さて、撮影の後半は昨日に引き続いて城東貨物線。長大コンテナ編成を従えて、町の中の築堤を駆けていくDD51。こう言うと大げさかもしれませんが、一口には説明することの出来ない、いわば未踏の魅力のようなものをこの貨物線に感じます。そして一度その魅力に触れたからこそ、こうして私は再び赴くわけです。
・総持寺→淡路
まったり移動しようということでそのまま普通にて淡路へ。それにしても早起きの効果というのはなかなかのものです。やっと10時を回ったばかりで、まだまだ一日が長いことを改めて感じさせられます。
・@赤川鉄橋
さて、淡路に到着しました。ここから、淀川に架かる城東貨物線の赤川鉄橋を目指します。この橋の最大の特徴、それは貨物線と人道橋が一緒になっているということ。全長600m余りという橋の長さもさることながら、片側を貨物列車が、片側を歩行者や自転車が通るという、実に趣のあるかつ興味深い構造です。しかし近い将来の旅客化(大阪外環状線)に伴い、人道橋の部分には新たにもう1本の線路が敷かれて複線化される模様。まだその風情を留めているうちに、ここを通過していく貨物列車を一目見ようと、今回訪れてみる次第です。
商店街を横目に駅の東口を出て、京都本線と千里線が横で分岐するあたりで左折して、淀川を目指します。住宅がわりと密集し道もなかなか入り組んでいるのですが、しばらく歩くと幹線道路に行き当たり、城東貨物線の築堤も見えてきました。しかし淀川に出るまではまだ少し大回りをする必要があり、ようやく北側のたもとに到着したのは約20分後。そして赤川鉄橋と対面です。順光となるのは百済方面へ向かう南行の方なので、長い橋を渡ります。自転車で颯爽と通って行く人が大半で、私のように歩いている人はあまりいません。ふと足元を見ると、遠く下の方で河がゆっくりと流れていて、また右手には、一日数往復の貨物列車の通過を待っている、貨物線の鉄路が佇んでいます。そんな感じで対岸に到着。カメラを構えます。
狙うのは8075レ。臨時扱いですが、水曜日と金曜日に設定されている他、機関車運用の都合からか、月曜日にもDE10の単機が入るようです。あと1時間ほどで正午ということもあり日は高く、流れていく淀川の大きな流れに目をやりつつ、待ちます。途中、散歩をしているらしき地元の方としばしお話を。曰く、この赤川鉄橋にわざわざ来るというのはなかなかの「通」だそうでww どうやら地元にも馴染んだ貨物線のようです。そこを黙々と走っていく貨物列車、良いですね(・∀・)
そろそろかと思ってもなかなか来ず焦り始めた頃、期待を裏切らず列車(といっても単機ですがww)はやって来ました。8075レ、DE10 1054単機。運良く原色のDE10です。彼方からゆっくりと近づいてきます。橋は長いのでシャッターチャンスは幾度となく訪れ、十分撮り切ったと思われる頃、幽かに感じ始めた振動と共に、機関車はのんびりと私の脇を通過して行きました。百済側は長い築堤の直線となっていて、逆光の中をDE10が去ります。単機といえども、実に満足の行く撮影でありました。
・@神崎川橋梁
次の87レはコンテナを満載してくることがほぼ確かで、それゆえに何処で撮ろうか色々と迷ったのですが、やはり少し時間があったので、昨日行った神崎川の橋梁へ再び向かうことにしました。ちなみに帰りに赤川鉄橋を戻った際、歩数と通過時間をはかってみました。結果、766歩・6分27秒。やはり結構長いですね。さて、それにしても今日は暑い。帽子を忘れたのはなかなか痛い失敗で、炎天下を40分ほど歩くというのにはさすがに疲弊。ところで途中にあった公園にはEH10 61が静態保存されていました。「マンモス機関車」といわれた国鉄電機のようで、なかなかの貫録でした。調べてみたところどうやら保存車はこれのみのようで、偶然にも目にすることができたわけです。
ようやく神崎川に出た頃には既に汗だく。淡路から下新庄まで一駅乗っても良かったのですが千里線沿いをそのまま歩いてきました。そして昨日の場所へ。もっと橋に近づいて撮影できる場所があったので今回はそこで撮ります。しかもちょうど木陰になっているので、結構快適。カメラをセットして、待つことしばし。暑い日差しの中を定刻にやって来たのは、DD51 1802号機率いる87レ。原色に期待を寄せていたのですが今回は更新色でした。とはいえ編成は申し分なく、十分満足の行く出来となったので良しとしましょう。撮影は無事終了であります。
城東貨物線、また会う日まで。
・下新庄→淡路→十三
さて、これから空港に向かいます。14時30分伊丹発なので、何だかんだで丁度良い時間となったわけです。
・十三→蛍池→大阪空港
十三で宝塚線の急行に乗り換え、さらに蛍池でモノレールに乗り換えます。モノレールは危うく門真市行に乗り込みそうになりましたが何とか回避ww そして無事空港に到着となったのでした。
・伊丹→羽田
JL120。落ち合った後、しばらくまったりして帰途につきます。機中は爆睡してて、気がつけば着陸間際。本当にあっという間ですね。羽田からは私は東京モノレールなるものに初乗車。空港快速はタッチの差で逃したので残念、次の区間快速で浜松町へ向かいました。その後は代々木へ。
代々木・・・即ち、夜は某会でしたww
そんな感じで、短い間でしたが、撮影を兼ねた大阪・京都滞在はこれにて終幕です。
写真:城東貨物線87レ@赤川鉄橋(吹田(信)〜放出)
単機でのんびりと橋を渡るDE10。
2440文字
・総持寺→淡路
まったり移動しようということでそのまま普通にて淡路へ。それにしても早起きの効果というのはなかなかのものです。やっと10時を回ったばかりで、まだまだ一日が長いことを改めて感じさせられます。
・@赤川鉄橋
さて、淡路に到着しました。ここから、淀川に架かる城東貨物線の赤川鉄橋を目指します。この橋の最大の特徴、それは貨物線と人道橋が一緒になっているということ。全長600m余りという橋の長さもさることながら、片側を貨物列車が、片側を歩行者や自転車が通るという、実に趣のあるかつ興味深い構造です。しかし近い将来の旅客化(大阪外環状線)に伴い、人道橋の部分には新たにもう1本の線路が敷かれて複線化される模様。まだその風情を留めているうちに、ここを通過していく貨物列車を一目見ようと、今回訪れてみる次第です。
商店街を横目に駅の東口を出て、京都本線と千里線が横で分岐するあたりで左折して、淀川を目指します。住宅がわりと密集し道もなかなか入り組んでいるのですが、しばらく歩くと幹線道路に行き当たり、城東貨物線の築堤も見えてきました。しかし淀川に出るまではまだ少し大回りをする必要があり、ようやく北側のたもとに到着したのは約20分後。そして赤川鉄橋と対面です。順光となるのは百済方面へ向かう南行の方なので、長い橋を渡ります。自転車で颯爽と通って行く人が大半で、私のように歩いている人はあまりいません。ふと足元を見ると、遠く下の方で河がゆっくりと流れていて、また右手には、一日数往復の貨物列車の通過を待っている、貨物線の鉄路が佇んでいます。そんな感じで対岸に到着。カメラを構えます。
狙うのは8075レ。臨時扱いですが、水曜日と金曜日に設定されている他、機関車運用の都合からか、月曜日にもDE10の単機が入るようです。あと1時間ほどで正午ということもあり日は高く、流れていく淀川の大きな流れに目をやりつつ、待ちます。途中、散歩をしているらしき地元の方としばしお話を。曰く、この赤川鉄橋にわざわざ来るというのはなかなかの「通」だそうでww どうやら地元にも馴染んだ貨物線のようです。そこを黙々と走っていく貨物列車、良いですね(・∀・)
そろそろかと思ってもなかなか来ず焦り始めた頃、期待を裏切らず列車(といっても単機ですがww)はやって来ました。8075レ、DE10 1054単機。運良く原色のDE10です。彼方からゆっくりと近づいてきます。橋は長いのでシャッターチャンスは幾度となく訪れ、十分撮り切ったと思われる頃、幽かに感じ始めた振動と共に、機関車はのんびりと私の脇を通過して行きました。百済側は長い築堤の直線となっていて、逆光の中をDE10が去ります。単機といえども、実に満足の行く撮影でありました。
・@神崎川橋梁
次の87レはコンテナを満載してくることがほぼ確かで、それゆえに何処で撮ろうか色々と迷ったのですが、やはり少し時間があったので、昨日行った神崎川の橋梁へ再び向かうことにしました。ちなみに帰りに赤川鉄橋を戻った際、歩数と通過時間をはかってみました。結果、766歩・6分27秒。やはり結構長いですね。さて、それにしても今日は暑い。帽子を忘れたのはなかなか痛い失敗で、炎天下を40分ほど歩くというのにはさすがに疲弊。ところで途中にあった公園にはEH10 61が静態保存されていました。「マンモス機関車」といわれた国鉄電機のようで、なかなかの貫録でした。調べてみたところどうやら保存車はこれのみのようで、偶然にも目にすることができたわけです。
ようやく神崎川に出た頃には既に汗だく。淡路から下新庄まで一駅乗っても良かったのですが千里線沿いをそのまま歩いてきました。そして昨日の場所へ。もっと橋に近づいて撮影できる場所があったので今回はそこで撮ります。しかもちょうど木陰になっているので、結構快適。カメラをセットして、待つことしばし。暑い日差しの中を定刻にやって来たのは、DD51 1802号機率いる87レ。原色に期待を寄せていたのですが今回は更新色でした。とはいえ編成は申し分なく、十分満足の行く出来となったので良しとしましょう。撮影は無事終了であります。
城東貨物線、また会う日まで。
・下新庄→淡路→十三
さて、これから空港に向かいます。14時30分伊丹発なので、何だかんだで丁度良い時間となったわけです。
・十三→蛍池→大阪空港
十三で宝塚線の急行に乗り換え、さらに蛍池でモノレールに乗り換えます。モノレールは危うく門真市行に乗り込みそうになりましたが何とか回避ww そして無事空港に到着となったのでした。
・伊丹→羽田
JL120。落ち合った後、しばらくまったりして帰途につきます。機中は爆睡してて、気がつけば着陸間際。本当にあっという間ですね。羽田からは私は東京モノレールなるものに初乗車。空港快速はタッチの差で逃したので残念、次の区間快速で浜松町へ向かいました。その後は代々木へ。
代々木・・・即ち、夜は某会でしたww
そんな感じで、短い間でしたが、撮影を兼ねた大阪・京都滞在はこれにて終幕です。
写真:城東貨物線87レ@赤川鉄橋(吹田(信)〜放出)
単機でのんびりと橋を渡るDE10。
2440文字
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