暗譜考

2005年12月19日 日常 コメント (3)
暗譜考
実は27日にピアノの発表会なるものがあって、まぁその暗譜練習をしていたわけです、今日は。さて、暗譜・・・さすがに何回も弾いた曲なので完全に見ないで弾けるかと言われるとそれはまた違うわけであります。もちろん旋律は全部覚えているのですが、いざ楽譜無しで弾いてみると、難しい。所々詰まる。思うに、暗譜というものは相当曲に集中しなければ無理。全部弾いて15分かかる物に集中するのはかなり疲れる。いや、弾いている時は全く他の事を考える余地を作ってはならないような気がします。ある一フレーズが終わって、「ほっ(・∀・)」と感情が一息ついたその瞬間、場合によっては集中に空隙ができてしまって無駄な物が脳内に流れこんでくるような気がします。そして詰まる原因はここにある。そもそも暗譜というのもは次々に勝手に手が動いて音が出てくるもので、次にどの鍵を叩くのかなどということは考えない、というか考えられない。おそらくいちいち全ての音を覚えてるわけでは無いです。それまでの流れを汲んで次の音が湧いてくる感覚を覚えます。いやまぁ実際には音を覚えてることになるのかもしれませんが、私は音を考えてはいない。なので、仮にある小節のある所からなどと言われると流れが無いので弾こうにも弾けない。そしてこういった感じの暗譜において最も恐ろしいことは、途中で詰まること。詰まったが最後、終了。ごく軽い場合はかろうじて再開できることもありますが、たいていはそのまま止まって、正しく弾くべき音が何なのかも次に何の音を弾くべきなのかも分からなくなって脳内が真っ白に。これは最悪・・・再開すら出来なくて音が何かも分からなくなるという痛い状況に陥ることに。で、たいていそのように詰まる危険性をはらんだ箇所というのは、簡単な音の組み合わせでゆっくりちまちま進んでいく所、あるいは休符。つまり集中に隙間が非常に出来やすい。特にゆっくり音が進むと次の音を考える余裕が出来るので、そこで考えると止まる。何も考えずに流れを汲んで進むというのは、遅くて単純な場合は難しい。休符も同じ。一方、バリバリ伴奏もあってガンガン弾くところは、全体が共鳴して次の音を湧かせる感じがして実は楽だったりする。まぁ色々と練習してなんとか詰まらないようにはなりました。まぁ集中の空隙を作らないことだと思うのですが、かえって曲にのめりこみすぎると、ある瞬間、一体自分が何をやってるのか分からなくなって止まる、ということもたまにあったりするのでこれも恐い。この緊張が難しい。

・・・暗譜について一気に書き殴ってしまった・・・
・・・暗譜考とはいえなんか良く分からない日記になった・・・まぁいいか

まぁあとは、写真:
寝台特急出雲@出雲市
確か2年前の冬、鉄研旅行で山陰行った時のものです。素人だったので写り悪い・・・むしろこの写真upしたのにはそれなりの動機があって、出雲廃止決定が下ったようなんですね、実は。非常に遺憾・・・鳥取県島根県は西日本のこの決定に反発しているようなのですが・・・存続を願いますよ、ホント。

1307文字

コメント

piasima.com
piasima.com
2005年12月21日0:55

>おそらくいちいち全ての音を覚えてるわけでは無いです。それまでの流れを汲んで次の音が湧いてくる感覚を覚えます。

確かに。一度止まると詰まる…

nophoto
アシタカ
2005年12月21日10:16

私も繰り返しのある曲でなんか別なことを考えてしまった瞬間に、自分が今1回目か2回目かが解らなくなることはよくありますw

くはね
くはね
2005年12月23日13:33

繰り返しだと確かにそういうのはありますねwww

知らぬ間に20000行ってました(・∀・)

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