関西地域研究 3日目
2007年5月23日 鉄道と旅行
旅行も中盤に差し掛かって参りました、3日目です。本日は東大寺を観光した後、大阪まで出てから、阪急で京都まで戻ってくるという旅程です。こういう機会でないと関西の私鉄に乗ることもそう無いと思われるので、今回は私鉄重視。近鉄時刻表を眺めてても面白いように、私鉄には私鉄の魅力があるものです。
明日はトロッコ+川下りという山場です。
写真:SLスチーム号@梅小路蒸気機関車館
構内の線を1往復するスチーム号。C62の2号機がトロッコ車両を牽引します。
3496文字
・@東大寺朝はまず東大寺を観光します。8時半前ではさすがに修学旅行の団体もいないだろうと踏んでたら・・・普通にいましたorz たださすがに昨日の法隆寺ほどの人出ではなく、ある程度は空いていた感があります、あくまで昨日と比べたらの話ですが。境内は順当に大仏殿を拝観。まぁ良くこれだけの大仏を造ったものです。参道ではシカがうろうろ・・・見たり撮ったりする分には良いのですが、フンとかを踏むとさすがに萎えますねww
・近鉄奈良1002→鶴橋1035さて、案外早く東大寺観光が済んだので、予定よりも30分ほど早く奈良を去ることにしました。バスで近鉄奈良まで戻り、快速急行に乗って鶴橋まで出ます。改めて思いますが、ICOCAは便利です。奈良交通のバスでもそのまま使え、無論近鉄でも然り。ICカードといえば、Suica・PASMO・ICOCA・TOICA・PiTaPaなどが混在してますが、結局首都圏と関西で考えた場合、JRではSuicaとICOCAは相互的に使えるので、ICOCA+PASMOという組み合わせが万能となるようです。とはいえこういうシステムを作った以上、将来的には全てを統合するべきでしょう。さて、快速急行は生駒を出ると鶴橋までノンストップです。生駒山を越えると石切という駅を通過、この辺りから遠くの車窓に市街地の風景が広がってきて、そのまま座ってるとほどなく鶴橋に到着です。
近鉄奈良線快速急行
・鶴橋1041→玉造1042・玉造1048→大阪1101すぐにやってきた環状線の電車に乗り込むと、やがてTup氏が乗っていないことが発覚。次の玉造で連絡をとると、「なんか乗り遅れたんだけど」とのこと。結局次の電車で無事に落ち合い大阪へ向かいましたww
大阪環状線 モハ103−400
・大阪1111→新大阪1115新大阪までは一駅。到着後、偶然やってきた下り雷鳥17号を撮影し、駅の中で昼食となりました。再びそばですね、今日はかつ丼と共に。
東海道本線
・@新大阪さて、何故新大阪まで来たのかというと、0系新幹線の撮影です。今夏7月1日よりN700系が新たに導入されそのしわ寄せで0系が運用から退いてしまうようなので、やって参りました。撮影するのは12時4分入線、15分発車の、こだま657号広島行。原色こそ消滅したものの、元祖新幹線の0系はこだま号の運用でのんびりと余生を送っています。やがて入線時刻、現れたのはやはり0系。700系などではもはや見られないあの丸い顔は、愛嬌があって良い感じです。停車時間は10分あまり。対面の時間はあっという間で、列車は定刻に新大阪駅を後にしました。最後の列車まで頑張ってほしいものです。
・新大阪1222→大阪1226その後は再び大阪へ移動。ここでしばらく時間があったので、明日の嵯峨野トロッコ列車の指定券を確保しておきました。当日のみ発売される「ザ・リッチ」という座席(窓無し・透明天井)もあるのですが、果たして当日取れるか否かリスクが大きかったのでこちらの可能性は断念しました。
東海道本線 モハ207−1033
・梅田1310→桂1345その後阪急梅田まで移動。ここからは阪急特急にて京都まで移動します。聞いていた通り、梅田駅のターミナルは圧巻・・・整然と並んだホームにマルーン色の電車がひっきりなしに到着しては発車していくという様はそう日常的に見られるものではないわけで、「ぉー(・∀・)」という感じ。こういう終着駅のスタイルは何とも外国的ですね。あとは十三までの6線区間も圧巻・・・京都本線・宝塚本線・神戸本線が並んで走るというのはなかなか壮観で、確か淀川を渡る橋梁をどこかの展望台から俯瞰撮影できた気がしますが、今回は時間が無いので割愛。車中では寝たり本を読んだりで気がつけば桂。大宮に向うのでここで普通に乗り換えます。
阪急京都本線特急
・桂1346→大宮1353・大宮1359→西院1400で大宮で一旦降りたのですが、西院の方が便利ということで一駅引き返しました。
阪急京都本線普通・準急
・西大路四条→梅小路公園前地上へ出ると昨日と同様なかなかの気温の高さ。西大路四条というバス停から205系統というバスに乗車します。そして目的地は梅小路公園前、要は、梅小路蒸気機関車館ということであります。
市バス【205】
・@梅小路蒸気機関車館まず初めに感想から・・・率直に、期待以上に面白かったと思います。漆黒の機関車の数々が鎮座する扇型の機関庫も、スチーム号も、展示も、全くもって充実していました。静態保存の機関車は機関室に実際に入れるというのも大きな魅力ですね。模型も資料も十分に楽しめます。さすがはJR西日本の直営ということでしょうか。あとは構図的にも、班のテーマ的にも、ここが最適だったので、再び集合写真を何枚か撮影しました。それにしても良かったですね。今となってはイベント的な一部のごくわずかの運転となりましたが、かつて鉄道輸送を支えてきた蒸気機関車を改めて知る良い機会となりました。蒸機の歴史を後世に伝えゆくという使命を帯びた高度な博物館といえるでしょう。
・梅小路公園前→京都一旦バスで京都まで出ます。
市バス【205】
・京都→三条京阪そして今日と明日の宿へ。駅から至近なのが嬉しいところです。昨日と同じく、着くとすぐに風呂へ。部屋は思ったより広く、食事もそこそこでした。
地下鉄烏丸線・東西線
・@京都タワー夜間外出はzitrone氏らとともに京都タワーへ行ってきました。まぁ夜景を撮影してみたく思ったので。タワーは131m、当然ながら京都市街を一望できるわけで、色々と撮ってました。ガラスの映りこみがやや厳しかったのですが、そこはなんとか頑張って撮影。往来に自動車の光跡が糸を引いたように流れていく様はどことなく情緒的です。あと特筆すべきはここの社長と遭遇したことでしょうか。色々と現状調査を行っていたようです。帰りはコンビニに寄って2リットルの水を買って帰ったのですが、宿に着けば地獄が待っていたわけで・・・どうやら1分遅刻していたらしいんですね、私は21時10までと勘違いしていたのですが、それが大いなる誤りで、本来21時ちょうどまでのところを21時1分に着いたようなのですよ。で結局、腕立てを100回やらされました。50回過ぎで一休みしたのが間違いで、それから先が真の地獄。腕が上がらないww そんなわけで帰った後は散々でした。
明日はトロッコ+川下りという山場です。
写真:SLスチーム号@梅小路蒸気機関車館
構内の線を1往復するスチーム号。C62の2号機がトロッコ車両を牽引します。
3496文字
コメント