日記を毎日分更新するのは面倒ではあったが、一日一日についてそこそこ丁寧な回想を行い、日常に対するフィードバックを行えるという利点もあった。平日の内容を金曜分にまとめるのは、意外と難しい。
・呼吸器外科
先週外科を回った人曰く、オペは肺癌しかなく場所が変わるだけ、とのことだったが、今週は区域切除、葉切除、中皮腫、胸腺腫、胸膜炎、胸膜生検、胸郭形成などバリエーションが多く、見学としてはなかなか充実していたように思う。しかし、ただ見学するだけではあまり得るものはないし、まして胸膜癒着を延々剥がしている様子を胸腔鏡の映像で見るだけ、みたいな状況は苦行に等しい。とはいえ、X線写真やCTの読影にはかなり慣れてきたし、画像所見が分かって解剖の知識と結び付くとやはり楽しい。
外科といえば2クール目に脳外を回ったが、同じ外科でも雰囲気は全く異なる。こっちは朝早くカンファに出ても放置されるだけで何もしないし、レポートもないww 内科と同様、先生はみな非常に優しかったが、無駄な空き時間が多かった。勉強になったというよりは、雰囲気をつかんだだけ、という感じで実習が終了してしまった。やはり自分で苦労してレポートなり何なりを作らないことには、大した知識は身に付かないのか。
まあ、胸にボコッと穴が空いて、肺が見えて、肺が出てきて、というのは斬新にして生々しい光景であった。今思えば、脳外の術野は本当に綺麗だった。あれはあれで特殊な外科である。どうでも良いが、肺を押しやったり止血するのに使っていた「コットン」という道具が無性に欲しくなったww 机の隅の掃除とか、ホワイトボード上の指示棒とか、色々な用途がありそうだ。
・定期練習
今週は関東の立練。東邦戦の前日に決めたことではあったが、団体の落からは退くことにした。落を後輩に託すというのは、是非とも代わりに頑張って欲しいと切に願う一方で、主将としては情けない話でもある。東邦戦はともかく、山梨戦と日医戦の成績を見るに、そして自己の射型を振り返るに、仕方ないとは思いつつも、一方ではもう一度のチャンスを、という思いもあった。しかしそういう葛藤に散々苛まれた末、今シーズンの締めくくりにふさわしいメンバーとして6人を選んだのである。自分は監督として選手を後ろから見守り、万一の際の弓持ちとしての役割に徹することにした。火曜は4/12、金曜は9/12で立練を終える。
・自由練習
木曜は早い時間帯に志木へ向かった。初夏らしい夕刻の空の下、ひとりで黙々と弓をひいていると、信濃町の記憶が脳裡をよぎって懐かしい気分になる。こんなにゆったりと集中できたのは久しぶりではなかろうか。今までは、目先のトリビアルな物事に気を取られすぎていたのだ。
・遠征
金曜の立練後、選手の6人と共に、池袋からあかぎ9号で前橋入り。21世紀も13年目だというのに、185系という車両が走っているとはw まあ、普通にも快速にも特急にも使える汎用性を買われているのだろう。新宿始発のこの列車はホームライナーのような性格で、池袋乗車時点では窓側の席が全部埋まるくらいの乗車率だったが、北本や鴻巣を過ぎた頃から急に空いてきた。前橋駅前の東横インに宿泊する。
そういえば、木曜日の飲み会では面白い話を聞くことができたw 久々に、ポリクリ班以外の同級生と話した気がする。荒木町の二次会は、どうもありがとうございました。
写真:特急ワイドビューしなの@木曽福島
中央西線の旅路。
1611文字
・呼吸器外科
先週外科を回った人曰く、オペは肺癌しかなく場所が変わるだけ、とのことだったが、今週は区域切除、葉切除、中皮腫、胸腺腫、胸膜炎、胸膜生検、胸郭形成などバリエーションが多く、見学としてはなかなか充実していたように思う。しかし、ただ見学するだけではあまり得るものはないし、まして胸膜癒着を延々剥がしている様子を胸腔鏡の映像で見るだけ、みたいな状況は苦行に等しい。とはいえ、X線写真やCTの読影にはかなり慣れてきたし、画像所見が分かって解剖の知識と結び付くとやはり楽しい。
外科といえば2クール目に脳外を回ったが、同じ外科でも雰囲気は全く異なる。こっちは朝早くカンファに出ても放置されるだけで何もしないし、レポートもないww 内科と同様、先生はみな非常に優しかったが、無駄な空き時間が多かった。勉強になったというよりは、雰囲気をつかんだだけ、という感じで実習が終了してしまった。やはり自分で苦労してレポートなり何なりを作らないことには、大した知識は身に付かないのか。
まあ、胸にボコッと穴が空いて、肺が見えて、肺が出てきて、というのは斬新にして生々しい光景であった。今思えば、脳外の術野は本当に綺麗だった。あれはあれで特殊な外科である。どうでも良いが、肺を押しやったり止血するのに使っていた「コットン」という道具が無性に欲しくなったww 机の隅の掃除とか、ホワイトボード上の指示棒とか、色々な用途がありそうだ。
・定期練習
今週は関東の立練。東邦戦の前日に決めたことではあったが、団体の落からは退くことにした。落を後輩に託すというのは、是非とも代わりに頑張って欲しいと切に願う一方で、主将としては情けない話でもある。東邦戦はともかく、山梨戦と日医戦の成績を見るに、そして自己の射型を振り返るに、仕方ないとは思いつつも、一方ではもう一度のチャンスを、という思いもあった。しかしそういう葛藤に散々苛まれた末、今シーズンの締めくくりにふさわしいメンバーとして6人を選んだのである。自分は監督として選手を後ろから見守り、万一の際の弓持ちとしての役割に徹することにした。火曜は4/12、金曜は9/12で立練を終える。
・自由練習
木曜は早い時間帯に志木へ向かった。初夏らしい夕刻の空の下、ひとりで黙々と弓をひいていると、信濃町の記憶が脳裡をよぎって懐かしい気分になる。こんなにゆったりと集中できたのは久しぶりではなかろうか。今までは、目先のトリビアルな物事に気を取られすぎていたのだ。
・遠征
金曜の立練後、選手の6人と共に、池袋からあかぎ9号で前橋入り。21世紀も13年目だというのに、185系という車両が走っているとはw まあ、普通にも快速にも特急にも使える汎用性を買われているのだろう。新宿始発のこの列車はホームライナーのような性格で、池袋乗車時点では窓側の席が全部埋まるくらいの乗車率だったが、北本や鴻巣を過ぎた頃から急に空いてきた。前橋駅前の東横インに宿泊する。
そういえば、木曜日の飲み会では面白い話を聞くことができたw 久々に、ポリクリ班以外の同級生と話した気がする。荒木町の二次会は、どうもありがとうございました。
写真:特急ワイドビューしなの@木曽福島
中央西線の旅路。
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