霧雨の秩父路 Part 2
霧雨の秩父路 Part 2
霧雨の秩父路 Part 2
蒸気機関車の咆哮がこだまする。
3/30
撮影(影森~浦山口間 B地点):
1530レ[1150] 7506F

撮影(影森~浦山口間 B’地点):
1523レ[1221] 7501F
5001レ[1229] SLパレオエクスプレス C58 363

撮影(影森~浦山口間 B地点):
1530レ[1150] 7506F
1532レ[1241] 1010F(標準塗装)

撮影(影森~浦山口間 A地点):
1516レ[1309] 1001F(スカイブルー)

撮影(影森~浦山口間 B地点):
38レ[1359] 7002F
5002レ[1421] SLパレオエクスプレス C58 363

撮影(影森~浦山口間 B’地点):
1529レ[1428] 1003F(オレンジバーミリオン)

S字カーブを愉しむ
B地点、B’地点: 浦山口の影森側には少し鬱蒼とした雑木林があり、山線のような雰囲気が感じられる。線路は国道よりもかなり高い位置を走っているが、注意していないと見落としてしまうような石段があるので、そこから雑木林の中に入り、獣道とも鉄ヲタ道ともつかないような道(最近この表現を多用しているw)を登っていくと、程なくして線路に出る。ここがB’地点で、縦構図ではあるが下り列車をアウトカーブで正面打ちできる。下りのパレオエクスプレスを決められた他、幸いにもオレンジバーミリオンの1000系も捉えることができた。しずしずと姿を現した箱形の電車は独特の風格を放つ。

B地点は影森側へ少し線路沿いに歩いた場所にあり、ここは上り列車用の撮影地。林の奥からS字を描いてぐにゃぐにゃと曲がってくる線形が最大の見どころで、ローアングルから狙えばヘッドライトの反照でレールが輝く絵も期待できる。さらに少し画角を広げれば手前のカーブを縦構図で押さえることも可能で、同じ列車でも色々な撮り方が愉しめるという、実に変化に富んだ場所だ。ここでは1000系の標準塗装もさることながら、白煙を噴き上げて邁進するパレオエクスプレスの勇姿が最大の収穫であった。実は、これほどの近くからSLを撮るのは初めての経験。ボイラーから漏れてくる息吹が自らの呼吸と共鳴し、まるで心が震えるような感覚であった。この生き生きとした感じ、熱を放って生きている感じが、まさに蒸気機関車の魅力といえよう。

A地点: 上下のSLの合間には影森方面へ歩いて色々とロケハンを進めたものの、結局ここに落ち着いた。ここ、というのは三ノ輪鉱業所への引込線がすぐ近くにある歩行者専用の跨線橋で、アウトカーブの上り列車を軽く俯瞰する場所である。パレオエクスプレスの作例がたくさん撮られている。この撮影地ではスカイブルーの1000系を押さえた。どんな構図であれ、3両編成というのは画面に配置するバランスが結構難しい。

写真(@影森~浦山口)
1枚目:シグモイドにさしかかる(B地点)
2枚目:パレオエクスプレス、力走(B地点)
3枚目:突如現れたオレンジバーミリオン(B’地点)

1382文字

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