小湊鐵道探訪 Part 4
2013年12月1日 鉄道と旅行
鳥が見る景色を求めて。
・月崎~上総大久保 駅前
陽も西側へ回ってきたことなので、橋梁で撮影した11Aの返しである18Aは大久保駅発車後のストレートでとらえる。構成としては、広角気味に景色を切り取って列車を左下に配するのがバランスが良い。右側のイチョウが既に終わってしまったのが残念ではあるが、やはり枯れた秋の風情である。ここはホームの桜が咲き誇る季節にも再訪したい。
・月崎~上総大久保 林道俯瞰
大久保駅から西側の山へは一直線に道路が伸びており、先にはトンネルの入口が覗いている。いったん山を貫いて反対側へ出ると十字路が現れるので、ここを左折。九十九折りのものすごい急坂が続く。さすがに自転車はこげないから手で押しながら登るわけだが、普段の歩行と力の使い方が異なるせいか変に疲労する。俯瞰撮影といえば、数々の撮影地に足を運んできた。山陰本線の餘部、北陸本線の鳩原ループ、大糸線の小滝、羽越本線の吹浦、秩父鉄道の親鼻などなど。俯瞰には独特の魅力があって、普段我々があまり意識することのない地形という要素が画面に入ってくる。それは鳥が見ている景色でもあって、地図でしか見ることのなかった海岸線、道路の縞模様、鉄道の線形などが実際に目の前に浮かび上がってくるから面白いのだ。
撮影地は大久保駅のほぼ真西にあたる地点で、舗装された林道から少し右側にそれた獣道とも鉄ヲタ道ともつかない道を登ったところにある。足下は完全に崖になっており、覗き込むのが憚られる高さである。木々は崖面から横に生えていて、いかにも土砂崩れが起きそうな地形でなかなか怖い。ここでは15Aと、その返しである22Aの2本を撮影。残念ながら車両は先ほどのラッピング車だったが、俯瞰だとあまり目立たないから良しとしよう。枯れつつも最後の彩りを見せる秋の木々を取り込んで、一方では山深く、一方では開放的に切り取ってみた。
写真(@月崎~上総大久保)
1枚目:のんびりと発車
2枚目:山に包まれる
3枚目:白昼の陽光を浴びて
1039文字
12/1
撮影(月崎~上総大久保 駅前):
18A[1230] 2連
撮影(月崎~上総大久保 林道俯瞰):
15A[1343] 3連
22A[1415] 3連
・月崎~上総大久保 駅前
陽も西側へ回ってきたことなので、橋梁で撮影した11Aの返しである18Aは大久保駅発車後のストレートでとらえる。構成としては、広角気味に景色を切り取って列車を左下に配するのがバランスが良い。右側のイチョウが既に終わってしまったのが残念ではあるが、やはり枯れた秋の風情である。ここはホームの桜が咲き誇る季節にも再訪したい。
・月崎~上総大久保 林道俯瞰
大久保駅から西側の山へは一直線に道路が伸びており、先にはトンネルの入口が覗いている。いったん山を貫いて反対側へ出ると十字路が現れるので、ここを左折。九十九折りのものすごい急坂が続く。さすがに自転車はこげないから手で押しながら登るわけだが、普段の歩行と力の使い方が異なるせいか変に疲労する。俯瞰撮影といえば、数々の撮影地に足を運んできた。山陰本線の餘部、北陸本線の鳩原ループ、大糸線の小滝、羽越本線の吹浦、秩父鉄道の親鼻などなど。俯瞰には独特の魅力があって、普段我々があまり意識することのない地形という要素が画面に入ってくる。それは鳥が見ている景色でもあって、地図でしか見ることのなかった海岸線、道路の縞模様、鉄道の線形などが実際に目の前に浮かび上がってくるから面白いのだ。
撮影地は大久保駅のほぼ真西にあたる地点で、舗装された林道から少し右側にそれた獣道とも鉄ヲタ道ともつかない道を登ったところにある。足下は完全に崖になっており、覗き込むのが憚られる高さである。木々は崖面から横に生えていて、いかにも土砂崩れが起きそうな地形でなかなか怖い。ここでは15Aと、その返しである22Aの2本を撮影。残念ながら車両は先ほどのラッピング車だったが、俯瞰だとあまり目立たないから良しとしよう。枯れつつも最後の彩りを見せる秋の木々を取り込んで、一方では山深く、一方では開放的に切り取ってみた。
写真(@月崎~上総大久保)
1枚目:のんびりと発車
2枚目:山に包まれる
3枚目:白昼の陽光を浴びて
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