肖像

2014年4月19日 日常
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実は、今週はポリクリとQBの合間を縫って『めぞん一刻』に読み耽っていたのだったw 国対部屋の遺産である。その辺に置いてあったのを何気なく手に取ったが最後、ずぶずぶとハマってしまい、結局家に持ち帰って没頭することとなった。たまには勉強しない日があっても良いだろうということで、今日は夕方までかけて文庫版を全巻読破。廃人だなw

30年前にこんな漫画が世に出ていたとはね。まだ生まれていない。ストーリーはストーリーでもちろん面白いのだが、人間の感情をここまで精緻に観察し描写する術があるとは。「人間臭さ」があまりにリアルで、そこに魅了された。それともう一つは「感性」の一致か。感性の厳密に何たるかはとても難しい話なので、ここでは曖昧なままの意味に留めておくが、つまりは作中で無数に展開される数々の感覚とその受容の流れが、ぴったりとハマってくるような感じである。過ごしたことのない昭和末期という時代への憧憬も相まって、全体として良い味が出ている。

夜は新宿のタカマルで飲み食いした後、「家」へ帰る。

写真:三江線普通列車@口羽
中国地方の山奥で頑張って走っているわけです。

520文字

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