丹波・越中撮影行 3日目 夜
丹波・越中撮影行 3日目 夜
丹波・越中撮影行 3日目 夜
工場夜景を撮る。
9/12
高岡1845 → 米島口1906
万葉線 111デ

夜景撮影(中越パルプ工業)

高美町2006 → 坂下町
加越能バス

高岡2202 → 富山2219
北陸本線487M クモハ521-30

富山泊

宵闇の小矢部川
今夜はのすり氏の案内で工場夜景を撮る。

路面電車に揺られること20分、米島口という停車場で下車。北へ向かって15分ほど歩いて小矢部川を渡った先にある岸辺から、南岸にある中越パルプ工業の敷地を撮影する。初夏に訪れた室蘭ほど複雑な解剖学的構造があるわけではなく、構図もシンプルでコンパクト。30~40分もあれば十分撮影を楽しめる。特筆すべきは小矢部川の水鏡で、大胆に広角へ広げれば、もうもうと煙を吐き続ける煙突が鏡像になって面白い。そしてコールラウシュの屈曲点を過ぎれば、写真でなくとも肉眼で細かい表情を読み取れるようになる。しかし、すぐ隣に氷見線の橋梁があることに気が付いたのは撮影も終盤になった頃であった。いきなり列車が通過して驚いたのだが、そういえばここは能町と伏木の中間にあたる地点なのだった。最後は上り列車を光跡にして流してみる。

帰りはちょうど良い時間にバスがあったので、駅近くの繁華街まで乗ることにした。だが平日の夜だというのに、街は閑散としている。北陸本線の全列車が停車する高岡も、その実は一地方都市。案外こんなものかもしれない。そして適当に調べて見つかった高岡大衆酒場という店に入る。我々以外の客はみな地元民といった風であった。ここは焼き鳥は美味かったのだが、刺身が予想外に高くついてしまった感がある。酒を飲みながら一日を振り返った後、22時過ぎの北陸本線で富山まで戻ったのだった。

写真
1枚目:水鏡
2枚目:全景
3枚目:夜空を泳ぐ

914文字

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