晩夏の久留里線 Part 1
晩夏の久留里線 Part 1
晩夏の久留里線 Part 1
のすり氏と久留里線へ行ってきました。
9/19
新日本橋544 → 千葉620
総武本線529F 快速

千葉638 → 木更津717
外房線・内房線133M

木更津723 → 横田740
久留里線923D キハ30 98

撮影(横田駅):
※ [ ]内に撮影時刻を示す
923D・924D交換[740-742] 

※ 編成は左が木更津側
※ ( )内に運用番号を示す
923D キハ30 98+キハ38 1+キハ37 1002(A31+A14)
924D キハ37 1003+キハ38 3+キハ38 4+キハ38 1001(A12+A11)

撮影(横田~東横田間 A地点):
926D[832] キハ38 2+キハ38 1003(A15)
925D[838] キハ37 1003+キハ38 3(A12)

撮影(横田~東横田間 B地点):
928D[929] キハ30 98+キハ38 1+キハ37 1002(A31+A14)
932D[936] キハ38 2+キハ38 1003(A15)

撮影(東横田駅):
930D[1024-1025] キハ37 1003+キハ38 3(A12)
932D[1120-1121] キハ38 2+キハ38 1003(A15)

久留里線へ
「なくなる」と聞いてから足を運ぶのではもう遅い、ということは重々承知しながらも、やはり行かないわけにはいかない。今春のダイヤ改正でタブレット閉塞が廃止された久留里線、今度は秋からキハE130が配置されて、この地だけで細々と走ってきたキハ30、キハ37、キハ38を置き換えていくという。3年前の夏に初めて乗りつぶし、今年2月に少しだけ撮ったことのある路線。本格的な撮影に臨むのは今日が初となる。そこで数日前から天気予報を気にしていたが、どうも芳しくない。いや、むしろ悪い。午前中の降水確率は100%、午後は曇、夕方からは晴れ間があるかもしれない、という予報。しかし、せっかく日程を決めていたのに行かないのももったいないし、こういう天候でしか撮れない写真もたくさんあることなので、撮影を決行する。

外苑前から銀座線で三越前へ向かい、新日本橋から総武快速に乗る。こんなマイナーな駅、なかなか使わないなw 錦糸町でのすり氏と合流し、一路千葉を目指す。窓外に目をやると、猛烈な勢いで雨が叩きつけたり、小康状態になったりと、天候は読み切れない。雨雲の分布にずいぶんムラがあるようで、曇と雨が交互に繰り返すような感じの一日になりそうだ。千葉から先の内房線は予想外に混雑していた。みなどこで降りるのだろうと思っていたら、ほぼ木更津までそのままの状態でいささか驚く。

平野部をゆく
木更津に到着すると、運用表通り923DはA31+A14の3両編成でほっと一息。A31はキハ30 98。しかし車庫の方に目をやると、1両のキハ30が屋根の下にぽつんと佇み、もう1両のキハ30がキハ38とペアを組んで留置線で寝ている。ということは、この時間帯に動いているキハ30は1両だけ・・・つまりA11、A12、A14、A15は全部キハ37かキハ38である。こうなると、キハ38とペアを組んだ編成が午後に木更津を出発するA13に入ってくれることを祈るしかない。夕方まではひたすらキハ37とキハ38を撮ることになりそうだ。

乗りこんだ車内は高校生だらけで完全に通学列車。この路線は彼らが居るからもっているようなもので、たいていの沿線民は車で移動することだろう。横田で下車し、堂々4両編成の924Dとの交換を撮ってから、東横田との間にあるストレートの撮影地に向かう。

A地点: 線路北側の道を東進していき、吹上踏切への道に入る。踏切へ至るまでの道路際から下りも上りも撮影できるが、主に上り向けの撮影地。午後半逆光。線路南側にはかなり市街地が広がっているのでそれらを出来るだけカットしたいところだが、なかなかこれが大変で、2両編成や3両編成がどの程度の長さで画面に収まってくるのかという距離感の見当をつけるのが難しい。電化区間は架線柱があるから無意識のうちに収まり方を予測できるが、それらを取っ払われた途端、困惑してしまうのはまだまだ素人だということか。

B地点: 踏切を渡り、田んぼを迂回して東横田方面に歩いたところにある畦道から上りを撮影する場所。午後順光。一回目の「本番」に相当する928Dをここで撮影。ツートンカラー、国鉄色のキハ30を先頭に、キハ38、キハ37が連なるという珍ドコ編成でなかなか面白い。何でもかんでもごちゃまぜに混結できるのは気動車の特性で、固定編成に慣れている身としては非常に斬新。ザーザー降りの雨になるかと思いきや、曇天のまま。それどころか、柔らかい日差しや部分的な青空も出てきて、予報はあてにならないことを実感する。

しかしその後東横田に移動すると、突如として猛烈な雨が降り始めた。撮影の間だけ何とかもってくれたのは、本当に幸運としか言いようがない。駅では、そこら中にへばりついたアマガエルを撮ったり、上り列車をホームで撮ったりしながら時間をつぶす。

写真
1枚目:923D。エギゾーストを吹き上げて横田を発車(@横田)
2枚目:928D。三系列混結の気動車列車(@横田~東横田 B地点)
3枚目:928D。束の間の青空がのぞく(@横田~東横田 B地点)

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