談笑

2012年5月5日 弓道
談笑
合宿三日目
今年は例年よりも一日短く、今日が練習最終日。午前の巻藁練習を経て、大三を高くそして狭くとることにした。大三を開きすぎると、確かに引分けの方向性はおおむね決まるが、仮に肩が抜けていたとしても後から修正のしようがない。また、大三の時点で引分けの大半を終えてしまうおそれもあり、どうしても力ずくで持ってくる弯き方になりやすい。

実際、広い大三をとりつつも押手肩をしっかり入れることは結構大変で、打起した後、会における肩のバランスや力の均衡を大三においていきなり実現することは、相当に上手でしかも余程の練習を重ねていない限りは難しい気もする。一方で高く打起せば、押手を的方向に少しずらすだけで肩が決まり、今度は位置エネルギーを利用して会まで下ろし開いてくることができるから、かなり弯きやすい。ただ、昨日考えたような鋭敏な離れが実現できるかどうかはまた別。

田村杯
立に入ると緊張なのか何なのかよく分からないが、心がばらばらに崩れてしまって、狙えないどころか引分けの後半で体が思うように動かなくなる。唯一練習通りに弯けて、しかも快く離れたのは最終立の初矢以外だけで、20射3中という無残な成績で合宿を締めくくることになった。「立練や試合の方がほどよく緊張して練習よりも中る」と言う人はわりと居るが、一体どういう心境で弯いているのだろうか・・・自信と過信は異なるけれども、自信を失っているよりは過信をしている方がまだマシ、少なくとも本番では強いように思うわけだ。

打ち上げ
一年生の芸のレベルが高すぎるww こういう場を通じて徐々に人間性が開放され、集団としての一体感が生まれてくる。だいぶ夜更かしをして、夜の明けた午前5時頃に布団にもぐり込む。

写真:特急かもしか@青森
車掌交代。

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