島を去る

2014年3月30日 日常
島を去る
島を去る
午前、午後ともにQBに費やしてしまった。ようやく肝胆膵が終了。これでひとまず内科は一周できたことになる。小児と産婦がゼロというのがまずい気がしてきたが、それは新年度に持ち越そう。もっとまともに計画を立てておけば良かった。

日没後は深夜まで主将と飲む。本当に、大変な苦労をしている。随所に強大な組織の影が見え隠れする中、この数年間は艱難に耐えなければならない。

写真:宮島
夜の航路も風情があって良いものです。

241文字

漆黒

2014年3月29日 日常
漆黒
漆黒
午前中はQBを進め、昼からは代々木に入り浸る。そういえば、最近は江川泰一郎『英文法解説』という文法書にハマっているw 「家」で発掘した50年前の本で、こっちに持って帰ってきたのだった。受験英語のレベルは超えており、ある程度知識が整理された今の段階で読むと、文法マニアにとっては非常に興味深い。とくに「解説」は飽きることがない。

日没後は、新宿にてポリクリ班飲み。残念ながら3人もの欠員が出てしまったので、また新年度に仕切り直したいところw

写真:宮島
対岸に煌めくは廿日市の街灯り。

278文字

夕闇

2014年3月28日 日常
夕闇
夕闇
昼前まで惰眠を貪り、登校して肝胆膵のQBを進める。昨日までの疲労が意外とたまっていたらしく、途中で昼寝をしてしまった。夕方は新宿へ足を運び、久々の対談。タカマル鮮魚に2号店が出来ていた。23時前まで色々な話題で盛り上がるw こういうのんびりした一日も良いものだ。諸々の雑務から解き放たれ、ようやく春休みらしくなってきた感があるが、気が付けばあと3日しか残されていない。良い新年度のスタートを切りたいところである。

写真:宮島
刻一刻と空の色が変わっていきます。

266文字

黄昏の空

2014年3月25日 日常
黄昏の空
黄昏の空
ここに来てようやくまとまった時間が取れるようになったので、QBの肝胆膵を解き進める。この間の消化器内科セミナーに参加したということもあり、臨床実地問題はわりと楽勝。しかし全部を一日で片づけるのは不可能で、とても根気がもたない。まあ、3月中には必ず終えよう。

午後は散髪に赴き、あとはひたすらに日記を追いつく。明日からは小旅行が控えているので、その下調べもちょろっと行っておく。ようやく春休みらしい日々がやって来た感があるが、実は一週間後には新学期が始まっているというこの絶望感たるや。

写真:宮島
夕暮れから夜にかけての時間帯は、どんなものも美しく見えてきます。

318文字

大鳥居

2014年3月23日 日常
大鳥居
大鳥居
過去資料を整理し、部屋の掃除と片づけを行う。これでずいぶんとすっきりした。そろそろ、放置していたQBにも着手してみよう。内科は肝胆膵が残っていて、小児産婦はゼロ、マイナーは精神科以外ゼロ。内科と小児産婦を春休み中に終えるという目標はどこへ行ったのかw とりあえず早いところ肝胆膵はやっつけておこう。来月は模試だというのに、色々と終わった感w こういう長期的なプロジェクトは、強い意志をもって地道に取り組まないとなかなか上手くいかない。

夜は四谷のひつじやにて、同輩にして後輩の2人と飲み会。この3人がこうして集うのも、実に4年ぶりである。そういえば母校の皆は、元気にしているのだろうか。

写真:宮島
斜光線に朱色が映えます。

349文字

シルエット

2014年3月22日 日常
シルエット
シルエット
目が覚めると9時を回っていた。ゆうべは、気がつかないうちに眠ってしまったらしい。辺りを見渡すと、まだ何人もが雑魚寝して深い眠りの中。何だか胸騒ぎがすると思ったら、10時から矯正歯科の予約が入っていたことを思い出す。急いで顔を洗い、歯を磨き、荷物をまとめて、お先に失礼した。今日は、すがすがしい青空。もっと部屋に留まって、すぐそばの浜崎橋ジャンクションから続く首都高11号線の景色をのんびり眺めていたいところであった。

結局半時間ほど遅刻。駅前の松屋で朝食とも昼食ともつかない食事をとった後、久々に「家」へ戻る。テンペストの第三楽章を弾き狂った後、疲れてしまったのでソファーで昼寝していたら、いつの間にか日が暮れていたw ため息をつきながら、とぼとぼと都内へ帰ったのだった。

写真:宮島
逆光の大鳥居です。

389文字

朱い廻廊

2014年3月16日 日常
朱い廻廊
朱い廻廊
まずは自転車を走らせて四ツ谷、ニューオータニへ。東京に来ているというので一時間ほどの食事。その後、権田原経由で代々木へ。夕方までぶっ通しであったから、なかなか疲れた。改めて思うに、指導というのは難しい。

夜はひと月ぶりに荒木町へ。せっかくの機会なので、ここぞとばかりにウイスキーを注文w Laphroaig 18, Ardbeq 10, Talisker cask strength, Bowmore 17, Royal Lochnager, Auchentoshan 10, Tobermory 10, Ileachなどなど。てか、こんなに飲んだのかw 次から次へと空けていったため多すぎて何も覚えていないに等しいが、Tobermoryは面白い味だったと記憶している。一段落したらウイスキー全集でも読んで勉強しよう。楽しい経験であった。

写真:宮島
厳島神社に参拝します。

424文字

多宝塔と大聖院

2014年3月14日 日常
多宝塔と大聖院
多宝塔と大聖院
多宝塔と大聖院
連日の横浜。今日は集合が少し遅いので助かる。まずは信濃町へ移動し、国対部屋に着替えと撮影機材を置いてからスーツにて出発。久々に湘南新宿ラインに乗った。車窓を見れば、とくに大崎~旧蛇窪信号場の間などはなかなか面白いところを走っている。山手線と品鶴線を短絡するこの線は大崎支線といい、一つの線区ではなく大崎駅の構内扱いらしい。

横浜からはバスにて現地へ。午前、午後と違う診療科を回ることができたのは面白かった。見学は長すぎず、昼食も美味しい。全体を通した印象としては、あらゆる点においてバランスが取れている。どこが強いとか弱いとかにこだわる人も多いようだが、均整という面ではかなり優れているのではないかと思った。まだまだ迷う余地がありそうだ。

すべてが予定通りに進み、予定通りのバスで駅へ帰還。道が意外と混んでいて、バスを降りてから発車時刻までが2分を切っていたのがかなり大変であったが、無事これも予定通りの列車に乗ることができた。ここからは、新たなる旅路である。

写真:宮島
この界隈は人も少なく、ひっそりとしています。

497文字

五重塔

2014年3月13日 日常
五重塔
五重塔
五重塔
春休み中の見学は2件。平日で時間が取れる日がなかなか少なく、今日と明日に集中してしまった。今日は新横浜へ。品川から新幹線を使えばそれなりに早いようだが、JR+東横+JRという乗り継ぎでようやく到着。東急の運賃は安いので、遠回りして全区間JRで行くのとあまり変わらない。

うーん、やはり部活の勧誘と同じで、どこを回ってもなかなか魅力的に映るものである。元主将にもお会いすることができ、1時間半ほど会談。「チョッカン」で決めるのも大事だという。それが「直感」なのか「直観」なのか、意見が割れるところではありそうだが。しかしポリクリを経て思うに、同輩の環境というのは非常に重要なファクターであると感じる。環境に全く依存しないほどの強い意志があれば話は別なのかもしれないが。その点、新横浜は良いと思った。

夕方から嵐になってしまい、信濃町に戻ってPreparation Courseに大幅遅刻参加する意欲が削がれたため、今宵は普通に帰宅。この間の北陸旅行で仕入れた砺波の酒、若鶴を開栓した。しっかりとした米の味が生きていて美味い。

写真:宮島
少し高台から厳島神社を見下ろすのも面白いです。

529文字

鹿の棲む島

2014年3月11日 日常
鹿の棲む島
鹿の棲む島
今日は新宿にて代々木の集い(と、メトニミーを使って書くと不思議な文に見えるw)。いやしかし、自分が入ったときに比べると本当に様変わりした。ここまでの大所帯になったとは、隔世の感がある。

そして戦いに敗れたことを知り、無念の極み。やれるだけのことはやったのだが、やはりじわじわ来るものがある。ひとまず3月は細々とした仕事が続きそうだが、来年度からはどうやって過ごしていこうか。

3月は惜別の季節。「年下の人間をここまで尊敬したのは初めて」というのは、身に余る言葉であった。自己の内面の模索に没頭しているときにこういう客観的な意見を耳にすると、はっとさせられることがしばしばあるものだ。

写真:宮島
みなおとなしいです。

346文字

上陸

2014年3月9日 日常
上陸
上陸
上陸
日中は主にたまった日記を処理していく。いやしかし、一か月以上も遅れるとなかなか追いつくのは辛い。まあそれでも駄文を書き連ねるのは、確たる旅行の記録を残しておきたいという思いが強いからである。全くの自己満足に他ならないのだが、常にそういう「無意味の意味」のようなものを生活に見出せないと、日常も非日常もあまりに味気ないものになってしまうだろう。

夕方は再び代々木へ。各人が持ち寄ったものをもとに、統合して形にしていく作業。やはり、こういうメンバーで仕事をするのは本当に楽しい。いわば、知的な楽しみ。この、全てが合理的に、そして円滑に進んでいくさまは、さすがだと思うのだ。

写真:宮島
宮島に上陸。商店街を抜けて、海岸にやって来ました。

353文字

接近

2014年3月8日 日常
接近
接近
接近
昨夜はずいぶんと飲んだようだ。朝になってもまだ少し残っていたので、8時頃までぐだぐだと寝床でまどろむ。9時からは勧誘ミーティングがあるというので登校。昼食後は何となく帰宅。しかし特に何もやる気が湧かず、試験勉強漬けから一転、廃人のような生活w 学校にいた方がまだ能率的だったか。夕方は代々木へ。明日が締切の膨大な仕事を任されていたので、閉室まで粘ってなんとか完遂。

春休みの予定を概観してみると、当面の間は今日と明日くらいしかゆっくりできる日がなさそうな感じである。やはり早起きをして仕事を片付けるというのがひとつのキモだろう。

写真:宮島航路
厳島神社の大鳥居が近づいてきました。

328文字

西日本色

2014年3月2日 日常
西日本色
西日本色
今日はそれなりに早起きして、来週の試験勉強に取り掛かる。メモを作りながら放射線の一周目を完了。で、やはりメモを作りながら感染症の一周目も完了。虚しいことに、これで日が暮れてしまった。夜は、明日の耳鼻科の二周目に取り掛かる。この科目は記述問題もそれなりに出るようなので、知識をしっかり詰めておく。いやしかし、マルチョイの勉強ばかりやっているとアホになることを実感する。あれは記憶しているというより、「見覚えのある」ものを選んでいるだけなので、結局何も理解していないのと同じなのだw

写真:山陽本線普通列車
糸崎から広島までやって来ました。

304文字

糸崎にて

2014年3月1日 日常
糸崎にて
糸崎にて
気が付けばもう3月に入っていた。2日間の予定がまるまる空いた週末というのはいつ以来だろう。とりあえず月曜からの科目の勉強をしなければならない。まずは耳鼻科の一周目を完了。昨日の夕方からじっくりと読んでいたら案外時間がかかってしまった。放射線の一周目にもちょろっと着手したが、結局全然進んでいない。あとはアメ留の準備、各方面へのメール処理、各種資料のスキャンといった雑務で半日が終わってしまった。しかし、これで懸案事項はおおむね片付いたのでよしとしよう。

夜はふたたび酒を飲む。明日は気合を入れねば。

写真:山陽本線普通列車
糸崎で乗り換えます。西日本色の113系です。

321文字

尾道ラーメン

2014年2月23日 日常
尾道ラーメン
尾道ラーメン
尾道ラーメン
起きたら、また皮膚科。とにかく皮膚科。皮膚科尽くしw しかし皮膚科だけをやっているわけにもいかないので、2番目に控える眼科のデュプロにも着手。今日は半分だけ進めた。今回の試験は二度手間を防ぐため、1周目で早速デュプロ・ダイジェストを作ってみる。読むだけでは頭を素通りしていって結局何も残らないので、せめて過去問的に重要な波線部、キモ所だけは書き留めていこうという試み。これが意外と効くもので、どれだけヘロヘロになっても1周目をしっかり読み込んでおけば2周目が楽になる。「とりあえずざっと読んでおこう」はあまり意味がないので、最初から根気よく読んでおくのが重要と思われる。何を今更、かもしれないがw

そして今日は午後から延々と代々木に入り浸る。ついに最終、やれるだけのことはやった。

写真:尾道市街
国道2号線脇の跨線橋は、映画「転校生」にも登場したと記憶しているのですが、どうなんでしょう。ラーメンは美味しかったです。

446文字

浄土寺

2014年2月22日 日常
浄土寺
浄土寺
浄土寺
朝から晩まで家に引きこもり、ひたすら皮膚科デュプロの校正を行うという廃人生活w 婦人科漬けだった昨年の正月を思い出す。一日中PCに向かっていると目をやられる上に、膨大量の過去問を取りまとめ、体裁を整えていると発狂しそうになる。

定期試験の出来は結局、試験を受けるまさにその時点でどれだけの内容を暗記できているかにかかっているので、こうして日頃から継続して内容に触れたところで、最終的には直前に詰め込まないといけない。ただし、その「詰め込みやすさ」が継続の度合いによって変わってくるものと理解している。

写真:尾道市街
なかなかエキゾチックな寺院。

310文字

坂と暮らす

2014年2月11日 日常
坂と暮らす
坂と暮らす
夢のような北陸旅行から一転、昨日は唐突に日常に引き戻された上、皮膚科のデュプロが膨大量であることを知って絶望したのだった。いよいよ編集長業務が始まって慌ただしくなってきそうだが、皮膚科の知識がまだゼロに等しい状態なのでわりとつらいものがある。さらに先週の耳鼻科のデュプロも執筆。

今日はせっかくの祝日なので、たまった雑務を処理する。旅行の写真整理は帰宅後すぐに着手するのがキモか。記憶の新しいうちに、そして五感がまだ生きているうちに。そういえば烏山の撮影録も書かねばならない。夕方は代々木へ。あっという間に一日が終わってしまった。

写真:尾道市街
必然的に縦構図が多くなります。

326文字

隘路

2014年1月26日 日常
隘路
隘路
隘路
来週は呼吸器、循環器、消化器、血液、リウマチの試験があるようなので再び復習を行う。消化器のQBは分厚すぎてまだ手をつける気が起きないなw 内代は思いのほか易しいので、とりあえずこれをちゃっちゃと片付けてからにしよう。

夕方は副将に誘われ表参道にて日本酒のパーティー。全国から色々な酒蔵が集結し、軽食がついて飲み放題。しかし酒はすばらしかったのだが、食事の方が全く酒に釣り合っていない。しかも皆テーブルの近くに張っていて、新しい料理が来てもあっという間になくなってしまうw これで5000円は高い印象。伯楽星、醴泉、獺祭、東洋美人、作、美丈夫、雨後の月、御湖鶴、酔鯨、八海山、磯自慢を味わう。しっかりした味、濃厚な味、ぐっと迫ってくる味の日本酒、酒だけで十分楽しめてしまうような日本酒も好きだが、どちらかといえば食中酒として料理の味を引き立てるような、すっきりした辛口のものが好みである。合唱に対する上手いピアノ伴奏、とでも言えば良いのかw もちろんソロも好きではあるが、それだけでは能がない。伯楽星、醴泉などは派手な華やかさこそないが、個人的にはかなり気に入った。獺祭は普通に美味いというか、バランスの取れた芸術品。今日の中では酔鯨が最も良かったか。磯自慢も気になった。

写真:尾道市街
大幹線、山陽本線の線路がこんな近くの頭上をかすめる。

607文字

坂の路地

2014年1月25日 日常
坂の路地
坂の路地
まるまる空いている一日もそろそろ珍しくなってきたのでこういう土曜日は有効に活用したいところだが、二度寝、三度寝を繰り返し11時半に起床したのでは色々と話にならないw

久しく、実に3ヶ月くらいか、QBに手をつけていなかったので再開することにした。内科で残っているのは内代、消化器、肝胆膵。本当は昨年末までに終えておく予定だったのに、意思が弱く自律のレベルも低かったのでまるで達成できず。まあアメ留もあることなので、年度内には小児・産婦まで片づけておきたい。3学期はストイックに生活しよう。

写真:尾道市街
至る所にこういう風景。

300文字

天寧寺

2014年1月13日 日常
天寧寺
天寧寺
今日は4連休の予備日のような位置づけで、主に旅行記をしたためていた。貴重な時間を割いてわざわざ旅行記を書くことにどれほどの意義があるのかと思うけれども、一つは単に記録を残すということ、もう一つは感覚と思考で構成された記憶を追体験すること、大まかにこの二つが理由として挙がってくるかもしれない。記録を残すだけなら事務作業とあまり変わらないのだが、追体験となると話は別である。無形物たる感覚と思考に言葉という姿を与えることは、そんなに簡単ではない。記憶は明確に言葉という形で脳に保持されているわけではなく、言葉は記憶を呼び起こすための手段でしかないからである。

写真:尾道市街
三重塔。重要文化財だそうです。

338文字

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