丹波・越中撮影行 2日目 夕
丹波・越中撮影行 2日目 夕
丹波・越中撮影行 2日目 夕
さらば、こうのとり。
9/11
レンタサイクルによる移動
川代公園

撮影(丹波大山~下滝 丹波竜発掘地)
3015M[1613] 特急こうのとり15号 381系4連
3018M[1626] 特急こうのとり18号 381系4連

下滝1647(+5) → 篠山口1658(+4)
福知山線2540M サハ223-6226

篠山口1708 → 藍本1721
福知山線2768M 丹波路快速 モハ225-6017

タクシー(播州交通)

撮影(相野~藍本 森本踏切付近)
3020M[1738] 特急こうのとり20号 381系6連

撮影(相野~藍本 森本踏切)
3017M[1759] 特急こうのとり17号 381系4連

藍本1822 → 大阪1918
福知山線2772M 丹波路快速 サハ223-6227

大阪1927 → 富山2253
東海道本線・湖西線・北陸本線4041M 特急サンダーバード41号 モハ683-4805

富山泊

休憩
昼下がりの時間帯は暇になることが分かっていたので、再び下滝へ引き返し、川代渓谷の入口まで自転車を走らせる。川代公園という、いかにも税金をつぎ込んで最近整備しましたといった風情の公園があるので、ここの日陰で一休みする。9月半ばでは、まだ夏から抜け切れていないながらも、日陰に吹き抜ける風や、水色に澄んだ空などからは秋を感じることができて、心が涼しい。西日本の美しい田園風景の中、自転車を走らせながら密度の低い鉄道撮影を行うというのは、なかなか贅沢なポリクリ休みの過ごし方かもしれない。

ふたたび恐竜踏切
昨日もそうであったが、15号と18号は下滝交換のため、ほとんど同じ撮影地でアングルを変えて撮るしかない。夕方の撮影に選んだのは結局恐竜踏切で、この時間帯は下り列車への斜光線が期待できる。そろそろ稲穂の構図にも食傷してきたので、15号は築堤を這い上がったところから正面がちで捉えてみる。しかしながら雲の動きが激しく、景色の奥の方は晴れているというのに手前は薄暗いという残念な写真になってしまった。こういうのは陰翳礼賛だと割り切るしかない。

程なくしてやって来た18号はいわゆるエロ光線がしっかり当たってくれたので一安心である。田んぼの隅だけが刈り取られている光景を絡めて、収穫の秋を前面に押し出した絵を作る。隅だけを刈り取って稲を寝かせておくのは何か儀式的な意味があるのか不思議なところで、同じような光景は翌日の城端線でも見かけることとなった。結局、コンバインが入りやすいように最初の一部分は人の手で刈っているのではないかと勝手に推測したのだが、実際のところはよく分からない。

黄昏
7号は本来なら22号で戻って来るのだが、今日は北部でもダイヤが乱れたため6連は20号で上ると予想し、足早に恐竜踏切を立ち去る。のすり氏の自転車は川代公園の近くでチェーンが外れたので、帰りは手を繋いで下り坂を牽引することになった。篠山口行の列車には無事に間に合い、乗り換えて藍本に降り立ったのは17時20分過ぎ。予め呼んでおいたタクシーに乗り、目星をつけていたストレートの撮影地まで向かう。空は晴れているが、線路のすぐ西側に山が迫っているため、もう列車に光は当たらない。6連は大阪を目指し、冷たい黄昏が迫る中を駆け抜けて行った。そして下り17号は昨日も訪れた森本踏切の近くで適当に撮影。これにて福知山線の撮影は終了である。

富山へ
今夜は富山まで向かうという壮大な行程で、大阪では9分乗換でサンダーバードの自由席に乗り込んだ。大幹線の特急列車だというのに、入線してドアが開くのが発車の3分前とは、旅情も何もあったものではない。ホームの運用や車内整備の効率化を求めると、こうなるのかもしれない。実際、ホームにいた客は全員乗れて積み残しは出ていないのだから問題ないという考え方なのだろう。急いで買った駅弁を肴にビールで乾杯。富山までは3時間半という強烈な俊足である。681・683系は被写体としては何らの魅力も感じないが、乗っている分には快適で過ごしやすい。

写真
1枚目:陰影礼賛(@丹波大山~下滝)
2枚目:収穫を目前に控えて(@丹波大山~下滝)
3枚目:黄昏の気配(@相野~藍本)

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