小湊鐵道探訪 Part 6
小湊鐵道探訪 Part 6
小湊鐵道探訪 Part 6
寒い黄昏の下。
12/1
撮影(月崎):
臨19A[1533] 2連

撮影(里見~飯給 第四種踏切):
臨26A[1603] 2連
21A[1612] 3連

里見1708 → 五井1753
小湊鐵道30A

五井1954 → 新日本橋2052
内房線・総武本線1922F

月崎
交通量の多いトンネルをびくびくしながら抜けて月崎へ向かっていたところ、ふいに警笛を耳にした。

本来ならこの時間帯に列車は走っていないはずだが、急いで駅へ自転車をつけたところ、ちょうど下り列車が入ってくるところであった。このとき駅の掲示で初めて気がついたのだが、今日は紅葉シーズンの週末ということで養老渓谷行の臨時列車が増発されていたのだった。午前中に不意打ちを食らった単行列車も臨時増発であった。なるほど、ダイヤグラムを見れば確かに上総牛久から延長して臨時スジが引けるようになっている。適当な感じでホーム撮りを行った。

里見~飯給 第四種踏切
アップダウンの激しい道のりを里見へ向かって引き返す。飯給は久留里へ至る道路が分岐する場所で、車があれば久留里線と小湊鐵道を掛け持ちして撮影することも余裕だったようだ。本日最後の撮影地は里見駅近くにある第四種踏切で、里見側は典型的なS字カーブ、飯給側は山奥からカーブを切って線路が現れストレートへと続く形になっている。まずは先ほどの臨時増発の返しを撮影。ここだけ切り取ればとても房総とは思えない景色で、黒い森をバックに2両編成の列車が忽然と姿を現した。闇を裂くヘッドライトも、黄昏の時間帯は大きな撮影要素である。

下りの定期列車はS字カーブにて。どうも短編成のS字はヘタクソにしか撮れなかったが、ようやく要領をつかんできた感。粘って引きつけてしまってはダメで、意外にも遠くで欲張らないといけない。長編成ではまた撮り方が全然異なってくる。ここでもやはりヘッドライトが主役で、図らずも手前の線路に光が反射してギラリとカーブが浮かび上がった。刻一刻と表情を変えてゆく黄昏時の撮影はいわばスリリングであり、それだけにイメージ通りの絵が出来上がったときの達成感なるものも大きい。

帰路
このママチャリには本当にお世話になったw 自転車を返却し、急速に暮れてゆく空を構内から呆然と眺める。五井行の列車は養老渓谷から帰ってきた観光客でぎっしりであった。座れるかと思いきや、45分間の立ち修行。五井では30分ほど駅撮りを楽しんだ後、駅前のうどん屋で夕食。晩秋の一日はあっという間に過ぎていった。

写真
1枚目:黒い森を背に(@里見~飯給)
2枚目:シグモイド(@里見~飯給)
3枚目:去りゆく(@五井)

1327文字

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