青森・道南旅行 3日目
青森・道南旅行 3日目
青森・道南旅行 3日目
異空間の共存、室蘭の街。
8/16 → 8/17
青森2242 → 東室蘭415
津軽線・海峡線・江差線・函館本線・室蘭本線201レ
急行はまなす オハ14 507

8/17
東室蘭550 → 有珠628
室蘭本線470D キハ150-102

特急カシオペア・トワイライトエクスプレスなど撮影

有珠802 → 大岸821
室蘭本線472D キハ40 789

特急北斗星撮影

大岸936 → 東室蘭1044
室蘭本線479D キハ150-102

東室蘭1049 → 室蘭1102
室蘭本線4470D キハ150-108

産業会館前1122 → エンルムマリーナ1145
道南バス

港湾散策

水族館前1344 → 地球岬団地1413
道南バス

地球岬観光

地球岬団地1530 → 母恋駅前1535
道南バス

母恋1545 → 北舟岡1632
室蘭本線480D キハ150-110

特急カシオペアなど撮影

北舟岡駅前1810 → 伊達紋別駅前1820
光星タクシー

伊達紋別1826 → 長万部1859
室蘭本線5018D 特急スーパー北斗18号 車番記録忘れ

長万部泊

急行はまなす
入線してきたはまなすは客車堂々12両編成。指定席車は0系こだまのグリーン車座席を流用しているだけあり快適だが、自由席車は簡易リクライニングという粗末な設備である。くたびれて眠る乗客、ぼんやりと薄暗い天井の蛍光灯、だいぶガタの来ている古い客車。21世紀も10年目になったが、急行はまなす、ここに健在。

ラウンジで知り合った方と盃を交わす。高校の教諭で、旭川に帰る途中だという。旅行はこういう対話があるから面白い。翌朝の撮影の予習をしている間に青函トンネルは抜けたようで、窓外に目をやると海峡には数多の漁火が浮かんでいた。まるで対岸に町があるかのようだ。

函館での機関車交換を見届け、2時間ばかりの睡眠。そして4時15分に東室蘭に到着である。

撮影
撮影地への道を歩くだけで、北海道に来たことを実感する。カシオペアとトワイライトエクスプレスを洞爺~有珠のS字カーブで、北斗星を礼文~大岸の直線で仕留めた。予報では快晴のはずだったのだが、雲が多くて陽は当たらず。なかなか思い通りにはいかない。

室蘭
昼前に室蘭に到着。バスを乗り継いで市内を回ってみる。湾の北岸をなす陸地には工業地帯、南岸をなす半島には港湾。両岸を白鳥大橋が結んでいる。半島の南側は山地で、太平洋に面した海岸線は切り立った崖になっている。しかるに、南向きの険しい坂道が多い。港と市街地、そして山と断崖が狭い空間に共存する、何とも不思議な街である。映画の舞台になっても良さそうなものだが、曇り空の下、淡々とした時間が流れている。道南バスも完全に市民の足といった感で、旅行客を乗せることはあまり想定していないらしい。バス停の位置も分かりにくいこと極まりない。地方都市の素顔である。最後に地球岬を訪れ、室蘭を後にした。

撮影
北舟岡で締める。間近に迫る噴火湾の波音を聞きながら待っていると、夕刻の斜光線を浴びてカシオペアはやって来た。銀色の客車がほのかに色づいて美しい。19時半までに宿に着かねばならないので、隣の伊達紋別まで急いでタクシーで移動し、特急に乗る。

長万部
今宵は長万部に宿をとった。夜の町は実に寂しい。構内を見渡す跨線橋を渡ると、小さな温泉街である。見ると、合宿とかぶったようだ。最終日なのか表でバーベキューを楽しんでいる。早速風呂に浸かり、その後はいよいよ豪勢な夕食である。これはたまらない。

参考:8月16日発201レ はまなすの編成
(←函館)機関車ED79 18・1号車スハネフ14 552・増21号車オハネ25 11・2号車オハネ24 501・3号車スハフ14 557・4号車オハ14 512・5号車オハ14 507・6号車オハ14 510・7号車スハフ14 508・8号車スハフ14 551・9号車オハ14 504・10号車オハ14 511・11号車スハフ14 506・機関車DD51 1083(青森・札幌→)

写真
1枚目:特急トワイライトエクスプレス@洞爺~有珠
2枚目:地球岬
3枚目:特急カシオペア@北舟岡

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