・脳神経外科(二週目)
月曜のプレゼンでは予習していなかった頭部X線写真が出てきて、「腫瘍が確認できます」とかいうアホな発言をしてしまい、墓穴を掘ったw 解剖の知識にはそれなりの自信があったつもりだが、とくに画像と関連させるとなると、まだまだ臨床的には全く使い物にならないことを実感したのであった。それはそうと、
「お前、部活はどうやって決めた?」
「拉致勧です」
「診療科もそんなもんだ。お前は今日から脳外だ、ハハハww」
というやり取りw 大変ありがたいことに、色々と貴重な経験をさせて頂く。たしかに、脳外は面白い。神聖不可侵な領域に手を加える、ということを嫌がる意見もあるようだが、だからこその魅力というのもある。向いているか向いていないか、と言われれば向いているような気もする。入り組んだ血管も神経も、まるで鉄道路線図のようで面白い。とくに、蝶形骨洞からのアプローチと前頭側頭開頭でのアプローチが、深部で出会うというのにはたまげた。
あとは症例のレポートを作成したり、暇な時間は手術見学に足を運んだりして、二週目が終了。充実した二週間であった。
・定期練習
今週から二週間は、定期練習が続く。よく狙う、といっても、会に収まらないまま狙っても仕方ないのだ。引分けの後半からすでに伸び始めているので、収まらなくなる、とのコメントを頂く。試合ではとくにそれが顕著で、この間の日曜は大三までは何とか普段通りにできても、「中てる」という意識が先行しすぎて、醜悪な的中てゲームのような射型になってしまった。引分けで使う力と会で使う力は基本的に連綿たるものであり、根本的な質を異にするわけではないと思うが、いつまで引分けるか、いつから伸び始めるか、という境界をある程度明確に意識することは、「収めてから、伸びる」という射の基本中の基本を徹底するためには必要である。意識が先行しすぎることは、射の運行上大きな障害となる。今やるべきことを丁寧に確認しながら、着実に一つずつ、しかしよどみなくこなしていく、ということが最も大切なのだ。
各方面と色々な議論を重ねた結果、金曜の練習前は部員で集まる機会を設けることにした。どうも今の状況では火曜と金曜の定期練習の時間しか全員が集まる場所がない。これまでは、信濃町のあの場所に依存しすぎていたのだ。それ自体は全く悪いことではないが、「場所に係留された関係性」であったことは否定できまい。その「場所」を喪失した今、新たな試みが求められているように思う。
・自由練習
火曜の収穫を試そうとしたが、なかなか難しい。11中近辺をさまよう。
・代々木
ポリクリを経て、説明するということに一層の気を使うようになった。しかし、一対一と、一対多では全く違うのだろう。金曜のミーティングにしても、いわゆるファシリとしてまともな司会をすることはかなり難しく感じる。書くことほど楽なものはない。何度でも推敲できる。考えも整理できる。主張が明確になる。しかし、言葉はひとたび口から出ると二度と回収できない。
写真:東山白山神社
散歩にやって来ました。
1455文字
月曜のプレゼンでは予習していなかった頭部X線写真が出てきて、「腫瘍が確認できます」とかいうアホな発言をしてしまい、墓穴を掘ったw 解剖の知識にはそれなりの自信があったつもりだが、とくに画像と関連させるとなると、まだまだ臨床的には全く使い物にならないことを実感したのであった。それはそうと、
「お前、部活はどうやって決めた?」
「拉致勧です」
「診療科もそんなもんだ。お前は今日から脳外だ、ハハハww」
というやり取りw 大変ありがたいことに、色々と貴重な経験をさせて頂く。たしかに、脳外は面白い。神聖不可侵な領域に手を加える、ということを嫌がる意見もあるようだが、だからこその魅力というのもある。向いているか向いていないか、と言われれば向いているような気もする。入り組んだ血管も神経も、まるで鉄道路線図のようで面白い。とくに、蝶形骨洞からのアプローチと前頭側頭開頭でのアプローチが、深部で出会うというのにはたまげた。
あとは症例のレポートを作成したり、暇な時間は手術見学に足を運んだりして、二週目が終了。充実した二週間であった。
・定期練習
今週から二週間は、定期練習が続く。よく狙う、といっても、会に収まらないまま狙っても仕方ないのだ。引分けの後半からすでに伸び始めているので、収まらなくなる、とのコメントを頂く。試合ではとくにそれが顕著で、この間の日曜は大三までは何とか普段通りにできても、「中てる」という意識が先行しすぎて、醜悪な的中てゲームのような射型になってしまった。引分けで使う力と会で使う力は基本的に連綿たるものであり、根本的な質を異にするわけではないと思うが、いつまで引分けるか、いつから伸び始めるか、という境界をある程度明確に意識することは、「収めてから、伸びる」という射の基本中の基本を徹底するためには必要である。意識が先行しすぎることは、射の運行上大きな障害となる。今やるべきことを丁寧に確認しながら、着実に一つずつ、しかしよどみなくこなしていく、ということが最も大切なのだ。
各方面と色々な議論を重ねた結果、金曜の練習前は部員で集まる機会を設けることにした。どうも今の状況では火曜と金曜の定期練習の時間しか全員が集まる場所がない。これまでは、信濃町のあの場所に依存しすぎていたのだ。それ自体は全く悪いことではないが、「場所に係留された関係性」であったことは否定できまい。その「場所」を喪失した今、新たな試みが求められているように思う。
・自由練習
火曜の収穫を試そうとしたが、なかなか難しい。11中近辺をさまよう。
・代々木
ポリクリを経て、説明するということに一層の気を使うようになった。しかし、一対一と、一対多では全く違うのだろう。金曜のミーティングにしても、いわゆるファシリとしてまともな司会をすることはかなり難しく感じる。書くことほど楽なものはない。何度でも推敲できる。考えも整理できる。主張が明確になる。しかし、言葉はひとたび口から出ると二度と回収できない。
写真:東山白山神社
散歩にやって来ました。
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