ステンレス王国
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本来ならば平日朝の30Kから44Kを待ち構えて8606Fを撮るつもりだったが、起きたら既に9時だったので、のんびりと信濃町へ。撮影は夕方に回すことに。60射もすると疲れる体になってしまった( ´・ω・`) 最近は日没が非常に早く、14時を過ぎればそろそろ斜光線。冬らしい黄色い光が浅く差し込んでくる午後。久々の撮影。実に4ヵ月ぶりくらいか。試験三昧、生理実習、解剖実習と駆け抜けてきたらもう12月。

無難に二子橋で撮ってました。改めて思えば、地元路線なのに撮影地のレパートリーに乏しい。日没間際の赤い斜光線がステンレス車両を照らし出すのを期待していたものの、意外にも建物の影が多くて16時過ぎからもう黄昏の雰囲気。8695Fは終日運用の44K。やはり幕車は風情がある。「サボ」が絶滅したのと同じように、「行先幕」というものが見られなくなる日もいずれ来るんでしょう。気がついたら無くなってた、なにも有形物に限らずそれはよくあること。

たとえば通学途中とか部活の最中とか、カメラを持ち合わせていないような局面でふと目に入った光景を「イイ」と思うことは実に多々あるが、残念ながら今のままの撮り方だと、そういう光景の数々はほんの一瞬網膜に映るだけで、あとは膨大な記憶の波間に埋もれていってしまう。仮にそれっぽい光景を写すことができたとしても、どうしても「演出じみた」感じになる。そもそも、時刻表を熟読し、地図を見て撮影地に赴き、出来上がる画を予想しながら列車を迎える、という撮り方自体が「演出」なわけだから仕方ない。まあ好きに撮ればいいのか。

Cybershot時代に640×480で撮りためた、取るに足らない膨大枚数の写真を改めて見ると、新鮮にして懐かしい感覚。

写真
1枚目:夕刻
2枚目:斜陽
3枚目:黄昏

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