霧雨の秩父路 Part 3
2013年3月30日 鉄道と旅行
寒々しい夕刻。
・ロケハン
これまでの撮影で1000系の運用はすべて割れたので、あとは狙う列車を絞ってロケハンを行う。当たり前のことではあるが、「捨てる」べき列車が分かると格段に動きやすくなり、撮影効率が上がる。浦山口~武州中川のB’地点から中川方面にひたすら歩みを進めてロケハンを行うが、景色には建物がたくさん入るようになって、どうしてもそれらがカットできず撮影地に乏しい。そういえば中3のゴールデンウィークに秩父鉄道を訪れたときは、武州中川駅近くのよく分からないストレートの踏切で下り列車を撮ったのだった。ふと記憶が蘇って懐かしい。当時は、編成が全部入れば何でも良い、という価値観だったのである。まさか記事が残っているとは・・・↓
http://kuhane.diarynote.jp/200505082131070000/
自分で言うのもアホな話だが、同一の人間が書いた文章とは思えないwww
脱線した。結局、武州中川までの間には大した撮影地がなかったので、駅を越えて武州日野側に入る。しばらく歩くと少し景色が田園っぽくなったが、この曇天では色が出ず残念である。
A地点: 線路が小さな沢を渡る辺りの線路際にて。意外と障害物が多く、編成全体を入れるのはなかなか難しい。近辺もうろうろ歩きまわって思案した結果、桜の花を手前に据えて車両をぼかすことにした。やや苦し紛れであった。
B地点、B’地点: 武州日野までの間に沢はもう一本あり、こちらの方は沢というよりもそれなりの川で、水面は深い渓谷のはるか眼下にある。したがって橋梁もそこそこ立派で、ここを渡ってくる下り列車を撮るのがこの撮影地。しかしながら橋梁の構造を強く前面に押し出したような感じではなく、単にすっきりした足場の上を列車が駆けているだけという風にも見える。無理やり橋を入れようとすると、下から見上げる形でB’地点に立つことになるが、これだと仰角がきつすぎて列車の顔がかなり隠れてしまう。
C地点: 武州日野駅のすぐ近くで、構内も見える場所。線路際の木の下から撮影。駅を発車した上り列車をアウトカーブで狙う。背景の桜がポイントで、これがなければわざわざここで撮ることはなかっただろう。
終始冷え切った一日だったが、影森以西で1000系を撮るという念願がついに叶った。副産物だったはずのSLもすばらしい収穫で、次回はこれを追いかけてまた山に入っても良いくらいである。西武秩父の仲見世通りで郷土料理のわらじかつ丼を食して、秩父路を後にした。
写真(@武州中川~武州日野)
1枚目:桜とオレンジ(A地点)
2枚目:黄昏の橋梁を渡る(B地点)
3枚目:早春の夕刻(C地点)
1480文字
3/30
撮影(武州中川~武州日野間 A地点):
1544レ[1554] 1003F(オレンジバーミリオン)
下り回送[1556] 西武4000系
撮影(武州中川~武州日野間 B’地点):
1535レ[1610] 7507F
撮影(武州中川~武州日野間 B地点):
1012レ[1626] 急行秩父路10号 6002F
1537レ[1630] 1010F(標準塗装)
S8レ[1633] 西武4000系
撮影(武州中川~武州日野間 C地点):
1546レ[1652] 1010F(標準塗装)
・ロケハン
これまでの撮影で1000系の運用はすべて割れたので、あとは狙う列車を絞ってロケハンを行う。当たり前のことではあるが、「捨てる」べき列車が分かると格段に動きやすくなり、撮影効率が上がる。浦山口~武州中川のB’地点から中川方面にひたすら歩みを進めてロケハンを行うが、景色には建物がたくさん入るようになって、どうしてもそれらがカットできず撮影地に乏しい。そういえば中3のゴールデンウィークに秩父鉄道を訪れたときは、武州中川駅近くのよく分からないストレートの踏切で下り列車を撮ったのだった。ふと記憶が蘇って懐かしい。当時は、編成が全部入れば何でも良い、という価値観だったのである。まさか記事が残っているとは・・・↓
http://kuhane.diarynote.jp/200505082131070000/
自分で言うのもアホな話だが、同一の人間が書いた文章とは思えないwww
脱線した。結局、武州中川までの間には大した撮影地がなかったので、駅を越えて武州日野側に入る。しばらく歩くと少し景色が田園っぽくなったが、この曇天では色が出ず残念である。
A地点: 線路が小さな沢を渡る辺りの線路際にて。意外と障害物が多く、編成全体を入れるのはなかなか難しい。近辺もうろうろ歩きまわって思案した結果、桜の花を手前に据えて車両をぼかすことにした。やや苦し紛れであった。
B地点、B’地点: 武州日野までの間に沢はもう一本あり、こちらの方は沢というよりもそれなりの川で、水面は深い渓谷のはるか眼下にある。したがって橋梁もそこそこ立派で、ここを渡ってくる下り列車を撮るのがこの撮影地。しかしながら橋梁の構造を強く前面に押し出したような感じではなく、単にすっきりした足場の上を列車が駆けているだけという風にも見える。無理やり橋を入れようとすると、下から見上げる形でB’地点に立つことになるが、これだと仰角がきつすぎて列車の顔がかなり隠れてしまう。
C地点: 武州日野駅のすぐ近くで、構内も見える場所。線路際の木の下から撮影。駅を発車した上り列車をアウトカーブで狙う。背景の桜がポイントで、これがなければわざわざここで撮ることはなかっただろう。
終始冷え切った一日だったが、影森以西で1000系を撮るという念願がついに叶った。副産物だったはずのSLもすばらしい収穫で、次回はこれを追いかけてまた山に入っても良いくらいである。西武秩父の仲見世通りで郷土料理のわらじかつ丼を食して、秩父路を後にした。
写真(@武州中川~武州日野)
1枚目:桜とオレンジ(A地点)
2枚目:黄昏の橋梁を渡る(B地点)
3枚目:早春の夕刻(C地点)
1480文字
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