再び13番線

2011年10月4日 大学
再び13番線
病理学総論
今日は4時限連続の講義で、しかも同じ先生。染色体異常や遺伝病に関して延々と語る。ITCで借りてきたPCを持ち込み、デュプロの執筆を並行。せっかく講義にも出ていることなので、ためしに講義メモをPCで取ってみると、これが意外と便利。キーボードと手書きの間には、単位時間当たりに記録できる情報量に歴然たる差があることに気付く。

ただ、やはり「打つ」のと「書く」のとでは根本的に運動が違うから、キーボードで取ったメモは内容量こそ多いものの、果たしてそれが定着につながるものなのか、意義あるメモなのかは定かではない。

夕方は立練だったが、もうどうしようもない。今宵は頭を冷やそう。

荒木町
泥沼はもがくほどはまる。「こうやってみよう、ああやってみよう、それともこうだろうか、でも全部ダメだ」・・・多種多様な試行錯誤は悪いとはいえないが、帰ることのできる土台のないままこねくり回していても埒が空かない。むしろそんな時は、自分の原点を思い出し、原点に立ち返ることが必要。

そのためには、プライド、つまり意地を捨てて、また「自分などが教えても仕方ない」といったような偏屈な姿勢も捨てて、共に考えてみる。そうすれば、「ああ、こういうのもあったな」というように、久しく忘れていたことにふと気がつくものである。さらには、今起こっていることは将来への布石だと考えてこれを大切にし、現実たる事象に真摯に、そして一途に取り組むことも肝要である。結果には必ず理由があるけれども、理由ばかりに固執してはいけない。また、結果を予期したり失敗を恐れたりしてもいけない。それだと、今何をしているか自分で把握できず、したがって自分自身に対して盲目になる。

経験と体験は違う。経験とは「一通りこれだけやりました」というものに過ぎないが、その中でもとりわけ自分の血肉となったものを体験と呼ぶ。経験を体験へと凝縮できるか、それともただの経験のままで終わるのか、今はそれが試されていると考えるべきだ。

・・・という感じで、色々と勉強になりました。また壁にぶち当たったら訪れるとします。

写真:特急北斗星@上野
カシ釜牽引の北斗星が上野に終着。半年近く続いた北海道旅行の連載写真もこれにて終了。

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