太平洋岸へ

2011年6月4日 日常
太平洋岸へ
代々木の後、新宿へ。美しい収斂とは何か。意思と必然が整合することである。本来的には、発散と収斂を繰り返して一段上の平面へと昇っていく、ひいては平面レパートリーの数々が複雑に交差して立体空間での実体を構成するというのが理想だと思うけれども、このときに難しいのは発散と収斂の兼ね合いで、一平面上の一点のままで終わっても進歩がないし、四方八方に発散して回収困難になっても無意味。

必然に沿うように意思がはたらき、逆に意思の側からしてみれば必然を引き寄せる、そういう状態こそが収斂であって、このとき初めて発散の結果が報われ結実することになる。どの程度報われるかは、意思と必然がいかほどに整合したかにかかっている。

写真:特急スーパーおおぞら車窓
厚内を過ぎると根室本線は太平洋岸に出る。

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