上越夜行

2009年6月9日 鉄道と旅行
上越夜行
上越夜行
上越夜行
久しぶりに撮影に行ってきました。今春からあけぼのの牽引機がEF64に変わったこともあり、出来ることならこれから夏にかけて上越夜行に焦点を当ててみようかと思うわけです。しかしながら、上り列車の上野到着は異常に早い。重大な難点。前泊せずに撮ろうとするならば、上野近辺の山手線内で出迎えるのが今の私の限界。ムーンライトながらがあった頃、東京到着後は面倒がらずに西川口とか浦和付近で撮っておけば良かった( ´・ω・`)

@鶯谷
今朝は3時40分に起床。4時に家を出発し、5.1km離れた鷺沼駅まで延々と徒歩。時間にして53分。撮影のためならば、この程度の歩きは当然でしょう。人や車の姿はほとんど見当たらず、快適なひと時でありました。で、5時丁度発の始発大井町行に乗り込み、大井町では2分の接続で大宮行の京浜東北線に乗換。鶯谷には6時丁度の到着となりました。ここで能登を狙います。

案の定すぐに列車は現れ、低速で通過していきました。およそ優れた構図とは呼べませんが、時刻上、鶯谷で撮影するのが限界。これで妥協せざるを得ません。見たところ、489系はずいぶんと車両の傷みが激しいです。北陸と走行区間がかぶりながらも、今まで残存してきたのは奇跡。上野行の夜行急行です。

@日暮里~鶯谷
能登の撮影後、すぐに隣の日暮里に移動。今度は駅間の歩道橋から北陸とあけぼのを狙います。撮影地に着くまでに若干迷い、意外と時間が危なかったものの、なんとか北陸の通過時刻に間に合いました。ここは歩道橋の階段から俯瞰気味に東北本線の上りを撮影する地点。日暮里駅構内を背後に据えた美しいS字カーブの線形ですが、常磐線との間に太い架線柱が立って画面を遮っているのが玉に瑕。これさえなければ格段に優れた場所だと思うのですが、そう上手くはいかないものです。これも一種の妥協といえましょう。

北陸を牽いてきたのはEF64 1053。上野~金沢という、寝台特急にしてはずいぶんと短い距離ですが、ビジネスユースがそれなりにあるらしく今日まで生き残ってます。この撮影地からは尾久までの回送列車も狙うことができるのですが、能登の回送は上り普通と被ってしまいました( ´・ω・`) さて、次はいよいよあけぼの。普段は0番台が充当されるようですが、今日は1031号機。1000番台は「非対称性」が美しい重厚な機関車。北陸に続いてやってくるという、何ともおいしい朝のひと時です。そして、青基調のヘッドマークが、同じく青基調の機関車の塗装と絶妙に合っていて、落ち着いた品格といったようなものを感じます。EF64あけぼの、何ともすばらしいですね。

ちなみにあけぼのの回送まで粘ったのですが、今度は手前の常磐線と被ってしまいました、残念( ´・ω・`) これにて撮影は終了。その後1限の物理学へと赴いたのでした。

写真
1枚目:急行能登@鶯谷
2枚目:特急北陸@尾久~上野(日暮里~鶯谷)
3枚目:特急あけぼの@尾久~上野(日暮里~鶯谷)

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