秩父鉄道 Part 1
さて、いよいよ11月も中旬であります。文化祭も終わり、しばしまったりとした秋のこの時期、ふと小旅行に出かけてみたくなったので今日は秩父鉄道に行ってきました。首都圏から2時間弱という近さですが、SLが走り、そして自然豊かなローカル線の雰囲気を存分に堪能できる恰好の場所といえますね(・∀・)

池袋→西武秩父
早起きして池袋7時6分発の快速急行に乗車。そういえばちょうど1年前、鉄研の打ち上げ旅行で乗った時は秩父鉄道直通の寄居行きだったので4000系という快適な車両でしたが、今日は黄色い301系。終点の西武秩父までの所要は1時間40分ほど。まぁずっとロングシートですね。池袋線内は快調に飛ばし、そして飯能で方転。ここからは秩父線なわけですが、それまでとは一変して駅間も長くなり、沿線の風景も変わってきます。山肌に沿うようにくねくねと進み、正丸という駅を過ぎると長いトンネルへ。地図で見ると一直線に山を貫く形になってます。トンネル内に信号場らしきものがあり、ここでレッドアローと交換。再び動き出ししばらくするとようやくトンネルを抜け、芦ヶ久保。山を一つ越えたということですね。で、それからまもなく西武秩父に到着です。

@影森〜御花畑
さて、早速ですが御花畑駅の踏切脇から鉱石列車を撮影します。影森を8時50分過ぎに発車する列車で、デキ100形が石灰石を満載した貨車を引っ張り通過していきました。

御花畑→親鼻
その後長瀞近くの荒川橋梁へと向かうべく、親鼻まで移動します。1000形でした。車内はくたびれた青いモケットなどがなかなか良い感じです。大野原を過ぎるとまもなく左手に貨物取扱の武州原谷駅が見えてきます。ところで秩父鉄道のセメント輸送は残念ながらこの春をもって終了となったらしく、同駅構内には余剰となった大量のセメント貨車が留置されてました。途中黒谷で下り貨物と交換、同時に先ほど撮った上り貨物を抜かし、その後親鼻に到着。

@荒川橋梁
親鼻駅から歩くこと10分弱、荒川が見えてきました。そして河原へ。ここからもう少し下流へ向かうと景勝地の長瀞があります。さて、有名撮影地であるこの荒川橋梁ですが、とりあえずしばらくここでのんびりと撮影することにします。普通列車は5000形、1000形、西武から直通の4000形、あとは急行秩父路として活躍する3000形も通過していきました。元165系の3000形ですが、今月25日をもって引退するようです。後継は6000形、西武の新101系だったとのこと。とはいえ、未だ譲渡された旧国鉄101系である1000形が現役で活躍しているというのは嬉しいですね。ところで河原に着いた直後、先ほど黒谷で抜かした貨物が通過してしまいこれを逃したものの、その後運良くもう一本、上りの鉱石列車が渡ってくれました(・∀・) 小ぢんまりしたデキが石灰石を積んだヲキの長大編成を牽いていく・・・なかなか良い感じの風景です。

写真:鉱石列車@親鼻〜上長瀞
青空の下、荒川橋梁を長編成が渡る。

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