市内観光 その2

2014年6月29日 留学
市内観光 その2
市内観光 その2
市内観光 その2
9時半頃に起床。時差ボケはない。

メトロポリタン(Metropolitan)美術館
再びY氏と観光へ出向く。まずはメトロポリタンへ。ここは相当に広大な美術館で、パリのルーヴル然り、とても1日で全てを見て回るのは無理である。王道のコースは来週に回すとして、今日は現代美術のコーナーを観覧した。しかしこの分野は解説がないと全く理解ができない。街中にある落書きを持ってきて館内に展示したのとどう違うのか、と言ってしまっては極論だが、結局展示されている場所と文脈で芸術の価値が決まっているのではないかと思ってしまう。そもそも、普遍的で本質的な意義が存在していることは誰も保証していないわけだ。

昼食
日曜日で歩行者天国となっていたレキシントン・アベニュー(Lexington Ave.)をだらだらと南下して、54丁目と3番街の交差点近くにあるWolfgang’s Steakhouseへ入る。ガイドブックには「これぞアメリカン・ステーキ」と紹介されていたが、確かに美味かった。リブアイとハンバーグを分ける。

グランド・セントラル(Grand Central)
10ブロックほど南下すれば、近郊路線のターミナル駅、グランド・セントラルに至る。内部は壮麗な建築で、海外大都市の中心駅にありがちなごみごみした感じがほとんどない。

チェルシー(Chelsea)
昼下がりはダウンタウンへ。5番街の西側はチェルシーと呼ばれ、比較的閑静な雰囲気が漂う街である。ギャラリーがひしめいていることでも有名なようだが、日曜日なので残念ながらあまり多くは開いていなかった。ハドソン(Hudson)川の近くを南北に通るハイライン(The High Line)は貨物鉄道の高架廃線跡を緑地化した遊歩道で、休日は多くの人で賑わっている。道行く人は誰も気に留めないが、所々に見え隠れする往時の鉄路も良い味を出していた。しばらくここをぶらぶらと歩いた後、ミート・パッキング・ディストリクト(Meat Packing District)という、精肉工場の遺構を利用して誕生したショッピングモールへ行く。折角なので、海鮮市場でロブスターを食した。繊細という言葉からは程遠い、クルードな感じの美味さである。

ソーホー(Soho)
夕方はさらに南下し、ソーホーへ。ここは買い物向きのエリアで、色々な店を適当に眺めただけで終了。1丁目よりも南にあるので、東西に走る通りには数字ではなく名前がついている。洒落た街並みと道路の幅員はパリのそれを彷彿させるものであった。歴史的な建築もいくつかあるようなので、次に来ることがあればそこも見ておきたい。

夕食
国連本部近くにあるY氏宅に軽く立ち寄った後、2番街沿いにあるLa Cavaというワインバーで飲む。昼間にステーキとロブスターを食べたので、夜はつまみ程度で十分であった。渡米2日目にしてニューヨークを満喫したが、明後日からはいよいよ実習が控えている。見知らぬ土地を歩く楽しみとともに、緊張感と不安感が複雑に織り交ざった週末の夜である。

写真
1枚目:メトロポリタン美術館
2枚目:グランド・セントラル
3枚目:ハイライン

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