石巻線の貨物列車 Part 2
2008年4月2日 鉄道と旅行
色々と苦労もあったものの、なんとか無事に撮影を終えることが出来、前谷地駅に戻って来ました。後で分かったことなのですが、実は昨日東北地方を暴風が襲って今日に至るまで強風が続いたために本線の貨物が抑止状態となり、それに引きずられて、支線である石巻線の貨物ダイヤも乱れてしまった模様です。
「綿密な計画と柔軟な対応」・・・前半をいくら綿密に行ったとしても、今回のような予想外の事態に対していかに「柔軟な対応」を見せていくかはまた別問題ということでしょう。今日は若干の撮り逃しはあったものの、全体としてはなかなか満足のいくものでありました。まぁ「別問題」というのはさすがに語弊があって、「綿密な計画」は「柔軟な対応」のための必要条件といったところでしょうか。
ホームに戻ればすっかり日の光は衰え、辺りを寒色の闇が包み始めていた頃でした。しかしながら、やがて駅のそばの踏切が鳴り始めたではありませんか。まだ普通列車の来る時刻ではありませんし、鹿又側から列車が来る気配もないので、これは下りの652レが通過するようです。しばらくすると、奥のカーブから列車は姿を現しました。1693号機の牽引です。暗いながらも感度を上げて辛うじて撮影(1750通過)。定刻に戻ったのでしょうか。
ここで、曽波神駅の駅名由来なるものがあったので触れておきましょう。以下説明板からの抜粋。
・・・だそうです。小高い山というのはなかなか趣があって良いですね( ´∀`)
写真:石巻線652レ@曽波神
日の暮れた曽波神駅にさしかかる上り列車。
1937文字
「綿密な計画と柔軟な対応」・・・前半をいくら綿密に行ったとしても、今回のような予想外の事態に対していかに「柔軟な対応」を見せていくかはまた別問題ということでしょう。今日は若干の撮り逃しはあったものの、全体としてはなかなか満足のいくものでありました。まぁ「別問題」というのはさすがに語弊があって、「綿密な計画」は「柔軟な対応」のための必要条件といったところでしょうか。
・前谷地1644→曽波神1658女川行普通列車に乗車します。佳景山、鹿又と停まっていくわけですが、車内には夕日が差し込んで来て、何処となく郷愁的で憂鬱な雰囲気が漂った、情趣に富む十数分でした。曽波神という駅で降ります。
石巻線 キハ48 1545
・@曽波神〜石巻ここで降りたのは、仮にダイヤが正常に戻っていたとしたら30分ほど後にやって来る下り1655レを、駅から少し離れたところにあるS字カーブで狙おうとしていたからです。というわけで歩くこと10分弱、愛宕山(曽波神山ともいうそうです)の山麓が間近に迫る地点へと到着しました。しかしながら日は厚い雲に隠れてしまい、だんだんと気温も肌寒くなってきました。17時30分頃の通過と踏んでいたのですが、10分ほど待ってもやって来ないので諦めて駅に引き返したのでした( ´・ω・`)
ホームに戻ればすっかり日の光は衰え、辺りを寒色の闇が包み始めていた頃でした。しかしながら、やがて駅のそばの踏切が鳴り始めたではありませんか。まだ普通列車の来る時刻ではありませんし、鹿又側から列車が来る気配もないので、これは下りの652レが通過するようです。しばらくすると、奥のカーブから列車は姿を現しました。1693号機の牽引です。暗いながらも感度を上げて辛うじて撮影(1750通過)。定刻に戻ったのでしょうか。
ここで、曽波神駅の駅名由来なるものがあったので触れておきましょう。以下説明板からの抜粋。
当駅の東南に曽波神山(標高九八m)と呼ぶ、やや円筒形をした小高い山が石巻平野の片すみにあります。別名を愛宕山ともいい、中腹に曽波神社、山頂には愛宕神社が建てられています。
曽波神社は古くからこの小高い山に鎮座しています。祭神は志波彦尊で、延喜神明帳(律令施行の細かい規則)にも記される「式内社」に列せられる古い神社です。
神社名の「曽波」はアイヌ語の「ソ・ハ」で、「ソ」は水中の隠れ岩、「ハ」は水や潮が引くという意味であって、太古、石巻・大崎平野が海であった時代に、この小高い山は、対岸の金山から見ると潮の干満によって、あるいは大きく、あるいは小さな岩となるので、「ソハ」と名づけられたものと考えられています。
この地名の由来を受けて、昭和三十一年(一九五六)四月五日、石巻線の曽波神駅が開業しました。
・・・だそうです。小高い山というのはなかなか趣があって良いですね( ´∀`)
・曽波神1757→石巻1803あとは石巻へ向かうのみです。長い一日でした。
石巻線 キハ48 1535
・@水澤屋旅館今晩の宿は水澤屋旅館という旅館。石巻駅から徒歩で10分程度。建物自体は古いのですが、部屋はそこそこ快適。圧巻なのは食事で、とにかく量が半端ではないです。非常に充実した内容で、完食するのに1時間ほどかかってしまいまいした。これで1泊夕食付5775円というのはなかなかなのではないでしょうか。旅館であると同時にユースホステル的な雰囲気もあるので人によっては好みが分かれるかもしれませんが、ここはお勧めです。夕食後は誰もいない風呂にのんびりと浸かって、あとは寝るのみ。明朝はわりと早いので、22時過ぎに就寝。一日中動き回っただけあって、すぐさま眠りの中へ落ちていったのでした。
写真:石巻線652レ@曽波神
日の暮れた曽波神駅にさしかかる上り列車。
1937文字
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