小湊鐵道探訪 Part 3
2013年12月1日 鉄道と旅行
白昼の舞台に踊る。
・月崎~上総大久保 駅前
大久保駅の近辺は線形も良く、光線も良く、障害物もなく、色々な撮り方が可能である。駅に停車中の姿を撮るだけでも絵になるし、下りの停車直前も上りの発車直後も時間帯に応じて駅近くから順当に撮影できる。多彩にして自由な構図を楽しめる場所といえる。
まずは駅に進入する下り9Aを仰角気味にとらえる。手前のススキはあまり綺麗な出で立ちではなかったのだが、絶妙な高さから写せば、むしろ枯れて終わりゆく秋といった風情が出てきて意外と面白い。唯一残念だったのは車体側面にでかでかと白字のラッピングが施されていたことで、折角のツートンカラーが何となく安っぽくなってしまった。
・上総大久保~養老渓谷 駅前
大久保駅の養老渓谷側には踏切があり、ここもそれなりに良い撮影地である。光線としては逆光になってしまうが、紅葉や黄葉を透かしながら、狭いカーブを抜けてきた上り列車を写すことができる。それだけではなく、踏切を渡って駅に停車した列車も後追いでバシバシ激写でき、窓から顔を出す車掌、乗りこむ乗客など、駅撮りの醍醐味もある。とくに去り際、右にカーブして藪に吸い込まれていく様子などは絵になる。季節によってはさらなる美しさが期待できそうだ。のすり氏曰く「一度で二度美味しい」撮影地。
・上総大久保~養老渓谷 橋梁
この時間帯は列車がなかなか多く充実している。養老渓谷方面に自転車を走らせると、養老川を渡る小湊鐵道の橋梁を32号線のシェルター内から覗ける。シェルターを抜けた先に渓谷の方へ分岐する細道があり、そこを下りると第四種踏切に至る。ここから犬走りに沿って少し歩くと、橋梁の撮影地に到着。線路際の崖上から順光の橋梁を走る列車をとらえる。対岸の針葉樹の回廊も良いアクセントになる。橋の塗装が鮮やかすぎるのがやや欠点ではあるが、足回りはすっきりとしていて十分美しい。2両編成のツートンカラーが、白昼の日差しを浴びてトコトコと橋を渡っていく。
写真
1枚目:枯れた秋をゆく(@月崎~上総大久保)
2枚目:大久保を去る(@上総大久保~養老渓谷)
3枚目:白昼の橋梁を渡る(@上総大久保~養老渓谷)
1158文字
12/1
撮影(月崎~上総大久保 駅前):
9A[1112] 3連
撮影(上総大久保~養老渓谷 駅前):
16A[1132] 3連
撮影(上総大久保~養老渓谷 橋梁):
11A[1201] 2連
・月崎~上総大久保 駅前
大久保駅の近辺は線形も良く、光線も良く、障害物もなく、色々な撮り方が可能である。駅に停車中の姿を撮るだけでも絵になるし、下りの停車直前も上りの発車直後も時間帯に応じて駅近くから順当に撮影できる。多彩にして自由な構図を楽しめる場所といえる。
まずは駅に進入する下り9Aを仰角気味にとらえる。手前のススキはあまり綺麗な出で立ちではなかったのだが、絶妙な高さから写せば、むしろ枯れて終わりゆく秋といった風情が出てきて意外と面白い。唯一残念だったのは車体側面にでかでかと白字のラッピングが施されていたことで、折角のツートンカラーが何となく安っぽくなってしまった。
・上総大久保~養老渓谷 駅前
大久保駅の養老渓谷側には踏切があり、ここもそれなりに良い撮影地である。光線としては逆光になってしまうが、紅葉や黄葉を透かしながら、狭いカーブを抜けてきた上り列車を写すことができる。それだけではなく、踏切を渡って駅に停車した列車も後追いでバシバシ激写でき、窓から顔を出す車掌、乗りこむ乗客など、駅撮りの醍醐味もある。とくに去り際、右にカーブして藪に吸い込まれていく様子などは絵になる。季節によってはさらなる美しさが期待できそうだ。のすり氏曰く「一度で二度美味しい」撮影地。
・上総大久保~養老渓谷 橋梁
この時間帯は列車がなかなか多く充実している。養老渓谷方面に自転車を走らせると、養老川を渡る小湊鐵道の橋梁を32号線のシェルター内から覗ける。シェルターを抜けた先に渓谷の方へ分岐する細道があり、そこを下りると第四種踏切に至る。ここから犬走りに沿って少し歩くと、橋梁の撮影地に到着。線路際の崖上から順光の橋梁を走る列車をとらえる。対岸の針葉樹の回廊も良いアクセントになる。橋の塗装が鮮やかすぎるのがやや欠点ではあるが、足回りはすっきりとしていて十分美しい。2両編成のツートンカラーが、白昼の日差しを浴びてトコトコと橋を渡っていく。
写真
1枚目:枯れた秋をゆく(@月崎~上総大久保)
2枚目:大久保を去る(@上総大久保~養老渓谷)
3枚目:白昼の橋梁を渡る(@上総大久保~養老渓谷)
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