをのんびりと往復。海外に来るとしばしば思うが、みな休日に出歩いたり、日光浴をしたり、屋外で食事をしたりするのが好きと見える。

夕食
12丁目にあるGotham Bar and Grillというレストランへ行く。相当な人気店のようで、ほぼ満席であった。味はかなり作り込まれているというか、複雑で凝っているように感じられた。まあ料理の味というのは必ずしも絶対的なものではなくて、値段によって相対的に変わってくると思う。食後は腹ごなしに5番街を49丁目まで歩く。実に1時間くらいかかった。

ロックフェラー・センター
つい一昨日に登ったばかりであるが、再び展望台へ行くことになったw 例によって時間指定のチケットだったが週末とあってかエレベーターまでに少し時間を要した。マンハッタンの夜景は平日の方がいくぶん綺麗だったように思う。

長い一日が終了。125丁目に帰宅後、明朝に部屋を引き払うべく急いで荷造りを始めた。間もなくこのI-Houseとも別れかと思うと、少し寂しいものがある。非冷房で天井扇を回していた居室も、今となっては愛おしい。

写真
1枚目:『糸杉のある麦畑』
2枚目:セントラルパーク
3枚目:レストランにて

976文字

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