さて、正規の予定では先週の金曜でポリクリが終了したはずだが、ここからは長い延長戦に突入。2週間の耳鼻科と、さらに2週間の循環器。5月と6月はポリクリ休みとか地域医療の免除が連続していたものの、耳鼻科の2週間をねじ込める枠は確保できず、ハズレなスケジュールであった。まあかわりに北海道で寝台特急を撮ったりしていたわけだから、そのツケが今に回ってきていると考えることもできるw 循環器に関してはひとえに小児神経のせいで完全な想定外イベントだったが、宿命には甘んずる他なかろう。
・耳鼻咽喉科
1週目にオペや外来のノルマを消費してしまえば、2週目はだいぶ楽になる模様。単なる解剖学的な関心によるものだが、いわゆる頭頸部外科もわりと面白そうな領域であるように感じる。耳下腺から顔面神経をちまちま剥がしていく作業など、ツボにはまるポイントがいくつかあった。内耳も側頭骨に秘められた迷宮のようであり、極めたらとんでもない深みにハマっていくのだろう。まあそういう学問的な関心と、実際の日常診療とがどれほど共鳴するのかは、常に難しい問題である。オペの他はクルズスと外来をこなして終了。忙しいかと思いきや、だいぶ空き時間があって嬉しい。
・フォロー統括
土曜日に3分の1だけ進めた公衆衛生のQBを週の前半で一気に片付けようかと思ったものの、先日の模試の自己採点申告を集計してフォローと被フォローをリアレンジする仕事に追われてしまった。昨年の資料をもとに適応基準と除外基準を見定めたのだが、これは意外と上手い具合に働いてくれたようで良かった。週末になってようやくメール地獄から脱却。
・勉強
公衆衛生のQBは結局金曜日に完遂。解いたその後はだいぶ知識が増えた気になっているが、どうせすぐに忘れてしまうのだろう。また年末の模試の直前に徹底的に詰め込むとする。ただ、この範囲が「取りどころ」と呼ばれるゆえんは理解できた。メジャーの些末な知識を詰めていくよりもはるかに効率が良い。
・功労賞
金曜日は功労賞授与式。今年からは粛々と執り行われる。ついに自分の番になってしまった。しかし、功労賞とはこんなに量産されるほど安い賞だったか。もはや申請した者勝ちw まあ自分が言ったところで何の説得力もないのだが、「結果を残」せるか否かという真剣な舞台で活動を行ってきた身としては、いささか解せないものがある。
久々に鈴伝の角打ちに立ち寄った後、新宿で部員と飲む。皆さんありがとうございました。
写真:ヴィルフランシュ・シュル・メール
時おり建物の隙間から海がのぞきます。
1241文字
・耳鼻咽喉科
1週目にオペや外来のノルマを消費してしまえば、2週目はだいぶ楽になる模様。単なる解剖学的な関心によるものだが、いわゆる頭頸部外科もわりと面白そうな領域であるように感じる。耳下腺から顔面神経をちまちま剥がしていく作業など、ツボにはまるポイントがいくつかあった。内耳も側頭骨に秘められた迷宮のようであり、極めたらとんでもない深みにハマっていくのだろう。まあそういう学問的な関心と、実際の日常診療とがどれほど共鳴するのかは、常に難しい問題である。オペの他はクルズスと外来をこなして終了。忙しいかと思いきや、だいぶ空き時間があって嬉しい。
・フォロー統括
土曜日に3分の1だけ進めた公衆衛生のQBを週の前半で一気に片付けようかと思ったものの、先日の模試の自己採点申告を集計してフォローと被フォローをリアレンジする仕事に追われてしまった。昨年の資料をもとに適応基準と除外基準を見定めたのだが、これは意外と上手い具合に働いてくれたようで良かった。週末になってようやくメール地獄から脱却。
・勉強
公衆衛生のQBは結局金曜日に完遂。解いたその後はだいぶ知識が増えた気になっているが、どうせすぐに忘れてしまうのだろう。また年末の模試の直前に徹底的に詰め込むとする。ただ、この範囲が「取りどころ」と呼ばれるゆえんは理解できた。メジャーの些末な知識を詰めていくよりもはるかに効率が良い。
・功労賞
金曜日は功労賞授与式。今年からは粛々と執り行われる。ついに自分の番になってしまった。しかし、功労賞とはこんなに量産されるほど安い賞だったか。もはや申請した者勝ちw まあ自分が言ったところで何の説得力もないのだが、「結果を残」せるか否かという真剣な舞台で活動を行ってきた身としては、いささか解せないものがある。
久々に鈴伝の角打ちに立ち寄った後、新宿で部員と飲む。皆さんありがとうございました。
写真:ヴィルフランシュ・シュル・メール
時おり建物の隙間から海がのぞきます。
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