どうやら定期試験というものはもうこれで最後になるようだ。あとは、来年の国家試験になるのかw
・耳鼻咽喉科学 本試験
耳鏡の所見の図示とか完全にノーケアだったが、全体を通して見ればまあ大丈夫だったか。てか、耳小骨が鼓膜を透かして見えるということを試験中に初めて知ったよw 試験後は救急医学の一周目に取りかかる。2~3日前にメモを作りながら一周目、前日にメモを見返しながら二周目、という流れが完全に定着した。
・放射線医学 本試験
コマ数が少ない科目の試験というのは意外と怖いイメージがあったが、取り越し苦労に終わる。今回の試験はWコン行になると7月のアメ留が台無しになるので、絶対に落とせないというかつてないプレッシャーのもとで受けている。試験の難易度にかかわらず、そういうのは精神衛生上あまり良くないw で、放射線が終わってからリハビリに着手。この科目は前日勉強で勝負しよう。
・リハビリテーション医学 本試験
これは予想通り楽だったw 試験後は、翌々日の緩和医療の一周目に着手した後、翌日の救急と感染症の二周目に取りかかる。すべて予定通りである。
・救急医学 本試験
前日にメモを見ながら二周目を行うというのはやはり高効率である。この、試験後の何も頭に残っていない感じは本当に虚しいのだがw
・感染症学 本試験
救急と同日の午後に実施。選択肢が細かすぎるというか、もはや言葉尻をとらえたような謎な出題が多く、試験終了後に議論を呼び起こしていたw さて、ここまで来ればもう峠は越えた。翌日の歯科学は予告問題があるのでそれだけ勉強すれば問題ないらしい。あとは、緩和医療の二周目に着手。
・歯科学 本試験
予告問題からの出題。ここまですらすらと記述が書けると快いw
・緩和医療 本試験
歯科と同日の午後に実施。3コマしかない科目だったが、講義は緩和というよりもガチ薬理といった感じだったので、どうでも良いところまでキモハ勉してしまったw 症例問題は緩和医療らしい内容で、よく出来ていたと思う。
これにて全11科目が終了。長い試験期間だった。気が付いたら3月も7日になっている。金曜の試験後はPreparation Courseのオリエン、そして自習室の大規模清掃を経て、夜は某会の面々と久々の再開を果たし飲み会を開く。
写真:宮島航路
さて、宮島へ渡ります。
1252文字
・耳鼻咽喉科学 本試験
耳鏡の所見の図示とか完全にノーケアだったが、全体を通して見ればまあ大丈夫だったか。てか、耳小骨が鼓膜を透かして見えるということを試験中に初めて知ったよw 試験後は救急医学の一周目に取りかかる。2~3日前にメモを作りながら一周目、前日にメモを見返しながら二周目、という流れが完全に定着した。
・放射線医学 本試験
コマ数が少ない科目の試験というのは意外と怖いイメージがあったが、取り越し苦労に終わる。今回の試験はWコン行になると7月のアメ留が台無しになるので、絶対に落とせないというかつてないプレッシャーのもとで受けている。試験の難易度にかかわらず、そういうのは精神衛生上あまり良くないw で、放射線が終わってからリハビリに着手。この科目は前日勉強で勝負しよう。
・リハビリテーション医学 本試験
これは予想通り楽だったw 試験後は、翌々日の緩和医療の一周目に着手した後、翌日の救急と感染症の二周目に取りかかる。すべて予定通りである。
・救急医学 本試験
前日にメモを見ながら二周目を行うというのはやはり高効率である。この、試験後の何も頭に残っていない感じは本当に虚しいのだがw
・感染症学 本試験
救急と同日の午後に実施。選択肢が細かすぎるというか、もはや言葉尻をとらえたような謎な出題が多く、試験終了後に議論を呼び起こしていたw さて、ここまで来ればもう峠は越えた。翌日の歯科学は予告問題があるのでそれだけ勉強すれば問題ないらしい。あとは、緩和医療の二周目に着手。
・歯科学 本試験
予告問題からの出題。ここまですらすらと記述が書けると快いw
・緩和医療 本試験
歯科と同日の午後に実施。3コマしかない科目だったが、講義は緩和というよりもガチ薬理といった感じだったので、どうでも良いところまでキモハ勉してしまったw 症例問題は緩和医療らしい内容で、よく出来ていたと思う。
これにて全11科目が終了。長い試験期間だった。気が付いたら3月も7日になっている。金曜の試験後はPreparation Courseのオリエン、そして自習室の大規模清掃を経て、夜は某会の面々と久々の再開を果たし飲み会を開く。
写真:宮島航路
さて、宮島へ渡ります。
1252文字
月曜日に最後の講義があった後、翌日からはいつになく長い試験期間の始まり。どういうわけか講義とは逆順に日程が組まれていて、皮膚科に至っては最終講義の3日後に試験というスケジュール。1日1科目のことが多いので勉強はしやすいが、だらだらと慢性的に試験が続くのはつらい。
・形成外科学 本試験
これは先週の木曜に読了してメモを作ってあったので、まあまあ楽勝であった。教授の記述はなかなか難しかったが。前日にメモを読み返すと記憶が蘇ってくる。今回の試験は全部このパターンで乗り切るとしよう。試験後は泌尿器の一周目を開始。月曜に読了した眼科の二周目も開始した。
・眼科学 本試験
解いていてここまで快い試験はなかなかないw 試験後は泌尿器の一周目を完了し、皮膚科の二周目を開始。編集長をやっていたので余裕だろうと思いきや、細かいところは全然覚えていなかったのでやはりメモを作ることにする。5時間くらいかかってしまった・・・
・皮膚科学 本試験
相変わらず問題は大量だったが、しっかり対策していればとくに難しくはなかった。試験後は、泌尿器の二周目を開始。そして夕方、アメ留の診療科のアプライが先着順であることに気付き、絶望に打ちひしがれた。書類は2月頭の時点でとうに揃っていたというのに。まあさすがに問題ないとは思うのだが、こういうのはどうも出遅れる傾向にあるから今後注意しよう。
・泌尿器科学 本試験
午前中にメモを詰め直す。しかし試験はかなり難しかったような印象。かなり細かいところまで聞かれていたので、デュプロを細部まで読んでいないときつかったか。あの忌まわしき「小児の症候論」に通じるものを感じる。試験後は、耳鼻科の一周目を開始。完全に自転車操業になりつつある。耳だけ読んで集中が切れたので、夜はささやかに一人で酒を飲み、中間打ち上げ。
知識を詰め込んでは吐き出し、詰め込んでは吐き出し、の繰り返し。だんだん虚しくなってくる・・・
写真:山陽本線普通列車
尾道シリーズはようやく終わりです。これから広島へ向かいます。
1028文字
・形成外科学 本試験
これは先週の木曜に読了してメモを作ってあったので、まあまあ楽勝であった。教授の記述はなかなか難しかったが。前日にメモを読み返すと記憶が蘇ってくる。今回の試験は全部このパターンで乗り切るとしよう。試験後は泌尿器の一周目を開始。月曜に読了した眼科の二周目も開始した。
・眼科学 本試験
解いていてここまで快い試験はなかなかないw 試験後は泌尿器の一周目を完了し、皮膚科の二周目を開始。編集長をやっていたので余裕だろうと思いきや、細かいところは全然覚えていなかったのでやはりメモを作ることにする。5時間くらいかかってしまった・・・
・皮膚科学 本試験
相変わらず問題は大量だったが、しっかり対策していればとくに難しくはなかった。試験後は、泌尿器の二周目を開始。そして夕方、アメ留の診療科のアプライが先着順であることに気付き、絶望に打ちひしがれた。書類は2月頭の時点でとうに揃っていたというのに。まあさすがに問題ないとは思うのだが、こういうのはどうも出遅れる傾向にあるから今後注意しよう。
・泌尿器科学 本試験
午前中にメモを詰め直す。しかし試験はかなり難しかったような印象。かなり細かいところまで聞かれていたので、デュプロを細部まで読んでいないときつかったか。あの忌まわしき「小児の症候論」に通じるものを感じる。試験後は、耳鼻科の一周目を開始。完全に自転車操業になりつつある。耳だけ読んで集中が切れたので、夜はささやかに一人で酒を飲み、中間打ち上げ。
知識を詰め込んでは吐き出し、詰め込んでは吐き出し、の繰り返し。だんだん虚しくなってくる・・・
写真:山陽本線普通列車
尾道シリーズはようやく終わりです。これから広島へ向かいます。
1028文字
・感染症
すべてパス。
・皮膚科
今週は編集長業務の正念場。ぼちぼちデュプロが上がってきたのでその校正と、過去問解答の作成。しかし問題量が尋常ではなく、心が折れる。授業内容自体はほぼ変わらないので、それは各デュプラーを信頼して任せておくとして、自分は授業中の時間を使って過去問のベースを仕上げておく。教科書を体系的に読んで勉強しているわけではないが、ここまで毎日否応なく触れさせられると、内容が頭に入ってこないこともない。結局、日々の泥臭い積み重ねが一番大事だという結論に至るのだが、すべての科目でそれを実現するのは至難である。
・泌尿器科
ウロは授業に出ながら過去デュプロを読むという意識の高い試み。
火曜は荒木町にて輸液塾の打ち上げ。水曜は矯正歯科でついに装具が外れる。木曜、金曜は連日の代々木。こっちもいよいよ大詰め。水曜には1冊目のデュプロが到着したので形成外科を早速読み始め、翌日に読了。計画的に進めていかねば。
写真:尾道市街
窓のアーチが面白い。
568文字
すべてパス。
・皮膚科
今週は編集長業務の正念場。ぼちぼちデュプロが上がってきたのでその校正と、過去問解答の作成。しかし問題量が尋常ではなく、心が折れる。授業内容自体はほぼ変わらないので、それは各デュプラーを信頼して任せておくとして、自分は授業中の時間を使って過去問のベースを仕上げておく。教科書を体系的に読んで勉強しているわけではないが、ここまで毎日否応なく触れさせられると、内容が頭に入ってこないこともない。結局、日々の泥臭い積み重ねが一番大事だという結論に至るのだが、すべての科目でそれを実現するのは至難である。
・泌尿器科
ウロは授業に出ながら過去デュプロを読むという意識の高い試み。
火曜は荒木町にて輸液塾の打ち上げ。水曜は矯正歯科でついに装具が外れる。木曜、金曜は連日の代々木。こっちもいよいよ大詰め。水曜には1冊目のデュプロが到着したので形成外科を早速読み始め、翌日に読了。計画的に進めていかねば。
写真:尾道市街
窓のアーチが面白い。
568文字
水曜1限の感染症以外は全て出席。
・皮膚科学
毎日2限に設定されている皮膚科。どの先生も90分をまるまる使ったり、45分交代で別の内容になったりするので、だいぶ重い。とくに途中交代がある場合は、実質2コマ分といえる。しかし、真面目に聞いているからというだけなのかもしれないが、マイナー科の中では最も興味が持てる科目である。
・救急医学
相変わらず内職ばかりで何も聞いていないw
写真:尾道市街
ずいぶん写真を撮ったにもかかわらず、どの道をどう歩いたかはうろ覚えになってしまった。ただ行って終わり、というのはなるべく避けるようにはしているが、旅先について深く知るということは以外にも難しい。
398文字
・皮膚科学
毎日2限に設定されている皮膚科。どの先生も90分をまるまる使ったり、45分交代で別の内容になったりするので、だいぶ重い。とくに途中交代がある場合は、実質2コマ分といえる。しかし、真面目に聞いているからというだけなのかもしれないが、マイナー科の中では最も興味が持てる科目である。
・救急医学
相変わらず内職ばかりで何も聞いていないw
写真:尾道市街
ずいぶん写真を撮ったにもかかわらず、どの道をどう歩いたかはうろ覚えになってしまった。ただ行って終わり、というのはなるべく避けるようにはしているが、旅先について深く知るということは以外にも難しい。
398文字
・耳鼻咽喉科学、眼科学、放射線医学
木曜の耳鼻科のデュプラー以外は全部出ないまま終わってしまったw 講義をどう利用するかというのは難しい問題で、出たからといって即座に知識が定着するわけではないし、結局試験前に自習・暗記して詰め込むことになる。せいぜい「それ聞いたことある」くらい、単語とか概念にfamiliarになる程度である。日頃から相当な予習と復習を行っていれば講義は実りあるものになるのかもしれないが、それを実現している人はどのくらいいるのだろう。
今週は膨大量の消化器のQBを進め、ようやく片付いた。あとは肝胆膵が残っているが、週末の予定が詰まりに詰まっている状況を見るに、今月中に終えるのはだいぶ難しいか。
・救急医学
出席点があるようなので3限は毎日出席。しかし、東大文系数学を解き漁って代々木の内職をしているだけだったw 毎年2月が慌ただしいのはこういう事情もあったのだった。
・病院見学
金曜は講義を全切りして初の病院見学へ。皆そろそろ動き出しているようだから、自分も何かしらやらねば。こういうのはどうも毎回出遅れる傾向にあるw 見学は予想を上回る内容で、面白かった。とりあえず候補の一つ。見学に行き狂っている人もいれば、そうでない人もいるが、そんなにたくさん受けるわけではないからある程度絞った方が良いとは思う。結局、情報量と実力の兼ね合いということになるのだろう。
写真:尾道市街
町の東側へと歩みを進めます。
753文字
木曜の耳鼻科のデュプラー以外は全部出ないまま終わってしまったw 講義をどう利用するかというのは難しい問題で、出たからといって即座に知識が定着するわけではないし、結局試験前に自習・暗記して詰め込むことになる。せいぜい「それ聞いたことある」くらい、単語とか概念にfamiliarになる程度である。日頃から相当な予習と復習を行っていれば講義は実りあるものになるのかもしれないが、それを実現している人はどのくらいいるのだろう。
今週は膨大量の消化器のQBを進め、ようやく片付いた。あとは肝胆膵が残っているが、週末の予定が詰まりに詰まっている状況を見るに、今月中に終えるのはだいぶ難しいか。
・救急医学
出席点があるようなので3限は毎日出席。しかし、東大文系数学を解き漁って代々木の内職をしているだけだったw 毎年2月が慌ただしいのはこういう事情もあったのだった。
・病院見学
金曜は講義を全切りして初の病院見学へ。皆そろそろ動き出しているようだから、自分も何かしらやらねば。こういうのはどうも毎回出遅れる傾向にあるw 見学は予想を上回る内容で、面白かった。とりあえず候補の一つ。見学に行き狂っている人もいれば、そうでない人もいるが、そんなにたくさん受けるわけではないからある程度絞った方が良いとは思う。結局、情報量と実力の兼ね合いということになるのだろう。
写真:尾道市街
町の東側へと歩みを進めます。
753文字
・脳神経外科セミナー
かねてから脳外には興味があったので、申し込んで参加。色々なコースが設定されていて、自分は一日中顕微鏡を覗きながらマイクロ手術を練習するという内容。午前はガーゼの繊維や手袋をハサミで切るところから始まり、縫合や結紮の練習を経て、午後は鳥の手羽先から剖出した橈骨動脈を尺骨動脈にバイパスするという手技を行う。細かく精密な作業はもともと好きではあるが、これが相当に難しくてえらく手こずった。そもそも血管を剖出する段階で結合織の剥離が不十分だと縫合も何もできないので、グラフトとレシピエントをきれいに準備するところが最大のキモかもしれない。一度やり直しをして結果的には上手くいったのだが、マイクロの難しさと奥深さが身にしみて分かった。夢中で作業をしていると時間の経つのを忘れてしまう。
いやしかし、手術は本当に面白い。上達するためには練習あるのみで、考え方としてはスポーツに通じる部分が大きい。センスの有無というのも当然影響してくる要素ではあるが、それよりも地道な積み重ねが確かに結実していく快感は何にも代えがたいだろう。
夜は飲み会へ。「iPS細胞も、STAP細胞も結構だと思います。もしかしたら神経線維は再生するかもしれない。しかし脳という臓器は決して再生しない。それぞれの人間に唯一の脳があって、知識や記憶や人格のすべてが詰まっている。その脳が今まさに壊れようとしているとき、直接それを救えるのは脳外科医しかいないのです」・・・なるほど。そしてこの先どうなるかは分からないが、やはり脳には無限の可能性が広がっているわけだ。改めてこの方面に興味が湧く。
酩酊して帰宅w
写真:尾道市街
仲良く佇む野良猫。
783文字
かねてから脳外には興味があったので、申し込んで参加。色々なコースが設定されていて、自分は一日中顕微鏡を覗きながらマイクロ手術を練習するという内容。午前はガーゼの繊維や手袋をハサミで切るところから始まり、縫合や結紮の練習を経て、午後は鳥の手羽先から剖出した橈骨動脈を尺骨動脈にバイパスするという手技を行う。細かく精密な作業はもともと好きではあるが、これが相当に難しくてえらく手こずった。そもそも血管を剖出する段階で結合織の剥離が不十分だと縫合も何もできないので、グラフトとレシピエントをきれいに準備するところが最大のキモかもしれない。一度やり直しをして結果的には上手くいったのだが、マイクロの難しさと奥深さが身にしみて分かった。夢中で作業をしていると時間の経つのを忘れてしまう。
いやしかし、手術は本当に面白い。上達するためには練習あるのみで、考え方としてはスポーツに通じる部分が大きい。センスの有無というのも当然影響してくる要素ではあるが、それよりも地道な積み重ねが確かに結実していく快感は何にも代えがたいだろう。
夜は飲み会へ。「iPS細胞も、STAP細胞も結構だと思います。もしかしたら神経線維は再生するかもしれない。しかし脳という臓器は決して再生しない。それぞれの人間に唯一の脳があって、知識や記憶や人格のすべてが詰まっている。その脳が今まさに壊れようとしているとき、直接それを救えるのは脳外科医しかいないのです」・・・なるほど。そしてこの先どうなるかは分からないが、やはり脳には無限の可能性が広がっているわけだ。改めてこの方面に興味が湧く。
酩酊して帰宅w
写真:尾道市街
仲良く佇む野良猫。
783文字
・内科学
月曜は呼吸器と循環器の試験。呼吸器は聞かれていることはそこまで難しくないはずなのだが、鑑別を挙げそれぞれについて記述するとなると、なかなか出てこない。つくづく思うに、マルチョイに慣れるとアホになる。循環器は極めて実地的な内容で面白かった。
火曜は消化器。問診とか身体所見とか、内科学の根本的な部分を体系立てて記述するのは意外と難しい。普段からどれだけ主体的に考えていたか、ということなのだが、結局「考える」ということなくしては進歩がないことを思い知る。
水曜は血液とリウマチ。血液はただのガチ試験で、ポリクリなど何も関係ない内容だったw 普通に難しい。あれは結局MDSだったのだろうか。その病型分類まで書かせるとか、えげつない話である。リウマチは易しい出題で癒された。
しかし各科目とも一応前日に勉強したとはいえ、知識の抜けの著しいことを痛感する。ポリクリはポリクリで学ぶことが多いが、並行してペーパー的な知識を正しく暗記していないとなかなか使い物にならない。
・眼科学、形成外科学
今週はすべてパス。
・耳鼻咽喉科学
初回のみ出席。感覚器を扱うという性質上、興味が湧く部分もあるのだが、結局2回目以降はパスしてしまった。
・リハビリテーション医学
出席して内職という流れ。
・その他
内代のQBが終了し、消化器に取り掛かる。内科は2月中にけりをつけることを目標にしよう。あとはアメ留の勉強会、代々木、諸々の雑務をこなしていたら一週間が終了。英語については少し滞っているから何とかせねば。
写真:尾道市街
境内の楠は樹齢900年だそうです。
883文字
月曜は呼吸器と循環器の試験。呼吸器は聞かれていることはそこまで難しくないはずなのだが、鑑別を挙げそれぞれについて記述するとなると、なかなか出てこない。つくづく思うに、マルチョイに慣れるとアホになる。循環器は極めて実地的な内容で面白かった。
火曜は消化器。問診とか身体所見とか、内科学の根本的な部分を体系立てて記述するのは意外と難しい。普段からどれだけ主体的に考えていたか、ということなのだが、結局「考える」ということなくしては進歩がないことを思い知る。
水曜は血液とリウマチ。血液はただのガチ試験で、ポリクリなど何も関係ない内容だったw 普通に難しい。あれは結局MDSだったのだろうか。その病型分類まで書かせるとか、えげつない話である。リウマチは易しい出題で癒された。
しかし各科目とも一応前日に勉強したとはいえ、知識の抜けの著しいことを痛感する。ポリクリはポリクリで学ぶことが多いが、並行してペーパー的な知識を正しく暗記していないとなかなか使い物にならない。
・眼科学、形成外科学
今週はすべてパス。
・耳鼻咽喉科学
初回のみ出席。感覚器を扱うという性質上、興味が湧く部分もあるのだが、結局2回目以降はパスしてしまった。
・リハビリテーション医学
出席して内職という流れ。
・その他
内代のQBが終了し、消化器に取り掛かる。内科は2月中にけりをつけることを目標にしよう。あとはアメ留の勉強会、代々木、諸々の雑務をこなしていたら一週間が終了。英語については少し滞っているから何とかせねば。
写真:尾道市街
境内の楠は樹齢900年だそうです。
883文字
ここから1ヶ月、延々と講義が続く。
・歯科、緩和医療
全く出席しないまま、いつの間にか全コマ終了していたw
代わりに何をしていたかというと、そろそろ真面目に勉強しようと思い、国対委員部屋に机を整備。とりあえず木曜、金曜の内科の試験に向けて、USMLE Step 1の参考書を使って知識を整理することにした。医学英語の勉強にもなるという意識の高い試みw 長く続くと良いのだが。いやしかし、名詞に関しては本当に覚えるしかない。それと二重母音が意外に厄介で、myelitisとかpylorusとかについては完全に発音を勘違いしていた。外来語が多いせいか強勢の位置も独特なものが多い。まあ英語は嫌いではないので、積極的に覚えていくとしよう。
・内科学
腎内代の試験は結構ボリュームがあったが、ポリクリ後試験としてはよくできた問題だと思った。しかし本当に色々と忘れているものだ・・・内科は勉強してもしすぎることはない。
神経は、普通に各論の試験。診断自体は簡単だったが、細かい検査とか治療まで問われると知識の浅さが露呈する。局在診断が出ると聞いていたので神経解剖を見直して行ったものの、ほぼ意味なかったかw
ポリクリのノートと、QBのメモが意外と使えるということに気が付いた。よくまとまっている参考書というのも有用ではあるが、やはり自分の手で書いたものはすんなりと頭に入ってくるものだ。デュプロの二回目を読むのではなくて、デュプロ・ダイジェストを見直す方が効率が良いのと同じことである。
・眼科学
初回だけ出席したが、不毛だったのであとはパス。
・リハビリテーション医学
BMIは面白そうだった。整形外科や神経内科の知識が頻繁に登場する。しかしまあ、いきなり最初からリハビリに行くことはなさそうだ。それこそ整形出身とかの人は多いのかもしれないが。
・形成外科学
形成ってすごいことやってるんだなw ひたすら症例の写真が出てくるだけで、「へー」という間に講義が終わってしまう。
一日の中で科目がころころ変わるので、もっとまとめてもらいたいものだ。
・その他
金曜に出発とのことで、火曜の昼は表参道にて引継ぎ。あとは、病院見学の手配。気が付いたら出遅れかけていたので、とりあえず来月上旬に申し込んでみた。別に焦ることはないだろうが、何事も早め早めに済ませるに限る。もっと高度に自律した生活を送ろう。
写真:尾道市街
歩いた限りでは最も美しい坂でした。
1262文字
・歯科、緩和医療
全く出席しないまま、いつの間にか全コマ終了していたw
代わりに何をしていたかというと、そろそろ真面目に勉強しようと思い、国対委員部屋に机を整備。とりあえず木曜、金曜の内科の試験に向けて、USMLE Step 1の参考書を使って知識を整理することにした。医学英語の勉強にもなるという意識の高い試みw 長く続くと良いのだが。いやしかし、名詞に関しては本当に覚えるしかない。それと二重母音が意外に厄介で、myelitisとかpylorusとかについては完全に発音を勘違いしていた。外来語が多いせいか強勢の位置も独特なものが多い。まあ英語は嫌いではないので、積極的に覚えていくとしよう。
・内科学
腎内代の試験は結構ボリュームがあったが、ポリクリ後試験としてはよくできた問題だと思った。しかし本当に色々と忘れているものだ・・・内科は勉強してもしすぎることはない。
神経は、普通に各論の試験。診断自体は簡単だったが、細かい検査とか治療まで問われると知識の浅さが露呈する。局在診断が出ると聞いていたので神経解剖を見直して行ったものの、ほぼ意味なかったかw
ポリクリのノートと、QBのメモが意外と使えるということに気が付いた。よくまとまっている参考書というのも有用ではあるが、やはり自分の手で書いたものはすんなりと頭に入ってくるものだ。デュプロの二回目を読むのではなくて、デュプロ・ダイジェストを見直す方が効率が良いのと同じことである。
・眼科学
初回だけ出席したが、不毛だったのであとはパス。
・リハビリテーション医学
BMIは面白そうだった。整形外科や神経内科の知識が頻繁に登場する。しかしまあ、いきなり最初からリハビリに行くことはなさそうだ。それこそ整形出身とかの人は多いのかもしれないが。
・形成外科学
形成ってすごいことやってるんだなw ひたすら症例の写真が出てくるだけで、「へー」という間に講義が終わってしまう。
一日の中で科目がころころ変わるので、もっとまとめてもらいたいものだ。
・その他
金曜に出発とのことで、火曜の昼は表参道にて引継ぎ。あとは、病院見学の手配。気が付いたら出遅れかけていたので、とりあえず来月上旬に申し込んでみた。別に焦ることはないだろうが、何事も早め早めに済ませるに限る。もっと高度に自律した生活を送ろう。
写真:尾道市街
歩いた限りでは最も美しい坂でした。
1262文字
最終週。
・小児外科
2週目はだいぶ暇で、レポートとスライドを適当に作る。金曜のプレゼンは「冒頭の1分で何か面白い話を」ということだったので、鉄ヲタについて語ることにしたw 数学的思考力、芸術的感性といった教養の上に、時刻表やら鉄道雑誌、ネットで基礎を積み重ねた後、実地踏査を通じてその実際的な応用を理解し、ゆくゆくは撮り鉄、乗り鉄、録り鉄、模型鉄、車両鉄などといった専門領域へと入っていく。まあこれは、一般教養、基礎医学、臨床医学、ポリクリ、研修医、専門診療科という流れとほとんど一緒じゃないかと、そういうしょうもない話をしたのだったw エストロゲン産生腫瘍の考察よりもこのスライドに手間をかけた感があって本末転倒。
いやしかし基礎は重要で、脳への動脈には内頸動脈系と椎骨動脈系があることは誰もが知っているのと同じように、青森への2大ルートとしては東北本線系と上信越・羽越・奥羽本線系があるのはおそらくほとんどの人が知っている。がん、癌、肉腫の違いが分からない人はいないのと同じく、列車、電車、気動車の違いが分からない人もいないだろうw
話がずれた。小児外科自体は、面白い2週間、というか8日間であった。消化器系の手術しかないのかと思いきや、扱う疾患が多岐にわたっていて、カバーしている範囲が広いことを見たのが大きな勉強だったか。
・学部練
金曜は旅立ち前に学部練に参加。弓が重いということはないが、的中率は4割ほどで羽分けには届かない。押手が明らかに効いていないが、どうすれば上手く押せるのか、やり方を忘れてしまった。
写真:尾道市街
とにかく階段と坂が多い。
788文字
・小児外科
2週目はだいぶ暇で、レポートとスライドを適当に作る。金曜のプレゼンは「冒頭の1分で何か面白い話を」ということだったので、鉄ヲタについて語ることにしたw 数学的思考力、芸術的感性といった教養の上に、時刻表やら鉄道雑誌、ネットで基礎を積み重ねた後、実地踏査を通じてその実際的な応用を理解し、ゆくゆくは撮り鉄、乗り鉄、録り鉄、模型鉄、車両鉄などといった専門領域へと入っていく。まあこれは、一般教養、基礎医学、臨床医学、ポリクリ、研修医、専門診療科という流れとほとんど一緒じゃないかと、そういうしょうもない話をしたのだったw エストロゲン産生腫瘍の考察よりもこのスライドに手間をかけた感があって本末転倒。
いやしかし基礎は重要で、脳への動脈には内頸動脈系と椎骨動脈系があることは誰もが知っているのと同じように、青森への2大ルートとしては東北本線系と上信越・羽越・奥羽本線系があるのはおそらくほとんどの人が知っている。がん、癌、肉腫の違いが分からない人はいないのと同じく、列車、電車、気動車の違いが分からない人もいないだろうw
話がずれた。小児外科自体は、面白い2週間、というか8日間であった。消化器系の手術しかないのかと思いきや、扱う疾患が多岐にわたっていて、カバーしている範囲が広いことを見たのが大きな勉強だったか。
・学部練
金曜は旅立ち前に学部練に参加。弓が重いということはないが、的中率は4割ほどで羽分けには届かない。押手が明らかに効いていないが、どうすれば上手く押せるのか、やり方を忘れてしまった。
写真:尾道市街
とにかく階段と坂が多い。
788文字
ついに最後の診療科。
・小児外科
正月ボケからのリハビリとしてはちょうど良い密度のスケジュール。しかも金曜と月曜が祝日で間に4連休が挟まるので、実質8日間しかない。腎内代から始まり、全班の中で最も早く内科が終わり、年末にかけて産婦と小児がなだれ込み、年明けはのんびり小児外という我々のローテーション、なかなか恵まれているような気がする。これから婦人科を回る班は本当にお疲れさまとしか言いようがない。
なぜか出席を取るというシステムがほぼ存在しないため、回診もオペもほとんど行かなかったという猛者の話も耳に挟んではいたが、真面目なわが班は全出席w 何だかんだ、般外と同じくらいの密度でオペに入ったように思う。木曜の外病院も一日だけとはいえ、充実していた。毎朝の回診も教育的だったし、もっと自主的に学ぶ姿勢があればさらに面白かったと思う。ポリクリというのはたいてい1週目の前半に色々と頑張って、あとはその惰性といっては語弊があるが、流れでころころと転がっていくものだ。
そして、インド人留学生の登場w 多くの時間、我々と行動を共にすることになったのだが、自分の英語力のなさを痛感した。かわいそうだったのは、回診も何もかもすべてが日本語なので、彼は何も理解できないという点。したがって、つたない翻訳をしてその都度内容を教えることになる。しかし、簡単な医学用語がなかなか出てこない。それに、手術操作の表現方法もよく分からない。とにかく、話したいことが話せないのである。
インドの医学教育では、英語の教科書を使い、英語で講義が行われ、英語で会話をする。そもそも医学に限らず、ある程度の教育を受けた人はたいてい英語が話せるという。一方で我々日本人はといえば、ほとんど全てを日本語で勉強することができるため、ともすれば英語に触れずとも事足りてしまう。
全てを日本語で学べるというのは素晴らしい一面ではあるが、国際的な視点からすれば、対応する英語表現をいちいち覚えなければならないという二度手間を余儀なくされる。彼が言っていたことを例にとると、たとえば"iris"は"iris"であって、これを意味するヒンズー語はないらしいが、日本語では「虹彩」という名前がついている。また彼が驚いていたのは、あらゆる医学用語や病名に日本語の翻訳が対応しているという点。"infarction"は「梗塞」、"ulcer"は「潰瘍」、"fistula"は「瘻孔」。"necrotizing enterocolitis"は「壊死性腸炎」、"hyperthyroidism"は「甲状腺機能亢進症」、"insomnia"は「不眠症」。こんなことは当たり前のように思われるが、あらゆる言葉にまともな訳語があてられているというのは偉大な先人達の努力によるものだと実感する。しかしそれは諸刃の剣で、学問の理解としては完全に日本語ベースになる。我々はそれに上乗せする形で、英語を永久に学んでいかねばならないわけだ。
写真:尾道市街
黄色一色の普通列車が走り去っていきます。
1336文字
・小児外科
正月ボケからのリハビリとしてはちょうど良い密度のスケジュール。しかも金曜と月曜が祝日で間に4連休が挟まるので、実質8日間しかない。腎内代から始まり、全班の中で最も早く内科が終わり、年末にかけて産婦と小児がなだれ込み、年明けはのんびり小児外という我々のローテーション、なかなか恵まれているような気がする。これから婦人科を回る班は本当にお疲れさまとしか言いようがない。
なぜか出席を取るというシステムがほぼ存在しないため、回診もオペもほとんど行かなかったという猛者の話も耳に挟んではいたが、真面目なわが班は全出席w 何だかんだ、般外と同じくらいの密度でオペに入ったように思う。木曜の外病院も一日だけとはいえ、充実していた。毎朝の回診も教育的だったし、もっと自主的に学ぶ姿勢があればさらに面白かったと思う。ポリクリというのはたいてい1週目の前半に色々と頑張って、あとはその惰性といっては語弊があるが、流れでころころと転がっていくものだ。
そして、インド人留学生の登場w 多くの時間、我々と行動を共にすることになったのだが、自分の英語力のなさを痛感した。かわいそうだったのは、回診も何もかもすべてが日本語なので、彼は何も理解できないという点。したがって、つたない翻訳をしてその都度内容を教えることになる。しかし、簡単な医学用語がなかなか出てこない。それに、手術操作の表現方法もよく分からない。とにかく、話したいことが話せないのである。
インドの医学教育では、英語の教科書を使い、英語で講義が行われ、英語で会話をする。そもそも医学に限らず、ある程度の教育を受けた人はたいてい英語が話せるという。一方で我々日本人はといえば、ほとんど全てを日本語で勉強することができるため、ともすれば英語に触れずとも事足りてしまう。
全てを日本語で学べるというのは素晴らしい一面ではあるが、国際的な視点からすれば、対応する英語表現をいちいち覚えなければならないという二度手間を余儀なくされる。彼が言っていたことを例にとると、たとえば"iris"は"iris"であって、これを意味するヒンズー語はないらしいが、日本語では「虹彩」という名前がついている。また彼が驚いていたのは、あらゆる医学用語や病名に日本語の翻訳が対応しているという点。"infarction"は「梗塞」、"ulcer"は「潰瘍」、"fistula"は「瘻孔」。"necrotizing enterocolitis"は「壊死性腸炎」、"hyperthyroidism"は「甲状腺機能亢進症」、"insomnia"は「不眠症」。こんなことは当たり前のように思われるが、あらゆる言葉にまともな訳語があてられているというのは偉大な先人達の努力によるものだと実感する。しかしそれは諸刃の剣で、学問の理解としては完全に日本語ベースになる。我々はそれに上乗せする形で、英語を永久に学んでいかねばならないわけだ。
写真:尾道市街
黄色一色の普通列車が走り去っていきます。
1336文字
・医療政策・管理学 本試験
まさかの2題だけ&同問であった。これは今日の朝にデュプロを読むだけでも余裕だったのではw あるいは講義の出席率が良かったから易しくなったのかもしれない。とにかく、これにて冬休みである。例年に比べると試験のボリュームが小さいというかゼロに等しいのであまり実感が湧かない。思い起こせば、昨年度は年末から年度末にかけて鬼のように試験が降ってきたのだった。
その後アメ留の書類を整え、ヤウの食べ納めをして、渋谷で諸々の切符を手配して「家」へ戻る。ワインを一本空け、いつの間にか眠りに落ちてしまった。
写真:尾道市街
初春といったところか。
349文字
まさかの2題だけ&同問であった。これは今日の朝にデュプロを読むだけでも余裕だったのではw あるいは講義の出席率が良かったから易しくなったのかもしれない。とにかく、これにて冬休みである。例年に比べると試験のボリュームが小さいというかゼロに等しいのであまり実感が湧かない。思い起こせば、昨年度は年末から年度末にかけて鬼のように試験が降ってきたのだった。
その後アメ留の書類を整え、ヤウの食べ納めをして、渋谷で諸々の切符を手配して「家」へ戻る。ワインを一本空け、いつの間にか眠りに落ちてしまった。
写真:尾道市街
初春といったところか。
349文字
・小児科
血液班のポリクリ自体はだいぶ暇であった。せっかく手書きカルテだし、アメ留もあることなので英語でカルテ記載をしてみようかと思ったが、面倒すぎるのですぐに断念したw メインのイベントは、月曜と金曜の長大な回診を乗り切ることと、木曜の医長指導での発表。スライドは一度どこかでテンプレを作っておくとそれを使い回せるから楽である。しかしプレゼンテーションというのは何度やってもダメだな。口から言葉を発するプロセスに問題があるのか、それとも頭の中を整理する段階ですでに難があるのか。
これで年内のポリクリは全て終了。改めて思うに、主体性をもって勉強しないといけない。人によってどんどん差がついていく。確かにつまらないポリクリ、実りのないポリクリは存在するが、結局そう思うのは勉強できていないからなのだ。5年生という病棟では最下位の身分にある中でいかに色々な物事を吸収できるかは、今後自分が発揮できる能力を潜在的に裏付けるものではないか。やはり、自ら勉強して情報をアップデートしていかないと堕ちていく。ひとまず「ポリクリで一体何やってたんだ」と言われないくらいの知識なり技能なりは身につけたいと思うのだ。
今週は諸々の雑務処理に追われた。保健所の調査協力、Tdapの接種と書類の準備、年賀状の宛名書きなどなど。そういえば火曜は渋谷駅に4時前に到着して10時打ちの依頼を行った。年末へ向けて色々と仕事を片付け、すっきりと非日常に飛び込む段取りをしたい。
写真:山陽本線普通列車@福山、尾道
月曜日の朝。何気ない日常の風景。
729文字
血液班のポリクリ自体はだいぶ暇であった。せっかく手書きカルテだし、アメ留もあることなので英語でカルテ記載をしてみようかと思ったが、面倒すぎるのですぐに断念したw メインのイベントは、月曜と金曜の長大な回診を乗り切ることと、木曜の医長指導での発表。スライドは一度どこかでテンプレを作っておくとそれを使い回せるから楽である。しかしプレゼンテーションというのは何度やってもダメだな。口から言葉を発するプロセスに問題があるのか、それとも頭の中を整理する段階ですでに難があるのか。
これで年内のポリクリは全て終了。改めて思うに、主体性をもって勉強しないといけない。人によってどんどん差がついていく。確かにつまらないポリクリ、実りのないポリクリは存在するが、結局そう思うのは勉強できていないからなのだ。5年生という病棟では最下位の身分にある中でいかに色々な物事を吸収できるかは、今後自分が発揮できる能力を潜在的に裏付けるものではないか。やはり、自ら勉強して情報をアップデートしていかないと堕ちていく。ひとまず「ポリクリで一体何やってたんだ」と言われないくらいの知識なり技能なりは身につけたいと思うのだ。
今週は諸々の雑務処理に追われた。保健所の調査協力、Tdapの接種と書類の準備、年賀状の宛名書きなどなど。そういえば火曜は渋谷駅に4時前に到着して10時打ちの依頼を行った。年末へ向けて色々と仕事を片付け、すっきりと非日常に飛び込む段取りをしたい。
写真:山陽本線普通列車@福山、尾道
月曜日の朝。何気ない日常の風景。
729文字
・小児科
月曜朝は、前の晩に飲んだロキソニンが奏功して解熱したものの、昼頃から腹部症状が出現。長いことで有名な回診を経てさらに症状が増悪した。その夜はレンタカーの引き取りなど諸々の用事があって横浜へ帰らねばならなかったので、発熱が再燃しつつも多摩川を渡る。そうこうしているうちにBtistol Stool ChartのType7になり、激烈な腹痛と悪寒、戦慄に苦しみ、地獄を見た。翌朝も症状が一向に改善せず、さすがにポリクリは諦めることにした。5年前と症状が酷似していたので何となく予想はついていたが、近医を受診したところ感染性胃腸炎という診断。ちょうど同じ症状に斃れた同級生もいて、どうやらCampylobacter jejuniのようだ。金曜の晩に食べた焼き鳥のレバーが原因か。酒を飲んであまり記憶にないのだが、中が生焼けだったらしい。これはもう明白だろう。
火曜、水曜は廃人のように過ごし、ニューキノロン、整腸薬、止痢薬が奏功して木曜にはかなり軽快した。Type4~5くらいか。夕方に都内へ戻り翌日からの登校許可をもらい、晩は代々木へ。ポリクリは予定通り金曜に復活するも、回診に参加するのみ。結局一週目は担当患者と接することなく終わってしまった。やったことといえば、羽越本線の下調べと年賀状の作成、それにアメ留のポリクリ調整の仕事くらいか。ああ何とも虚しい。
写真:福塩線普通列車@府中
ここから電化区間に入ります。府中といえばまず京王線を連想しますが、徳島線には同じ字面で「こう」と読む難読駅があります。
733文字
月曜朝は、前の晩に飲んだロキソニンが奏功して解熱したものの、昼頃から腹部症状が出現。長いことで有名な回診を経てさらに症状が増悪した。その夜はレンタカーの引き取りなど諸々の用事があって横浜へ帰らねばならなかったので、発熱が再燃しつつも多摩川を渡る。そうこうしているうちにBtistol Stool ChartのType7になり、激烈な腹痛と悪寒、戦慄に苦しみ、地獄を見た。翌朝も症状が一向に改善せず、さすがにポリクリは諦めることにした。5年前と症状が酷似していたので何となく予想はついていたが、近医を受診したところ感染性胃腸炎という診断。ちょうど同じ症状に斃れた同級生もいて、どうやらCampylobacter jejuniのようだ。金曜の晩に食べた焼き鳥のレバーが原因か。酒を飲んであまり記憶にないのだが、中が生焼けだったらしい。これはもう明白だろう。
火曜、水曜は廃人のように過ごし、ニューキノロン、整腸薬、止痢薬が奏功して木曜にはかなり軽快した。Type4~5くらいか。夕方に都内へ戻り翌日からの登校許可をもらい、晩は代々木へ。ポリクリは予定通り金曜に復活するも、回診に参加するのみ。結局一週目は担当患者と接することなく終わってしまった。やったことといえば、羽越本線の下調べと年賀状の作成、それにアメ留のポリクリ調整の仕事くらいか。ああ何とも虚しい。
写真:福塩線普通列車@府中
ここから電化区間に入ります。府中といえばまず京王線を連想しますが、徳島線には同じ字面で「こう」と読む難読駅があります。
733文字
・産科
ありがたいことに論文発表のスライドは「何も直すところがない」とのことだったので、あとは想定質問に対する答を調べるのみ。火曜はその発表だったが、思ったほど大変ではなかった。質問内容は全然違うものではあったがw 水曜にC/Sを見て分娩見学のノルマは達成。あとは症例報告をまとめれば仕事はおわり。いやしかし、何も勉強していない。この2週間は、産科の診療内容を見学したというレベルに留まっている。金曜は軽い試問だったが、妊娠高血圧について聞かれるもだいぶキョドってしまった。HELLPについて話したら許してもらえたがw そろそろ中断していたQBを再開して、ストイックに勉強する生活を取り戻しても良い頃だろうか・・・
では暇な時間は何をしていたかというと、今月末の東北旅行と来月の東北旅行の下調べであった。東北づくしw PCに張り付き、時刻表を睨みながら旅程を組むという作業である。そして最後のブルトレ、あけぼのがついに最後の冬である。これまで何度となく乗った列車ではあるが、いったい何回くらい乗ったのか。記憶とくはねlogを頼りにまとめてみた:
・・・真夏と真冬にしか乗っていないw
写真:井倉洞
「粘稠」は「ねんちゅう」と読むと理解しているのですが、果たして「ねんちょう」と読むのは医学スラングなのか。「腔」は本来「こう」と読むけれども、この業界では「くう」と読むのが当たり前なのと同じように。
856文字
ありがたいことに論文発表のスライドは「何も直すところがない」とのことだったので、あとは想定質問に対する答を調べるのみ。火曜はその発表だったが、思ったほど大変ではなかった。質問内容は全然違うものではあったがw 水曜にC/Sを見て分娩見学のノルマは達成。あとは症例報告をまとめれば仕事はおわり。いやしかし、何も勉強していない。この2週間は、産科の診療内容を見学したというレベルに留まっている。金曜は軽い試問だったが、妊娠高血圧について聞かれるもだいぶキョドってしまった。HELLPについて話したら許してもらえたがw そろそろ中断していたQBを再開して、ストイックに勉強する生活を取り戻しても良い頃だろうか・・・
では暇な時間は何をしていたかというと、今月末の東北旅行と来月の東北旅行の下調べであった。東北づくしw PCに張り付き、時刻表を睨みながら旅程を組むという作業である。そして最後のブルトレ、あけぼのがついに最後の冬である。これまで何度となく乗った列車ではあるが、いったい何回くらい乗ったのか。記憶とくはねlogを頼りにまとめてみた:
2005/8 青森→上野 B寝台(ソロ)
2008/2/17 上野→酒田 ゴロンとシート
2010/8/14 上野→東能代 ゴロンとシート
2011/2/18 上野→酒田 ゴロンとシート
2012/2/29 酒田→高崎 ゴロンとシート
2012/8/20 上野→遊佐 B寝台
2013/3/2 上野→二ツ井 ゴロンとシート
・・・真夏と真冬にしか乗っていないw
写真:井倉洞
「粘稠」は「ねんちゅう」と読むと理解しているのですが、果たして「ねんちょう」と読むのは医学スラングなのか。「腔」は本来「こう」と読むけれども、この業界では「くう」と読むのが当たり前なのと同じように。
856文字
淡々と日常は回ってくる。
・産科
婦人科に比べると圧倒的に楽で、レポートもなければエグい試問もない。しかし自分は出席番号的にハズレで、比較的忙しかったように思う。ノルマは分娩を3件見学することと、論文を見つけてきてその発表を行うこと。分娩は経膣、帝王切開ともに、まさに感動的であった。人間の内部で新しい人間が作られて、それが外に出てくるわけだから、改めて思えばすごい話である。そして理論を知っているのと、それを実際に目の当たりにするのでは全然違う。論文の発表準備は滞りなく進み、やっていてむしろ楽しいくらいであった。他科のポリクリでこういった機会が設けられることはない。
あとは、産科の知識が著しく欠如していることを外来で思い知ったw 婦人科については否応なく勉強させられたわけだが、そういった強制力がなくとも自発的に勉強する習慣をつけたいものである。「やらなければならない」という状況に自らを追い込むというのか、どれだけ自律して過ごしていけるかは大きな問題だと思う。
・婦人科
火曜朝にWコンがあり、簡単な質問しか飛んでこず晴れて合格w 糸結びもスーパードンマイな感じだったが、なぜか合格w しかし本レポートのやり取りはまだ続いている。もう少しで完成する気配もあるのだが、まあ気長に頑張ろう。そろそろ試問表も作らねば・・・
金曜は功労賞。4人がまとめて壇上に呼ばれたり、部屋が四分割されたり、色々と突っ込みどころ満載であった。何とかして欲しいところである。そして飲み会は相変わらずキチガイじみていた。これ、いつか問題が起こるような気がしてならないのだがw そして怒濤の週末へ。
写真:井倉洞
構造、質感、すべてが生体組織。
718文字
・産科
婦人科に比べると圧倒的に楽で、レポートもなければエグい試問もない。しかし自分は出席番号的にハズレで、比較的忙しかったように思う。ノルマは分娩を3件見学することと、論文を見つけてきてその発表を行うこと。分娩は経膣、帝王切開ともに、まさに感動的であった。人間の内部で新しい人間が作られて、それが外に出てくるわけだから、改めて思えばすごい話である。そして理論を知っているのと、それを実際に目の当たりにするのでは全然違う。論文の発表準備は滞りなく進み、やっていてむしろ楽しいくらいであった。他科のポリクリでこういった機会が設けられることはない。
あとは、産科の知識が著しく欠如していることを外来で思い知ったw 婦人科については否応なく勉強させられたわけだが、そういった強制力がなくとも自発的に勉強する習慣をつけたいものである。「やらなければならない」という状況に自らを追い込むというのか、どれだけ自律して過ごしていけるかは大きな問題だと思う。
・婦人科
火曜朝にWコンがあり、簡単な質問しか飛んでこず晴れて合格w 糸結びもスーパードンマイな感じだったが、なぜか合格w しかし本レポートのやり取りはまだ続いている。もう少しで完成する気配もあるのだが、まあ気長に頑張ろう。そろそろ試問表も作らねば・・・
金曜は功労賞。4人がまとめて壇上に呼ばれたり、部屋が四分割されたり、色々と突っ込みどころ満載であった。何とかして欲しいところである。そして飲み会は相変わらずキチガイじみていた。これ、いつか問題が起こるような気がしてならないのだがw そして怒濤の週末へ。
写真:井倉洞
構造、質感、すべてが生体組織。
718文字
・婦人科
月曜、本レポートを早く出せとの催促があり朝の時間で最後のまとめを書き上げて急いで提出。今週は予診取りがかなり多い。空いた時間で症例報告をまとめる。火曜、即レポを課される。卵巣癌は色々な抗癌剤の臨床試験が行われているので、テーマとしては比較的書きやすい。水曜、再び即レポを課される。カンファの内容がそうだったので仕方ないが、またもや卵巣癌。さすがにそろそろネタが尽きてきた感もあるw まあだいぶ即レポの書き方は分かってきた。婦人科が始まる前に予備のレポートを用意しておくのが最近のトレンドのようだが、やはり実際に実習が始まってからでないとネタを思いつくのがかなり難しい。レポートの出来はテーマで8割方決まってしまう。良いテーマであれば、自然と面白い論文が引けてくるというものである。
木曜は市川へ出張。遅い昼食をとり、その足で代々木へ。信濃町に戻ったのはやはり23時前で、ここから徹夜で試問の勉強を始める。明らかに代々木の影響ではあるが、先週も今週も木曜がエグいw 金曜、予診の後に口頭試問。オペはチョコレート嚢腫摘出術を選ぶも、GもPも挙児希望すらも未知、薬物療法もツッコミどころ満載で、Wコン行にw 知識問題については試問表集成が相当に役立った。糸結びは引っ張りすぎてしまい、これもやはりWコン行。日曜朝までの即レポを課され、やや後味の悪い感じで2週間を終える。結局我々の班は6本の即レポが出たことになるのか。
試問後に次の産科のオリエンがあったが、起きて目は開いていてもまったく内容が頭に入ってこなくて何だか申し訳ない気分になった。その後、次の班へ婦人科の引継ぎを行い、終了後に四谷三丁目にて打ち上げw
本レポとWコンが残っているとはいえ、ついに婦人科が終了。これまでのポリクリをいかに適当にやってきたかを思い知る2週間だったというのが正直な感想である。もちろん適当とは言ってもサボっていたわけではないし、それなりに勉強をしながら与えられた課題はまともにこなしてきたが、結局のところ受動的な学習しかできていなかったのだ。持てる力の全てをぶつけて勉強してきたかと言われれば否だし、気が付けばどこか楽な方向へと転がって行ってしまう人間の性を再認識したことになる。まあ、そういう風にして生きていく方法もあるし、実際そんな人は大勢いるのだろうけれども、結局それでは一切の進歩というか創造性に欠けると思うのだ。
写真:井倉洞
はるか眼下へと走って落ちる滝。
1102文字
月曜、本レポートを早く出せとの催促があり朝の時間で最後のまとめを書き上げて急いで提出。今週は予診取りがかなり多い。空いた時間で症例報告をまとめる。火曜、即レポを課される。卵巣癌は色々な抗癌剤の臨床試験が行われているので、テーマとしては比較的書きやすい。水曜、再び即レポを課される。カンファの内容がそうだったので仕方ないが、またもや卵巣癌。さすがにそろそろネタが尽きてきた感もあるw まあだいぶ即レポの書き方は分かってきた。婦人科が始まる前に予備のレポートを用意しておくのが最近のトレンドのようだが、やはり実際に実習が始まってからでないとネタを思いつくのがかなり難しい。レポートの出来はテーマで8割方決まってしまう。良いテーマであれば、自然と面白い論文が引けてくるというものである。
木曜は市川へ出張。遅い昼食をとり、その足で代々木へ。信濃町に戻ったのはやはり23時前で、ここから徹夜で試問の勉強を始める。明らかに代々木の影響ではあるが、先週も今週も木曜がエグいw 金曜、予診の後に口頭試問。オペはチョコレート嚢腫摘出術を選ぶも、GもPも挙児希望すらも未知、薬物療法もツッコミどころ満載で、Wコン行にw 知識問題については試問表集成が相当に役立った。糸結びは引っ張りすぎてしまい、これもやはりWコン行。日曜朝までの即レポを課され、やや後味の悪い感じで2週間を終える。結局我々の班は6本の即レポが出たことになるのか。
試問後に次の産科のオリエンがあったが、起きて目は開いていてもまったく内容が頭に入ってこなくて何だか申し訳ない気分になった。その後、次の班へ婦人科の引継ぎを行い、終了後に四谷三丁目にて打ち上げw
本レポとWコンが残っているとはいえ、ついに婦人科が終了。これまでのポリクリをいかに適当にやってきたかを思い知る2週間だったというのが正直な感想である。もちろん適当とは言ってもサボっていたわけではないし、それなりに勉強をしながら与えられた課題はまともにこなしてきたが、結局のところ受動的な学習しかできていなかったのだ。持てる力の全てをぶつけて勉強してきたかと言われれば否だし、気が付けばどこか楽な方向へと転がって行ってしまう人間の性を再認識したことになる。まあ、そういう風にして生きていく方法もあるし、実際そんな人は大勢いるのだろうけれども、結局それでは一切の進歩というか創造性に欠けると思うのだ。
写真:井倉洞
はるか眼下へと走って落ちる滝。
1102文字
ついに回ってきたw
・婦人科
月曜朝、予定通り「担当者」になるw 午前はオペを見て、午後はカルテをさらってその復習を行う。火曜、いわゆる「有難いお話」の後に外来を見る。この日は通常のカンファに加えて合同カンファまで開かれたので、即レポが2本課される。最初の即レポはそこそこ気合いを入れて書かねばならないという話だったが、1本目は我ながらよく書けたものの、0時頃に着手した2本目は微妙な感じになってしまった。4時前に就寝。水曜、即レポが返却されたが意外と予後良好。午前はオペを見る。木曜、駒沢へ出張。前情報では早く終わるとのことだったが、オペが予想外にエグく15時頃までかかってしまった。夕方は代々木へ。信濃町に戻ると23時で、ここから徹夜で外病院の即レポを1本片付ける。即レポは、要領を得てくればもっとスムーズに書き上げられるのだろう。各所から情報を過不足なく拾い上げてきて、ぱっとまとめる力が求められているように思う。金曜、午前は病棟、午後はオペ。まあ一晩くらい眠らなくても、意外とまともに日常は過ぎていくことを実感した。流れに乗ってしまえばあっという間だったが、これにて一週間が終了。
即レポと試問がなければ、普通のポリクリと何ら変わらない感じか。もっとも「担当者」に課せられる本レポートは、他と比べるとまるで比較にならないエグさではあるw あと思ったのは、普段からこうしてくはねlogを「書く」作業も意外と捨てたものではないということ。レポートのような実用文を作るときに、日本語の感覚が無意識のうちに生きてくる。
そういえば火曜は誕生日でしたw
写真:井倉洞
3枚目は大網のようにも見えます。
771文字
・婦人科
月曜朝、予定通り「担当者」になるw 午前はオペを見て、午後はカルテをさらってその復習を行う。火曜、いわゆる「有難いお話」の後に外来を見る。この日は通常のカンファに加えて合同カンファまで開かれたので、即レポが2本課される。最初の即レポはそこそこ気合いを入れて書かねばならないという話だったが、1本目は我ながらよく書けたものの、0時頃に着手した2本目は微妙な感じになってしまった。4時前に就寝。水曜、即レポが返却されたが意外と予後良好。午前はオペを見る。木曜、駒沢へ出張。前情報では早く終わるとのことだったが、オペが予想外にエグく15時頃までかかってしまった。夕方は代々木へ。信濃町に戻ると23時で、ここから徹夜で外病院の即レポを1本片付ける。即レポは、要領を得てくればもっとスムーズに書き上げられるのだろう。各所から情報を過不足なく拾い上げてきて、ぱっとまとめる力が求められているように思う。金曜、午前は病棟、午後はオペ。まあ一晩くらい眠らなくても、意外とまともに日常は過ぎていくことを実感した。流れに乗ってしまえばあっという間だったが、これにて一週間が終了。
即レポと試問がなければ、普通のポリクリと何ら変わらない感じか。もっとも「担当者」に課せられる本レポートは、他と比べるとまるで比較にならないエグさではあるw あと思ったのは、普段からこうしてくはねlogを「書く」作業も意外と捨てたものではないということ。レポートのような実用文を作るときに、日本語の感覚が無意識のうちに生きてくる。
そういえば火曜は誕生日でしたw
写真:井倉洞
3枚目は大網のようにも見えます。
771文字
ああ、飛ぶように時間が流れてゆく。
・一般・消化器外科
今週も色々な手術に入った。どちらも開腹であった。腸班は面白い。火曜の夜は四谷三丁目にも連れて行って頂いたw さすがにそろそろレポートをやらないとまずいと思い、水曜の午前中を使って突貫で仕上げる。2週間を通して何かものすごく知識が増えたかというとそれは否で、3年前にやった腹部の解剖を一通り復習し、大腸の手術に少し詳しくなったというだけであるが、外科の雰囲気に浸れたことが最も有意義であった。腹腔鏡の楽しさも実感した。
外科は激務で大変そうではあるが、同時にやりがいも大きいように思える。診療科はどう決めるべきか。周囲を見渡せば、当然内科に決まってる、当然外科に決まってる、という人もそれなりにいる一方で、自分はといえばどちらともつかず全く決められない。まあ、選択肢の幅が広い、と言えば聞こえは良いがw しかし火曜にも出た話題だが、自分が興味を持って生涯継続できる分野でないといけない。興味のない仕事を一生続けることほど不幸な話はないだろう。
火曜、水曜、木曜、金曜と連日夜が遅い。余った時間で婦人科の準備を進める。
写真:姫新線普通列車、伯備線普通列車@刑部、新見
津山観光後は、井倉洞に向かうべく新見まで出ます。
607文字
・一般・消化器外科
今週も色々な手術に入った。どちらも開腹であった。腸班は面白い。火曜の夜は四谷三丁目にも連れて行って頂いたw さすがにそろそろレポートをやらないとまずいと思い、水曜の午前中を使って突貫で仕上げる。2週間を通して何かものすごく知識が増えたかというとそれは否で、3年前にやった腹部の解剖を一通り復習し、大腸の手術に少し詳しくなったというだけであるが、外科の雰囲気に浸れたことが最も有意義であった。腹腔鏡の楽しさも実感した。
外科は激務で大変そうではあるが、同時にやりがいも大きいように思える。診療科はどう決めるべきか。周囲を見渡せば、当然内科に決まってる、当然外科に決まってる、という人もそれなりにいる一方で、自分はといえばどちらともつかず全く決められない。まあ、選択肢の幅が広い、と言えば聞こえは良いがw しかし火曜にも出た話題だが、自分が興味を持って生涯継続できる分野でないといけない。興味のない仕事を一生続けることほど不幸な話はないだろう。
火曜、水曜、木曜、金曜と連日夜が遅い。余った時間で婦人科の準備を進める。
写真:姫新線普通列車、伯備線普通列車@刑部、新見
津山観光後は、井倉洞に向かうべく新見まで出ます。
607文字
淡々と日常は回転し、次の科が回ってくる。前の班はもう婦人科に入ったかと思うと、我々の班も時間の問題である。
・一般・消化器外科
神内の後の脳外もそうだったが、この内科と外科の雰囲気の差は目を見張るものがあるw 内科の緻密繊細で探究的な感じ、外科の大胆豪快で行動的な感じ、どちらも一長一短で、甲乙つけがたい。ポリクリとしては、外科は学生のやる気次第でだいぶ内容が変わってくる。基本的には毎日手術に入るが、一本のレポートと簡単な宿題が課せられるのみ。どんどんオペに入ることもできるし、省力的に2週間を過ごすこともできる。今週は予定表を参考にまんべんなく見学した。腹腔鏡も鮮やかだったが、開腹手術が今週のハイライトであった。
そして、腹部の解剖を思い出す。中結腸動脈とか、そういえばそんなのあったなw 網嚢という言葉もずいぶん久しぶりに聞いたw 大網、小網、横行結腸間膜といった腹膜構造はかなりキモである。改めて復習すると面白い。ちょうど3年前の今頃、胸腹部の解剖実習をやっていたのが懐かしい。あの時は実習と試問に追われる毎日だったが、こうしていくぶん知識が整理されてきた段階でもう一度やってみたくなる。
空き時間で婦人科の試問表集成を作成。しかし量が膨大すぎて心が折れそうになる。
写真:津山市街
雑然とした電線と電柱。錯綜配列(disarray)というのは病理用語かw
655文字
・一般・消化器外科
神内の後の脳外もそうだったが、この内科と外科の雰囲気の差は目を見張るものがあるw 内科の緻密繊細で探究的な感じ、外科の大胆豪快で行動的な感じ、どちらも一長一短で、甲乙つけがたい。ポリクリとしては、外科は学生のやる気次第でだいぶ内容が変わってくる。基本的には毎日手術に入るが、一本のレポートと簡単な宿題が課せられるのみ。どんどんオペに入ることもできるし、省力的に2週間を過ごすこともできる。今週は予定表を参考にまんべんなく見学した。腹腔鏡も鮮やかだったが、開腹手術が今週のハイライトであった。
そして、腹部の解剖を思い出す。中結腸動脈とか、そういえばそんなのあったなw 網嚢という言葉もずいぶん久しぶりに聞いたw 大網、小網、横行結腸間膜といった腹膜構造はかなりキモである。改めて復習すると面白い。ちょうど3年前の今頃、胸腹部の解剖実習をやっていたのが懐かしい。あの時は実習と試問に追われる毎日だったが、こうしていくぶん知識が整理されてきた段階でもう一度やってみたくなる。
空き時間で婦人科の試問表集成を作成。しかし量が膨大すぎて心が折れそうになる。
写真:津山市街
雑然とした電線と電柱。錯綜配列(disarray)というのは病理用語かw
655文字
・消化器内科
一週目でだいぶ力を使ってしまい、今週は正直なところ惰性で乗り切った部分がそれなりに大きいか。まあ惰性というのは、自分の定める基準が厳しいからそう思うだけなのかもしれないが、しかし色々なところまで関心を広げて積極的に学んだかと言われれば、やはり先週に見劣りしてしまう。
内科は面白い。色々なところで知識が有機的につながってくると、やはり面白い。何事も分かれば面白いのであって、少々暴論ではあるがその対偶をとれば、面白くないのは分かっていないから、という話になる。言い過ぎのような気もするが、しかしどの分野でも知識という知識が大して身についていない現在の未熟な状態では、たいていの場合においてそれは当てはまるのかもしれない。
・立練習
週末の三医大戦に参加するべく練習に参加。今週は家でゴム弓をひいてはみたものの、そんなに上手くいくわけではない。金曜は久々の三田。ちょうど去年の今頃を思い出し、実に懐かしい。世代は交代し、時代は移ろいゆく。
秋のこの空気感。予定の詰まった一週間であった。そろそろ、2学期も佳境に入ってきたか。
写真:津山城
石垣に石段。
587文字
一週目でだいぶ力を使ってしまい、今週は正直なところ惰性で乗り切った部分がそれなりに大きいか。まあ惰性というのは、自分の定める基準が厳しいからそう思うだけなのかもしれないが、しかし色々なところまで関心を広げて積極的に学んだかと言われれば、やはり先週に見劣りしてしまう。
内科は面白い。色々なところで知識が有機的につながってくると、やはり面白い。何事も分かれば面白いのであって、少々暴論ではあるがその対偶をとれば、面白くないのは分かっていないから、という話になる。言い過ぎのような気もするが、しかしどの分野でも知識という知識が大して身についていない現在の未熟な状態では、たいていの場合においてそれは当てはまるのかもしれない。
・立練習
週末の三医大戦に参加するべく練習に参加。今週は家でゴム弓をひいてはみたものの、そんなに上手くいくわけではない。金曜は久々の三田。ちょうど去年の今頃を思い出し、実に懐かしい。世代は交代し、時代は移ろいゆく。
秋のこの空気感。予定の詰まった一週間であった。そろそろ、2学期も佳境に入ってきたか。
写真:津山城
石垣に石段。
587文字