日光旅行 1日目
日光旅行 1日目
日光旅行 1日目
春の小旅行。
3/26
浅草1000 → 下今市1139
東武伊勢崎線・日光線1109 特急きぬ109号 モハ102-2

下今市1143 → 東武日光1152
東武日光線705 モハ6173

レンタカーによる移動(国道119号線、120号線)
戦場ヶ原、竜頭の滝、中禅寺湖畔、華厳の滝

日光温泉 ホテルユーロシティ 泊

日光へ
母校の同期2人と日光へ行く。正月に会ったとき「温泉と日本酒」を近場で、という話になり、ここが選ばれたのだったw

ついでにスペーシアに乗ってみたいというデコ氏の要望もあり、往復とも特急、しかも復路は個室という贅沢な行程。ノリで決まった旅行ゆえに前日まで完全ノープランだったが、往路の車内誌で適当に予習しておく。さて、浅草を出発した列車は伊勢崎線のゴミゴミした風景の中を走っていくのだが、栗橋を過ぎて利根川を渡った辺りから車窓は田舎っぽくなる。景色の奥行きはそこまで深くなく、同じく関東平野を内陸へ進む東北本線や高崎線とは少し異なった印象を受ける。とくに終盤では、むしろ総武本線と似たような感じになったのが面白い。特急は鬼怒川温泉行なので、下今市にて東武日光行の接続普通列車に対面乗換した。浅草から2時間弱で日光に到着である。運賃だけなら1320円と、JRに比べるとかなり安い。都心から気軽に来れる観光地といえる。

戦場ヶ原
デコ氏の提案で、レンタカーを使って移動することになった。昼食に冷たい湯葉そばを食べた後、12時半から明日の12時半までの24時間、8400円でヴィッツを借りる。駅前からはそれなりの頻度で路線バスが走ってはいるのだが、どうしても行程の自由度は下がってしまう。それに今回は3人だが、仮に4人での利用ならば車を借りた方が間違いなく金銭効率が良い。まずは一路西へ、いろは坂を登って中禅寺湖を目指す。男体山の麓、残雪の山々に囲まれて忽然と姿を現す湖はなかなか美しい。そして湖の北岸に沿う120号線を西に進むと、道路は北方へ反れてさらに標高を稼ぐ。やがて到着したのは戦場ヶ原、男体山の西麓に広がる湿原である。今は完全にシーズンオフで、ほとんど誰もいないw まばらな木が雪に埋もれている以外は何もない蒼白の雪原をしばし眺めた後、残雪の展望台で記念撮影を行った。120号線をさらに北へ進めば奥日光、その先は県境の金精峠となり、果ては沼田まで道が続いているらしい。

竜頭の滝
来た道を引き返し、中禅寺湖からほど近いところにある竜頭の滝を訪れる。ちょうど中国人観光客の団体が来ているところだった。ここはfallというよりcascadeという名がふさわしい階段状の滝で、その先の川は湖へと注いでいるようだ。滝壺の近くでは残雪の塊がアーケードのように水流の頭上を覆っている。雪はかなり古いと見え、岩石を思わせる不思議な質感であった。シャッタースピードをいじりながら瀑布の撮影に興じる。

中禅寺湖畔、華厳の滝
最後は有名どころへ。二荒山神社の大鳥居から少し南へ行ったところにある無料駐車場に車を停め、湖畔をぶらぶら歩きつつ華厳の滝へと向かう。日光といえば華厳の滝かもしれないが、実ははるか幼少時に来たことがあるのみで、また修学旅行で訪れた経験もなく、滝の印象はかなり薄い。高いところにある観瀑台からの眺めも面白いが、エレベーターで100m下ったところから眺める姿もまた壮麗である。生物、無生物にかかわらず自然現象がもたらした産物というのはいつも面白い造形をしているので、撮影には飽きない。しかしこういう場所にくると、滝の落ち口へ行ってみたくなるのは自分だけなのかw


運転を交代し、いろは坂下りを担当した。よくぞこんな場所に道路を通したものだ。その後、駅近くの米源という酒屋で「天鷹心」の純米大吟醸、「日光誉」の純米吟醸、そして「柏盛」の原酒を仕入れてから、宿へと向かう。どういう所なのかやや不安だったが、実際には期待をはるかに超えていた。バイキング形式の夕食はどれも美味で、とくにステーキが気に入った。部屋もメゾネットタイプで至って快適である。特筆すべきは温泉で、部屋ごとに露天風呂がある他、22時からは共用の大きな露天風呂を任意の時間帯で貸切にできる。わさび湯葉をつまみにしながら夕食後に酒盛りを開始し、その流れで貸切の露天風呂に浸かりながらも酒盛りに興じ、実に下らない話に華が咲いたw 3時頃まで飲んでしまった。

写真
1枚目:戦場ヶ原
2枚目:中禅寺湖
3枚目:華厳の滝

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