清水谷戸トンネル
例によって昨晩は雪が降りました。で、翌朝の雪晴れを期待しつつ私は眠りに落ちたわけです。そして今朝は珍しくアラームに気が付いたので、起きてみると予定通りの6時40分。これは行けそうですね。特急富士・はやぶさを迎え撃つには十分間に合います。そう思いながら軽く朝食と支度を済ませると7時半。

ここでふと運行情報を見てみたところ、昨晩遅くに広島界隈で人身事故があったらしく、列車は未だその遅れを引きずりながら1時間あまり遅れて走っていることが発覚。というわけで●岡を微妙にやってから遅めに家を出発と相成りました。外へ出てみれば、銀世界とは言わないまでも案の定の雪景色。

@東戸塚〜保土ヶ谷
市営地下鉄で横浜まで出てから、やって来たのはここ。というのも撮影地の下調べをしていたからに他ならないからですが、失望したことには、雪がほとんど残っていないorz 家を出た辺りはそんなことは無かったのですが、積雪状況というのは結構違ってくるものですね( ´・ω・`)

気を取り直して、撮影地へ。環状2号という道路が東海道本線を跨ぐところで、ちょうどその歩道から俯瞰気味に撮影できるとのことだったのですが・・・どういうわけか見当たらない( ´・ω・`) 散々歩き回ったのですが、どうも見当たらない。挙句の果てには、トンネルがくぐる山の中に入ることになりました。ここではプチ登山のような真似を延々と繰り返すも、予定していた構図には到底出会えそうになかったので、仕方なく南に続いていた細い山道をずっと下っていくと、なんとトンネル口を少し遠くに見据える、線路に面した区間に出てしまいました。

ここで初めて気がついたのです、実は私は大変な勘違いを犯していたのではないかと。もしかしたら今考えている撮影地は下り線の撮影地だったのではないかと。つまり、あのトンネルの向こう側、環状2号で私が歩いていたのと反対側の歩道からは、結局後追いになるとはいえ十分に撮れたのではないかと( ´・ω・`)

しかし、時既に遅し。間もなく列車はやって来るはずです。自分の愚かさにしばし打ちひしがれていたら、下りの特急踊り子をみすみす撮り逃してしまいました。さらに悪いことには、構図も何も決めないまま呆然と立っていたら、突如東戸塚方から富士・はやぶさが姿を現してしまったのです。大慌てで構えて撮るも、見事に撃沈。仕方ないので後追いを2枚ほど撮影して、何ともあっけなく本日の撮影は終了してしまったのでした(1102延通)。嗚呼これは凹む( ´・ω・`)

あまりに萎えたまま、駅前でラーメンを食べて、後は直帰しました。何ていうか、不毛な日曜日だったorz

写真:特急富士・はやぶさ@戸塚〜横浜
しかし実はあながち不毛だったわけでもなさそうです。実はこのトンネル、名前を清水谷戸トンネルというのですが、何でも現役最古の鉄道トンネルだそうで( ´∀`) 特に上り線の方は未だに逆U字型断面のレンガ張りという、何とも古典的な建築になっています。そういえばカメラを構えた場所の足元には、悲しくも台座から外れてしまって柵に立て掛けられている記念プレートがあったのを思い出しましたww 調べてみると、ちょうど保土ヶ谷区と戸塚区の境界にあたるこの場所は、最初に線路を敷設する際、大きな難所になったようです。そこで貫通したのがこのトンネルで、長い歴史を経て21世紀の今日に至るまで、大動脈の東海道本線を支える現役であり続けてきたというわけですね。

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